おどろきのサプライズ
富士山世界文化遺産
20カ国中19カ国が採決前に発言を求めその価値を言葉にしたそうです。 登録が絶望と見られていた「三保松原」は諮問機関の勧告を覆して認定されました。
さて
ここからは個人の妄想ですが、なぜ「三保松原」は登録できたのでしょうか。
正確な資料と、最後まで諦めなかった情熱、そして語学力のあるスタッフの存在があったのではないでしょうか。
今回の快挙からさまざまな思いが膨らみます。
2020年夏季オリンピック開催地をめぐりさまざまな努力が行われていると思います。国の威信を示す政治力が必要な事はいうまでもありませんが、正確な資料と、最後まで諦めない情熱、そして語学力のあるスタッフの存在はここでも必要になるでしょう。
尖閣諸島(沖縄県)、竹島(島根県)が歴史的に国際法的に日本の領土であることは疑いありません。政府の有識者懇談会は対外発信を強化せよと報告する予定だそうです。外務省のＨＰを読んで誰が心を動かすでしょうか。冒頭で「Senkaku Islands are territories of Japan」となぜ言わないのでしょう。「領土問題はない」という政府のロジックはまちがってはいませんが、国際社会では結論や主張をいちばん先頭におかなければなりません。外務省職員は優秀な分析官であり語学力をお持ちの方々なのでしょうが、霞が関文学を脱ぎ捨てて臨まなければなりません。激論しながら和を持って尊しと哲学を改めなければなりません。
