のすけ通信 2023 4月 Vol.147 |   らーめんふぁくとりーのすけのブログ的なこと

  らーめんふぁくとりーのすけのブログ的なこと

   ~いっしょうけんめいやってるんですけど~

毎度ご来店いただきありがとうございます。

 

いやー。WBC盛り上がりましたね~。

 

いまだに世界一の興奮冷めやらぬと言いますか、すべての試合がドラマティックで素晴らしかったです。

 

とは言え、私は野球もサッカーもラグビーもそういう時しか見ない「にわかファン」なのですけどね(笑)

 

にわかファンとは言え本当に感動しましたし興奮しました。

 

今季は数年ぶりに声出しの応援が出来るようになりましたし、国内リーグも盛り上がるのでしょうね。

 

なんにせよ明るい話題は良いことです♪

 

さて、先月の通信にも書きましたが3月に人生初めての講演会をさせていただきました。

 

持ち時間はなんと1時間。

 

あまり原稿みたいにしても「読んでるだけ」になっちゃうな~と思って、前日までに話す項目や伝えたいキーワードをノートに書き出してあとは現場で自分の言葉で話すことにしますがある意味ぶっつけ本番なので少し緊張します(笑)

 

この講演は一般の方も参加できますが学生さんを主な対象としていて、「様々な分野で活躍する大人たちをゲストに招いていろんな職業、いろんな生き方がある、というのを子どもたちに伝え、自分の人生を考える材料にしてほしい」といった趣旨のもの。

 

私のこれまでの人生も波乱万丈といえばそのとおりなので、未来ある若者たちになにか少しでも参考になる所があれば…と思ったのと自分でも挑戦してみたかったのもあったので引き受けた訳ですが、やってみると自分のほうが気付かされた事があったというか…。

 

高校を中退し、運転手として必死に働いていた10代の頃。

 

そして、このままではダメだと思い運送業で独立したのが20代。

 

その後10数年頑張ったけど運送業でやっていくのが厳しい状況になり、思い切って人生の舵を切ってチェーン店のラーメン屋に転職開業した30代半ば。

 

そして、のすけを旗揚げした40代。

 

すぐに震災が起きて津波の被害を受け営業継続が困難な状況になり廃業も考えましたが周りからの支えもあり三春屋で営業再開して10数年…そして昨年。

 

三春屋の理不尽な閉店により退去を余儀なくされ、今のこの場所で営業を再開した50代。

 

これが人生最後の勝負!これから心機一転頑張って行かないと…と思っていた矢先に脳梗塞を発症し入院…。

 

左半身が思うように動かなくなってしまいましたが、多くの方々の支えのお陰で不自由な体のままですが「仕事がリハビリ」と営業を再開し少しずつ体の動きも良くなってきている昨今です。

 

こんな人生を色々と話してみると、自分の人生を自分が改めて振り返ると言いますか、わかってるんだけど、言葉にして誰かに伝えることにより自分が一番理解するといいますか…。

 

自分の人生を他人に語る。しかも会話じゃなく一人喋りで…って普通無いですよね(笑)

 

今現在も午後3時までの営業時間ですから営業時間はたったの4時間です。

 

ですが、体に無理のない程度に仕事をして笑顔で毎日を送るって今の自分にはすごく大事な事で、4時間の営業時間でもみんなに給料を払って家賃も払ってやっていけるならそれも良いんじゃないか?って考えるようになりまして…。

 

先日ある取引先の社長さんに言われたんですよ。

 

最初にラーメン屋を開業した頃からなのでもう長い付き合いですが

 

「何歳になった?」「何歳までやるのよ(笑)」

 

そうなんですよね。

 

もうそろそろ先の事をね(笑)

 

人生の残り時間って実は思ったより短くてそれも考えに入れた上でどう生きて行くかって言う事が大事な年代になって来ています。

 

もちろんまだまだ若いつもりですけども(笑)by店長きむら