ここのところ、
考察系のドラマ&記事が続いたので
脳みそが沸騰しそう
でして~
前回の
「私の解放日誌」の考察記事
の続きは、
また語る予定ですが、
少々寝かせた方が、
良い発酵具合になる
と思うので
一旦、このブログの
通常営業
に戻らせて頂きます
さてさて、
今回ご紹介するドラマ
「韓ドラドラクエ支部」
(=韓国ドラマとドラクエを
こよなく愛する会)
のこまさんと
リアタイ中
Twitterにて、
随時話し合っていたこともあり、
こまさんの
綿密で素晴らしい感想と
私の感想もほぼほぼ同じ~
なので、
書かなくてもいいかな
と思っていたんですが…
先日、
昨今流行中の
#推しを9人晒すと好みがわかる
私もコソっと
(恥ずかしいので)
でやってみたところ…
はむはむ@reviewby8686ちなみに今回は… 俳優自身の魅力と演技力、そして #韓国ドラマ のキャラどちらにもキュン死に😍 という基準で選びました👍 大きめ画像がベスト3かな~😍 好みバラバラですね😅 迷いに迷った次点は #キムスヒョン… https://t.co/hPwx28WT8g
2022年06月08日 18:14
ナ、ナント、
自分でも思いがけず
ランクイン
を記念して、
このドラマの魅力を語ろうかなぁと
いつもの通り、
詳しいあらすじ&ネタバレなしで、
お届けします
王女ピョンガン
月が浮かぶ川
【こんな人にオススメ】
韓国時代劇ドラマなんて、難しいし暗いし怖いしと敬遠してきたけど、愛と戦いのほどよいバランスのあるストーリーなら見たい人
様々な形の父子の葛藤や愛に憤慨したり涙したりしたい人(特に、高潔な士カン・ハヌルにときめきたい人)
気高く美しく強い王女のキム・ソヒョンと、オトボケなキャラから、男らしい戦士へと成長するギャップに萌えるナ・イヌのラブストーリーに感動したい人
※私がこのドラマを見た理由は、
ひとつは、
「哲仁王后」で
カッコ良かった
ナ・イヌ主演
というのもあったり…
あるいは、
「チャングムの誓い」
「100日の郎君様」
などなど、元々
韓国時代劇ドラマがかなり好き
なので、今回のNHK放映も、
楽しみにしてましたよ~
【ざっくり言うと、
こんなドラマ】
とにかく女子たちが強いっ
ドラクエ感満載の
愛と友情の冒険物語
古今東西、
「時代劇ドラマ/映画」
=男が闘い、女を守る
というのが定番だと思うんですが…
このドラマにおいては、
女子の方が
精神的に強くて、
賢くて、
気高いんですよねー
ジェンダーフリーな
昨今の世相を
反映した設定なのかも
いずれにしても、
高句麗の王女ピョンガンが、
敵の策略にはまり、
記憶喪失となり…
数年後、記憶を取り戻し、
自分探しと
敵討ちの旅に出るという
愛と友情の冒険物語です。
…つまり、
ドラクエか~~
とファンにはたまらない設定ですね
本格的な戦闘シーン、
歴史描写がありつつも、
どこか現代的な演出が良いんです
以前、
「ヘチ 王座への道」
の感想でも語りましたけれど
私、
時代劇の照明とか衣装には
ちょっとウルサイ
ですよ~
「ヘチ」
「花郎」
「ピョンガン」
と比べて見ると、
このドラマは、
CGなども
うまく使っているのかな
古い時代の暗さの
臨場感
がありつつも、
輪郭がはっきりとしているので、
ちょっとハリウッドの映像のような
スタイリッシュな感じもあり、
個人的には、
そのバランスが好みですね
また、衣装も、
「時代劇あるある」の
薄汚れた感じの民の服ではなく、
草木染めみたいな
自然で美しい色合い
という点も
ぜひ注目してみて下さい~
