前回&前々回、「私の動画配信サービス歴」をまとめてまいりましたが・・・
(ご興味ある方は、こちらにてどうぞ)
少々飽きてしまったので(笑)
今回は、「通常営業」のドラマの感想に戻りたいと思います。
今回のドラマは、以前、こちらでも取り上げましたが
私にとっては、思い出深い韓国ドラマです
いつもの通り、詳しいあらすじは書きません。
こちらのホームページからどうぞ。
ネタバレなしの感想をお届けします
ボーイフレンド
【こんな人にオススメ】
「ザ・韓国ドラマ的設定」だけど、静かな雰囲気の正統派ラブストーリーを見てみたい人
異国情緒あふれる映像や美しい音楽に酔いしれたい人
年下だけど、頼りがいのある男子との恋愛を堪能(妄想)したい人
パク・ボゴムのスーツ姿にキュンキュンしたい人(笑)
※ちなみに、私とこのドラマの出会いは、
昨年「100日の郎君様」NHK放映中にドハマリしてしまい、
「ああ~このままでは、
完全なるロスだ~」
と、次の韓国ドラマを探している時、たまたま、BSトゥエルビで見つけて、視聴しました。
結論から言うと、この出会いは、
幸運だったのでした
【ざっくり言うと、
こんなドラマ!?】
「いかにも韓国ドラマ的設定」だけど、
基本的には、静かーなラブストーリー
「財閥」とか「政略結婚」とか「後継」とか、いかにも、韓国ドラマ的な
ドロドロ感を予感させる設定ですが、
その「定番」はありつつも、
実は、全体的には、
しっとりとしていて、静かな雰囲気のオトナのドラマです。
美しい風景と音楽が紡ぎだす「心の機微」に触れることが出来るドラマ
とはいっても、やっぱり、
「ドラマ(しかも韓国の)」なので、
愛憎とか葛藤とか思惑とか、常に
うずまいてはいるのです。
でも、あからさまな表現ではなく、
キューバや韓国の自然あふれる風景や美しい音楽、ふとした表情やしぐさなどによって、巧みに表現されています。
そういう、想像力をかきたてられるような、
「行間を読む」とか、「心理戦」が好きな人には、たまらないドラマですね。
(逆を言えば、わかりやすい表現のラブストーリーが好きな人には、少々退屈かも)
【(超初心者による)
韓国ドラマあるある度】
「いかにも韓国人」な俳優度:
このドラマは、私にとっては、
2020年韓国ドラマ作目、
つまり、ドがつく超初心者だったので、
パク・ボゴムも、ソン・ヘギョも、
全然知らなくて・・・
だから、第一印象としては、
なんていうか・・・
ざっくり言っちゃうと・・・
すっごく、2人とも白いっ
(個人の感想です。)
・・・って、意味がわからないですね
もうちょっとだけ補足すると、
まず、歯も肌も真っ白というのに、
度肝を抜かれ
そして、この2人が登場すると、
何かもう、役柄とは関係なく、
すごいオーラとかゴージャス感
みたいな空気をまとっていて・・・
「うお~~、これこそ、
『THE 韓国人俳優/女優』だ~」
と感じました。
たぶん、この2人だからこそ、
夢世界に連れて行ってくれると期待があふれるドラマなんでしょうかね~
わめき度:
韓国ドラマは、躁的な言動によって、自己主張する登場人物が多いですね。
そして、このドラマでも、約1名わめく人、いますが
基本的に、その人以外は、
問題や葛藤を自分の中で抱え、耐えている人が多くて、どちらかと言うと、
「うつ病気質」な人が多いという、韓国ドラマ的には、稀有なドラマです。
(スミマセン、ヘンなたとえですが、
私の「職業病」です~)
サブウェイ度:
韓国ドラマ超初心者でも、
「あ~これ、CMか~」
とわかるほど、SUBWAY登場率高っ
30代半ばのお嬢様社長と年下のボーイフレンドのデートが、これでいいのだろうか
新たな種類のお店に開眼
と解釈すればいいのかな・・・
【総合的評価】
(星4.5)
今だから、思い切って告白しちゃいますが、
パク・ボゴムの髪型とか服装とか表情とかのせいなのか
初登場シーンを見た瞬間、
「え”、この人、女性~」
と反射的に回れ右したくなりました・・・
(ファンの方、スミマセン)
でも、さっぱりとした髪型&スーツ姿に変身した後は、恐らく、
アラフォー女子の82%(はむはむ調べ←ウソです(笑))を、
「ああ、こんな頼りがいのある年下イケメンが、ボーイフレンドだったら~」
という夢(妄想)の世界に連れて行ってくれる、
パク・ボゴムのルックス&演技力がすごい
ソン・ヘギョは、恐らく、
賛否両論ある女優さんと想像しますが、
日本では特に、「身近な」とか「ナチュラルな」女優さんがもてはやされる昨今において、
ここまで、「ザ・女優」を貫く姿勢は、個人的には、感嘆に値すると思います
(友達にはしたくないけどね)
映像も美しくて、特に「キューバ編」は、
異国情緒あふれていて、ふたりの心の動きも、
鮮やかに軽やかに見えるようで、
それだけでも、ひとつの映画を見るような価値があります。
そして、主人公カップルを支える人たちも、
いいオトナなんだけど、
心の純度が高くて、
これ以上なく美しい
だからこそ、
「人を思いやること」
「自分を貫く強さを持つこと」
により、
「立場や年齢を超えて、
人の心を動かすことができる」
というこのドラマのテーマを、
より際立たせているようにも感じます。
・・・と言いつつ、マイナス分は、
2人の試練の時の、
ジニョク(パク・ボゴム)のスヒョン(ソン・ヘギョ)に対する、あの言動の数々ってどうなの
(一歩間違えれば、ス〇〇〇〇じゃないの)とか・・・
最終エピソードは、
あれで、ホントにいいんだろうか
(まあ、確かに、わかりやすいけどね)
とかとか、主に、終盤ですかね~
それまで、言葉には表れない
「愛の心理戦」
を楽しんでいた私としては、
少々拍子抜け、という部分も、
あ、ありましたね
いずれにしても、私にとっては、
「100日の郎君様」ロスを癒してくれた思い出のドラマです。