「恋愛や友人付き合い」

 

とは言え、摂食障害だからといって「完全に引きこもっています!」、という人は少ないかもしれませんが。

 

とはいえ対人関係は過食嘔吐を誘引する可能性大。

 

恋愛だけでなく、他人と付き合っていくことって、それだけでストレスに感じることも多く…。多くの方がそうなんでしょうが、ストレスの捌け口が拒食や過食、過食嘔吐だったりしますからね。

 

私の場合よくあったのが、その場は楽しく過ごせていたと思っていたのに、知人と別れた後にムクムクと過食衝動がやってきて、食べずにはいられない状態になるケース。

 

同じ人でも、大丈夫なときもあれば、ダメな日もあり。結局毎回ダメな人もいる。

 

(ただ、その人が原因と思っているわけではないです)

 

そのときの会話の内容や、私の状態もあると思いますが…その時はひとまず楽しいんですけどね。

 

でもあんまり過食のことを考えずに、恋愛も友人付き合いもしていました

 

家を出る時間の1時間前に過食衝動がきて、何とかそれを我慢したものの、結局、帰宅したあと激しい過食嘔吐をしたり…そんなこともありましたね。

 

でも、引きこもっていなかったのが、私にとって良かったんじゃないかと思います。

 

引きこもっていたら、もっともっと重症化していたかも。食べてくたびれて眠って、また食べて…そんな生活だったかもしれません。自己嫌悪になって。

 

ただ、今摂食障害で、家を出ることができない方がいるのなら、無理に外に出てください!とも思いません。摂食障害はきっと治る。風邪のようにみんなが同じ回復をたどるのではなく、個人個人全く違う治り方だけど、治ります!

 

今だけに焦点を当ててしまうのは仕方がないと思いますが、今が全てではない。それを少しだけ、心のどこかで温めておいて欲しいと思います。

 

まず、「仕事」

 

摂食障害でどんな状態でも、仕事は辞めなかった。一度も休まなかった

 

摂食障害の悪化により、飲食業から転職する際も、働きながら転職活動をした。

 

そして内定をもらった転職先に入社するまで1ヶ月弱の期間も、学生時代のアルバイト先にお願いして働かせてもらいました。

 

貯金がなかったわけでもなく、ただ、社会から離れてもっと摂食障害が酷くなるのが怖かったんです。

 

それと自宅に1日いても、きっと過食嘔吐に時間を費やすだけだと思いました。

 

深夜まで続く過食嘔吐や、朝暗いうちから目覚めての過食嘔吐…

 

そんな睡眠不足の状態でも、浮腫みがあっても、仕事は休まなかったし、風邪でも休まなかった。

 

これが万人に良いと思っているわけではありません。時には足を止めて休憩した方がいいこともあると思う

 

ただ私の性格上、仕事を続けていたことは、結果的に良かったのかな?と思います。

 

その時は、意識して摂食障害のためにそうしていたわけではありませんが…

 

しかし正直、楽ではありません。仕事中に過食衝動が起こったりして、それはそう簡単に止められないんですから

 

とにかく時間さえあればインターネット検索し、摂食障害・過食嘔吐の治療に関する情報を探しまくる日々。

 

そして日常生活は、何をどれくらい食べるか?何時に食べるか?に縛られ、過食衝動に怯え、衝動が来たらそのまま飲み込まれて何時間も食べつづける…体重に一喜一憂し脂肪がついた体を嘆く、そんな状態。

 

前のブログの、代表が逮捕された、高額カウンセリングで、利用者の女性を裸にしていたという団体に足を突っ込みかけた私ですが、とにかく今の状況から脱したいと、解決策を模索し続けていました

 

 

 

そこで見つけたのが「ヒプノセラピー」。

 

ヒプノセラピー(hypnotherapy)とは、催眠による心理療法のひとつで、催眠状態に入って自分の内面と向き合い、悩みの原因を探ったり、解決の糸口を見つけたりするもの。普段、私たちが感じているのは「顕在意識」。それに対し、意識していないものが「潜在意識」。ヒプノセラピーでは、催眠状態に入りリラックスした精神状態をつくり、この潜在意識にアプローチするのです。

 

インターネットで見つけたサロンに予約を入れ(赤坂だったような気がします)、1人で行きました。

 

ヒプノセラピーを受けるということも、誰にも言いませんでした。言えませんでした。

 

指定場所、メゾネットタイプの綺麗なマンションに居たのは、男性セラピスト。

 

そのとき私は20代半ばだったように思いますが、男性セラピストは40代に見えました。

 

過食嘔吐で悩んでいること、それを改善したくて予約したことなどを伝え、その後、傾斜の緩い1人用のソファに座るように言われました。

 

後にも先にも「ヒプノセラピー」を受けたのはこのときだけなので、それが良かったのか悪かったのか?正しい手順なのか誤っていたのか?それは、今でもわかりません。

 

「あなたは今、お母さんの子宮の中に居ます。そこは温かくとても心地良い空間で、安心して浮かんでいられます」

 

というような導入から始まったと記憶しています。

 

60分くらいだったのでしょうか?忘れてしまいましたが、最終的に、「過食衝動が来たら、いつも欠かさず身につけていたネックレスに触れると衝動が引いていく。深呼吸をしてネックレスに触れてみましょう。」のようなことを言われ、セラピーが終わったように思います。

 

行ってみたいセラピーに実際に行ったことは私にとってプラスだったと思いますが、結果としては効果なしでしたね。

 

過食衝動が大波でやってきたら、ネックレスを触ったくらいで回避することは不可能。

 

食べることで得られる充足感・幸福感はやっぱりあるので、それに勝つことはできないのです。

 

そこまで期待はしていませんでしたが、ヒプノセラピーで私の過食嘔吐が改善することはなかったです。金額は10,000円くらいでしょうか。

 

ただ人によって、また選ぶカウンセラーの方によって、効果が出ることもあるのかもしれません。

 

私自身、どこか疑って怪しんでいたのも、悪かったのかなぁと思っています。