毎度ご来店いただきありがとうございます。
いやいやいやいや(笑)
降りましたね~多分10年ぶりぐらいの大雪ですかね。
北東北とは言え普段は降雪量の少ない八戸ですから一度に沢山降ると交通インフラなどは麻痺状態になってしまいます。
雪国の人は東京に雪がちょっとでも降ると全国ニュースで大騒ぎするのを見ると「いやいやそのぐらい笑」って思うでしょうが、普段無いところに降るとそうなるって事なんですよね。
八戸の場合も同じ事が言えて、こうなると必ず言われるのが「八戸は除雪が下手」という話。
確かに青森市や津軽方面に比べたら下手なのかも知れません。
でも、考えてみてください。
そもそも毎日除雪作業をしている人のほうが上手なのは当たり前の事。
しかも除雪に使う重機の仕組み自体が違う上に台数も全然少ないのです。
除雪に特化した重機を使って除雪のプロがやっている訳では無い八戸ですし、それに係る予算だってもちろん少ないのですから、仕方ないですよ。
あちこちから文句ばかり言われながらも徹夜作業で道路を確保すべく頑張ってくれているのですから「ありがとう」って思いましょうよ。
…って大雪が降るとそう思います。
滅多にない事ですからね。
さて、話は変わって新紙幣の話です。
今年7月から紙幣が新しくなりますね。
福沢諭吉さんに変わって渋沢栄一さん。樋口一葉さんに変わって津田梅子さん。野口英世さんに変わって北里柴三郎さんがそれぞれ新しい肖像となります。
色のイメージは今までと同じで1万円が茶系、5千円が赤系、千円が青系の感じですが個人的には千円札の裏のデザインに葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」が採用されたのがなんか嬉しい。
皆さんご存知あの北斎の波のやつですよ!
海外でも高い評価を受けているそうで、いかにも日本らしいデザインですよね。
新紙幣の導入は主に偽造防止のために最新技術を使って大体20年周期で改刷されているそうです。最新技術で偽造防止はいいのですが、それによって困っているのが券売機の事です。
今の機械は新紙幣には対応できないので7月以降何らかの対応が必須です。
いや、現在も2021年に発行された新500円硬貨は使えないので手作業で交換していますが、実際まだ新500円玉が使えない自販機やコインパーキングって結構ありますよね。
実際、うちの券売機でも対応するようにコインを識別する部分だけを交換するにしても10万円以上かかるらしいですし、まだそれが使えなければ営業に支障が出るわけでも無いのでそのままですが、流石に千円札が使えないとなると大変です。
このタイミングで券売機の業者さんが営業に来ますが一応見積もりをもらうと高額紙幣対応機でおよそ200万!
キャッシュレス決済対応機になると更に高いですし、タッチパネル式なんて300万オーバーですからね(笑)
ただ、レジ作業に時間を割かれるのを考えるとやはり券売機は便利です。
レジはお客様と交流するチャンスでもあるのでそれはメリットも多いのですが、ラーメンやファストフードは会計数も多いですし小規模店ならなおさらです。
一回の会計にかかる時間で何枚丼を洗えるか?って事ですよね。
自治体によっては券売機更新費用の補助金制度を打ち出しているところもあるとか。
うちの店では新しい券売機は買えないので必要最低限の部品だけ交換してもらって対応する予定ですがそれにもかなりの費用がかかります。
最新の技術で偽造防止しながら今までの機械でも使えるようにしてくれたらいいのになぁ…by店長きむら