例年この時期、
ゴールデンウィーク
特別企画
を開催してきたのですが
最近、
最新作を追えてない私が
ひとさまにオススメするのも、
何だか
気が引けますし
ドラマの感想自体が、
溜まり過ぎている
今日この頃
というわけで
今回は、
私が完走したドラマの中から、
GWにオススメ
の韓国ドラマの感想を
いくつかアップします。
・・・いや、
「できたらいいなぁ」
くらいにしておこうかなぁ・・・
いつもの通り、
あらすじ&ネタバレなしで、
お届けします
ポンダンポンダン 王様の恋
こんな人にオススメ
映画1本分ほどの長さのWEBドラマで、サクッと、だけど濃密なファンタジー+韓国時代劇の融合を楽しみたい人
いにしえの人々の苦労から、なぜ人は学ぶべきなのかよくよく考えてみたい人
とにかく溌剌としてかわいいキム・スルギと、おちゃめなかっこよさが最高~なユン・ドゥジュンの切ない刹那的LOVEにキュンとしたい人
*ちなみに、
私が、
このドラマを見た理由ですが、
なぜだか、
2023年
韓国時代劇が
マイブームとして
到来中でして
(元々好きなんですけどね)
それで、
「麗 ~花萌ゆる8人の皇子たち~」
を見たわけなんですが...
何と言っても、
長編大作だし、
エンディングがスゴすぎて
ちょっともう
新たなドラマに
入り込める気が
しなくてですね...
(ロスとも
また違う感覚
なんですけれど、
伝わりますかね)
困ったなぁ
と思っていた時、
サクッと見られる
この短編時代劇
に目が留まったわけですが、
なかなかの
正解
でしたね
ざっくり言うと、こんなドラマ
勉強や受験なんて...
と葛藤する女子高生が
タイムトリップして恋をする
数学が
キーワードのひとつ
のこのドラマに倣って
説明しますと、
(ファンタジー+コメディ+青春ラブ)×時代劇
ってところかな
いずれにしても、
大学受験を目前に控えた
女子高生のダンビ
(キム・スルギ)が…
大学受験当日に逃げ出し
ナナント、
朝鮮時代へとタイムスリップ
そして、
王様と出会い
一緒に勉強するうちに...
…と説明すると、
なーんかやっぱり、
麗 ~花萌ゆる8人の皇子たち~
を彷彿とさせる
ストーリーライン
なんですけれど
「ポンダン」の方が、
コメディタッチの
明るい雰囲気の中、
極々シンプルな
ストーリー&ラブラインで、
気楽に楽しめることでしょう
なぜ人は学ぶのか
学問の意義とは
意外と深ーいテーマもあり
上記の説明だと、
なんだか
キャピっとした
女子高生のためのドラマ
(大人が見るのはどうなのよ)
という印象を受けますが...
ヒロインが出会うのは、
ハングル文字を作ったという
かの有名な
世宗大王なので
(₩10,000の紙幣にも
描かれてるんですね~)
学問が、
より良い社会を作るために
なぜ重要なのか
…ということが、
韓国の歴史と共に、
わかりやーすく
視聴者も勉強できますし
何といっても、
机上の勉強だけでなく、
自然とか、
経験から
学ぶことの大切さを...
いにしえの人々から学ぶ
エピソードの数々が、
キラキラと光ってますね
総合的評価
判定保留
(だけど星4.8くらい)
映画一本分(15分×10話)の
WEBドラマなので、
評価しませんが…
このコンパクトさで、
しっかりとした
テーマ性と
エンターテインメント性が
ギュッと詰まっていて、
とにかく感嘆する
韓国ドラマです。
脚本がいいのかなぁ
と考えたのですが、
登場人物の心の動きも
ポップな音楽にのせて、
きちんと描いているので、
演出も良いんでしょうね
(私は、
このシーンの演出に
度肝を抜かれました~)
と言っても、
もちろん、
この短さなので、
という部分もありましたが
例えば、
何の説明もなく
突然出てきたこの人が
アン・ヒョソプ
だと気づかず
ビックリ仰天~
しかも、
初見では、
一体彼は何の役なんだか
最後までわからずじまいで、
2周目で、
やっと何となくわかったかな
というわけで、
ぜひぜひ
リピ視聴を
オススメします
もちろん、
ヒロイン役の
キム・スルギは…
「ああ、私の幽霊さま」でも、
すごい魅力のある
女優さんだなぁ
と思ってましたが
今回も、
溌剌としてるんだけど、
甘えた声とか、
無邪気な表情も...
か、かわいい~
彼女みたいに、
正統派美人ではないけれど、
(失礼)
独特の存在感と
演技力のある韓国人女優さんが
私、本当に好きです~
ユン・ドゥジュンは…
普通に
カッコ良い
はずなんですけど、
ちょっと
おとぼけ
入ってて、
おちゃめで
好奇心旺盛な
賢い王様って
最高だ~
歴代のイケメン
世子&王様の中でも、
かなりのお気に入りに
ランクインしそうです♪
このドラマ、
WEBドラマだし、
受験生が主人公なので、
基本は、
ティーンズ
をターゲットにしている
と思われますが...
親心の描写もあるのが、
また深いっ
んですよね。
(2周目視聴で、
アボジが密かに
娘を助けていたことに
気が付き涙)
…というのもですね、
実は私、
今年初めて
受験生の母
となるので。
「自分の時は
どうだったかなぁ」
と最近よく思い返したりします。
(以下、自分語りなので、
興味ない方は、
読み飛ばしてください~)
私は、幼い頃から、
割と勉強は好きだったし、
努力すれば報われると
信じていたので、
(でも、大人になって、
必ずしもそうではない
と知るわけですが)
そういう意味での葛藤は
少なかったかな
ただ、
早く自立したかったので、
大学進学は迷いました。
(幼少時から、
親に振り回される人生に
嫌気がさしていたのでね)
どうしても
と、両親に説得され、
父が進学したかった大学に
進学したけど、
全く勉強せず~
でも、
机の上の教科書からは
学べないこと。
例えば、
仲間と
歩道橋から見た
朝焼けが美しいこと
とか、そんな
無為な時間が
人生の学びそのもの
だったんだよなぁ
としみじみ
恵まれた環境で、
かけがえのない人生の友達と
出会えたので、
大学に進学して良かった
と今は親に感謝しています
その一方で、
今の仕事の資格をとるために、
結局、大学に入り直したので
つまり、
勉強する意味を
自分で見出さないと、
結局身につかないと
知っているので。
「勉強する気ないなら、
お金かけないし、
何なら早く
社会に出ても良いんだよ」
と今年受験生の娘には
言ってます(笑)
…と言ってますけどね、
海外で過ごした
私の高校生活は
葛藤が多かったので
娘には、
ただただ
高校生らしい青春を
楽しく送って欲しいなぁ
と願う気持ちも
あるんですよね
(嗚呼 心乱れる受験生の母)
・・・と、まぁ、
短編ドラマの割には、
個人的経験も含めて
語り過ぎましたが…
(スミマセン)
とにかく、
時代劇特有の権力争いとか、
闘いシーンが
少ないので
韓国時代劇ドラマなんて、
長いし、
難しいし、
興味ないわ~
という時代劇初心者の方に
全力でオススメしちゃいますし
あるいは、
多忙な新年度スタートの
疲れた頭でも
爽やかに
キュンとしつつ
感動もできちゃう
稀有な時代劇ドラマでもあるので、
GWの一品に
全力でオススメします~