【(超初心者による)
韓国ドラマあるある度】
韓国ドラマっぽいストーリー:
「韓国時代劇あるある」の
単純な髭じい大臣たちの政局争い…
ではなく…
様々な形で、
父と子の葛藤が、
2代にわたる
権力争いと愛の行方に
複雑に絡み合っている
というのが、
ドラマチックであり、
ちょっと新鮮かもしれませんよ
【総合的評価】
(星4.4)
時代劇定番の
権力争いはありますが、
歴史背景がそれほど
わからなくても、
すんなり入っていけるのは、
主人公カップルの愛が
メインストリーム
だからなのか
いずれにしても、
素敵なラブシーンも多いので、
割と万人に
オススメできる
韓国時代劇ドラマです
私は、
数ヶ月間放置していた(笑)
「花郎」と
同時代の話だったのか~
と気づいてからは、
俄然興味度がアップしました
というのも、
ちょうど、このドラマの
NHKリアタイ放送時に、
ロシアによるウクライナ侵攻が
始まったんですよね。
マクロレベルで見れば、
いつの世でも、
主君や政府が闘いを始めるのは、
「正当な理由」
があるのだろうけれど…
結局、歴史から俯瞰してみないと、
それが真っ当かどうかは
判断できないのかな
と考えたり…
だって、
2つのドラマを見てしまったら、
敵と味方として闘う
「ピョンガン」と
「真興王」(=「花郎」のヒョンシク)
どちらが正しいのか
なんて、わからないんですよね…
あるいは、
ミクロレベルで見れば、
それぞれに、
家族、友人、恋人など、
大切な人がいるわけで、
それでも命をかけて闘う理由って
一体何なんだろう
と純粋に疑問に思いましたね。
キム・ソヒョンは、
「ノクドゥ伝」でも、
賢く可愛いヒロインで、
かなり良かったのですが
「ピョンガン」の方が、
更に強くて(超戦うし)
困難が多い難しい役柄ですが、
見事に演じ切ってますね
そして、
恋人といる時の
女性らしい表情とのギャップに
萌えます
ナ・イヌも・・・
自分を本性を隠して
生きてきたタルが、
少しずつ、
自分の使命や
アイデンティティに
目覚めていく様を
細やかに演じているので、
前任の俳優さんのことは、
全く知らないのに大変恐縮ですが
個人的には、
彼のはまり役だ~
と確信しています。
(高身長で顔が小さいので、
甲冑姿も非常に映えます)
ネタバレになるので、
言えないのが
非常に残念ですが
彼がピョンガンに
「ここ(心)がそう言っている」
と告白する
直前の言葉に
私はキュン死にです~
(というのもあって、
「推し9人」にランクインです)
また、タルの父親役の
カン・ハヌルも…
ひとことで言って、
欲のない高潔な士が
セクシーでして~
そして、
メインカップル揺るぎない愛なら、
サブカップル揺らぐ愛
からも、目が離せませんね~
・・・と称賛しつつも、
マイナス分は…
改めて振りかえると、
ストーリーが
とんでもないのかも
私は、上記の通り、
こまさんと、
きゃー
ドラクエみたい~
と楽しんでましたが、
一般論としては、
むちゃくちゃな展開
でしょうね
特に、
ピョンガンの「記憶喪失」と、
賛否両論の最終回ですね。
ネタバレにつながるので、
詳しいことが言えず、
もどかしいですが
「何者でもない自分」って…
ど、どうなんでしょうね
(追記:詳しくは、
ネタバレありの感想で語ってます)
…と、ツッコミいれつつ
アイデンティティやら、
昨今の政情やら、
愛まで語れちゃう
稀有な韓国時代劇ドラマ
「ドラクエって
いったい何」
って方にも、
「韓国時代劇ドラマって
いったい何」
って方にも、
オススメしちゃいますよ~