2023春アニメ 観たもの総括 | はやてのブログ

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しがないオッサンのしがないたわ言

2023春アニメも終了し、夏アニメがはじまっている。

 

個人的に観続けたものを総括してみよう

 

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「僕の心のヤバいやつ」 

春アニメで一番ハマった作品。

原作は揃えるし円盤も買ってしまうほど。

原作は原作で面白いのだが、アニメはその限られた話数の中での再構成が素晴らしい。無理なくまとまっている。

作画も文句なしで、「お隣の天使様、、、」が作画的に微妙だったのと対照的だ。

とにかく山田がカワイイ。そう見えるのは羊宮妃那の演技によるところが大きい。石見愛菜香といい、若い声優さんの演技力がすごい。

2期は来年1月から放送。実質分割2クールだが、とても楽しみだ。次も盛り上がってくれるだろう。

 

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「推しの子」

 

今期の話題作。初回90分放送、主題歌3億回再生など話題に事欠かない作品だ。一方、ネガティブな反応もあったが、被害者個人の感情を社会全体で同期して表現の自由を損なうのは違うと思う。もちろん被害者にも表現あるので発信は自由だ。また誹謗中傷は論外だ。

こちらも原作を揃えてしまった。とにかく面白い。

私は基本的に原作派で、アニメはどうしても制約から原作を超えられないと思っているのだが、「推しの子」は原作の表現を超えてきた作品だと思う。

特に黒川あかねがアイを模倣するシーン。

エンディングの入りもアクアの表情も一連の流れは鳥肌ものだった。ここでも石見愛菜香の演技がさえていた。

 

2期制作決定らしいが、こちらは前評判と違ってすんなり決まらなかったということだろうか?

原作の方はさらに物語が進み、楽しみでしょうがない。主題歌が2期で変えられるのだろうが、少し勿体ない気がする。

 

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「機動戦士ガンダム 水星の魔女」

 

分割2クールで最終回を迎えた「水星の魔女」

 

おもしろいかどうかで言えばとても面白かったと言える。

が、それがガンダムかどうかというと?となる。

 

いろいろと新世代、というか世代交代のガンダムだという制作側の意図もわかるのだが、その一方で従来のガンダムのわかりやすい要素や記号を都合よく使っているところに、話数も少なさもあって限界を感じる面はあった。

 

ラストもいろいろと強引なところもあったと思う。

 

水星の魔女に関してはまた別に書きたいと思う。

 

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「山田君とLv999の恋をする」

最終回はちょっと駆け足な感じもあったが、きれいに終わっていたと思う。絵的にも原作に近い描き方ができた作品だった。

 

原作の方は2人が付き合いだして、色々と障害が出てくるも、仲を深めていくので面白いのだが、2期があるかどうかというと微妙だ。アニメにするにはちょっと弱い物語かなとは思う。

でも原作は買った。

 

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「事情を知らない転校生がグイグイくる」

ラブコメというには主人公が小学生ということで幼い感じなのだが、そこは反対に脳天気な感じで、現実的なイジメが薄まって良かったのかもしれない。

この作品も原作を揃えた。

物語が進むにつれてイジメていたクラスメートもみんないい人になっていくのは、成長する証なんだろうか。

こちらはアニメ化した後の方が面白くなっていくので、2期もあればと思うが難しいのだろうか?

 

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「スキップとローファー」

この作品もとてもおもしろかった。この年代特有の空気感というか雰囲気をよく現わしていたと思う。

 

なにしろ主題歌が良かった。個人的には春アニメではベストだった。今でも聞いている。

 

原作も揃えた。原作ももちろん面白いんだけども、アニメは大きく違わないんだけども、どっか違う気がする。何がと聞かれると困るのだが、ニュアンスの違い的な?

こちらもアニメ後の物語が面白くてしょうがないのだが、2期をやるにしてももう少し時間がかかるだろう。

 

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「江戸前エルフ」

不思議な雰囲気を持つ作品だった。

とくに大きな事件やイベントがあるわけではないのに、毎週欠かさず観てしまう、という作品だ。

原作も買ったのだが、積極的に買ったわけではないのだが原作もなんだか読ませる魅力のある作品だ。原作を読むとアニメがかなり忠実に作られているとわかる。その世界観とか、いつか来るであろう別れの時の漂わせ方とか、雰囲気が非常によくできていると思う。

 

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「君は放課後インソムニア」

アニメもおもしろかったのだが、原作を読んだらもっと面白かった。この作品は原作の方が上だと思う。アニメはどことなく「間」の取り方がチグハグな感じがする。セリフも動きもないシーンでの描き方が、原作を再現してるようでできてない感じ。

漫喫にて全巻読破。ヒロイン曲も原作の方がもっとカワイイし、作品の雰囲気もいい。現在も連載中だが、物語は佳境を迎えていて目を離せない。買うべきだろうか、、、

 

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「天国大魔境」

物語もおもしろいし、作画はトップレベル、声優も文句なし、それゆえにあのラストは、連載中で話数の制限もあるので仕方ないのは承知の上で、あまりに消化不良過ぎる。

 

2期が確約されてない上での制作だろうから、あのラストも致し方ない所も理解するが、それでも12話全話としての作品単体として観た場合、本当にあれで良かったのか?とは考えてしまう。

 

むしろ、どういう作り方をしても連載中の作品、しかも謎の多い冒険劇は消化不良になってしまうのかもしれない。

2期があれば評価ももっと上がるだろう。

 

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「お隣に銀河」

こちらは一応最後まで観たという作品だ。

ラブコメとしては前述した「僕の心」や「スキロー」「インソムニ」に比べると物語の盛り上がりも、キャラの魅力も比べられない。

こちらも原作は読んだ。原作もアニメよりはましだが、やはりちょっと弱い。面白くはないとは言わないけども、魅力という点では落ちるかな。

 

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図らずも2023春アニメはラブコメが多くなった。そして原作を多く買ったシーズンとなった。その意味では豊作だったと言える。話題作も多かったが、意外なダークホースの人気もあって大変楽しめた。