お腹ペコペコ | どこまでやれるかな

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現在、老健に認知症(レビー)の母がいます。

老健での母の様子や働くスタッフの方々を見ていたら、色々と思うこと感じることが出てきてしまい、思い切ってデスクワークの仕事を辞め、介護職に就くこととなりました。

働く日々を綴ります。

月曜日は入浴介助の2回目のOJT研修。

こないだとは違う女性スタッフさんが着いてくれます。

私よりほんの少しだけ年上で、常勤さんなので夜勤シフトもあります。

ご家庭もありながら常勤=正社員で働くのは大変なことです。 
特にこの介護の世界では。

とても気さくで優しい女性です。


月曜日は機械浴はありません。

2階の個浴と3階の個浴が同時進行します。 

私と女性スタッフさんとで2階を担当。

3階は違う女性スタッフさんが一人で担当。

そうです、入浴介助は基本一人で行います。


やることがたくさんあって大変なのに、一日8人ほどのご入居者を一人で介助するのはホントに大変。

ただお風呂に入れればいいわけではないですから。


ご入居者をお迎えに行き、血圧測定、体温測定、洗濯物回収、着替えの服を用意するというところから入浴介助は始まってますから。




初めて、ご入居者の手の指の爪を切りました。

ちょっと最初は怖かったですね。
間違って皮膚や肉を切ってしまわないかと心配でした。


爪は角を切らないよう、スクエアカットになるように切ると教わりました。

角を切ると、巻き爪になる恐れがあるそうです。


でも、そのスクエアカットが気に入らないご入居者もいます。


そういう方には、やんわりスクエアカットを推奨しながら、少しだけ角も切って、
ヤスリをかけて少し丸みを持たせるようにしました。



足の爪は、ご入居者の大勢の方が肥厚していて、介護職には切れない状態になっています。
爪水虫…白癬菌ですね。

この場合は看護師さんに切ってもらうことになります。


また、大体のご入居者が、ヒルドイドクリームを塗ったり、ロキソニンの湿布薬を貼ったりしています。

肌は乾燥して痒くなるし、肩や足腰は、どっかしら痛くなるといった状態だからでしょうね。


塗ったり貼ったりしてから着替えの介助です。


そして、1回1回、お湯を抜いて浴槽を簡単に掃除して、またお湯を張ります。

ご入居者の髪の毛も乾かさなきゃなりません。


なので、なんだかんだで一人の入浴介助に時間が掛かります。


今はOJT研修中なので、人に着いて教えてもらってるので、実質二人でやってることになります。

ですが、OJT研修が終わったら一人です。

一人で個浴だけなら8人入浴介助しなければなりません。

お風呂に入れる以外に、洗濯→乾燥するまでを一人で責任持ってやらなければならないし、ご入居者それぞれの記録もつけなければなりません。

たかが8人、されど8人ですね。


この日は、入浴介助担当のスタッフが、私とあと二人も女性で、三人ともアラフィフです(笑)

このホームではこの辺りの年齢の女性スタッフさんたちは、自ら自分たちのことを「BA」と読んでいます。

つまり「ばばぁ」ということです(笑)

決して卑屈になっているのではなく、面白おかしく言っています。

それがまた楽しいです。


お昼休憩の時も、BAさん達がたまたま揃ってしまって、ワイワイと大騒ぎです。

こういう雰囲気いいですね。

こういう開放的な雰囲気、楽しさは、以前の職場には皆無でした。

入社初日からアウェイ感に包まれ、違和感と不安と緊張しかありませんでした。
古株の人間が排他的ムードを醸し出していて、ホントにやりにくかったです。


でも、このホームは、若い20代から中堅の30代、そしてBAと呼ばれる40代以降の層があり、上手く融合していい輪を作っているように感じます。



一日入社介助を終えると、お腹がペコペコになりました。

一生懸命働いて、お腹が空くのって、なんか健全でいいなぁなんて思いますね。


あぁ、自分の母を私が入浴させたいなぁって考えてしまいました。


母さん、老健で丁寧にお風呂に入れてもらってるかな…。

なんか心配。

母さんの顔が見たくなりました。