■小澤征爾 | ryujiの気ままなブログ

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関係者やコラムニストによる小澤征爾の追悼文が続いている。感銘を受けるようなものばかりで、どれも生前の小澤氏の人柄を彷彿とさせる。今月下旬発行の月刊誌あたりが最後の追悼文があらわれる頃でしょう。

 

私は完璧なオンチで音楽素養などない者なのですが、小澤征爾の英語についてはむかしから関心を持っていた。英語に対する私の考えが具現化されているからです。小澤征爾氏の英語は一言でいえば『ヘタ』です。いわゆる流暢な英語を話す方ではありません。

敗戦後の日本。1959年に指揮者修行のため西欧に飛び出した。どんどん腕を磨き、欧米の名門オーケストラを率いて名演を披露し評判を呼んだことは誰もが知っていることでしょう。そんな彼の英語が『ヘタ』だなんて不思議ではありませんか。

音楽や競技、工学などなどはどれも世界共通「言語」であり、言語を介さず交流がおこなえるという特徴がありますが、国内外の演奏家たちを束ね、オーケストラをまとめ上げる能力は英語が流暢かどうかで決まるものではありません。話す内容がキーワードです。小澤征爾の汗を飛ばして振るタクトと個性が演奏家たちに何かを気づかせるのでしょう。

以下に掲げた小文も追悼のひとつと言えます。こういう英語に萌えます^^。

                            Seiji Ozawa

                    His passionate conducting impressed the world

The role he played in the development of classical music across national borders is immeasurable. He will be remembered by many fans as a Japanese conductor who moved and exited people around the world.

Conductor Seiji Ozawa has passed away. He was 88. He served as music director for the prestigious Boston Symphony Orchestra in the United States and the Vienna State Opera, considered the world’s greatest opera house. He also performed with top-class orchestra such as Berlin Philharmonic.…… 【From The Japan News, Feb 11, 2024】

 

戦場で戦友の話す英語がたどたどかしくては話は別でぶっ飛ばされるハズですけど。それでも必死に戦えば友情が生まれる。

短尺動画を貼り付けました。フィンランド民謡です。言語ってほんと面白くてしかたありません \(^^)/

https://www.facebook.com/reel/226015617234254