No.60 パートナーシップと成長のプロセス~依存の段階 | 毎日が極上ハネムーン気分♪

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二度と失うことのない、“至福・喜び・エクスタシーの泉”のような恋愛を成就するため至る方法、情報を、この地球という星に生まれてきた多くの女性に味わっていただくために、惜しみなく、本音全開でご紹介していきたいと思います。

ビジョン心理学で提唱されているのは、まわりの人や自分自身、世界(全体)との関係や親密感を高める進化の道です。

どんな人間関係もユニークで、それぞれが独自の癒すべき課題、気づき、学びのレッスンを経験し成長していきます。

しかしスペザーノ博士が発見したことによると、進化の段階や進んでいくステップというものは、どの人間関係も実は同じだといいます。

だから、たとえ今あなたのパートナーシップがどんな状態だとしても、たとえどれほど泥沼にはまっていても、地獄のような状態でも、その先には必ずよりよい状況が約束されているというわけです。

それでは、パートナーシップにおける成長のプロセスを見ていきましょう。

まず、私たちは恋愛、仕事、対人関係、その他すべての人の成長において、必ず「依存―自立―相互依存」という3つの段階を通ります。

3つの段階を簡潔に述べると、
◎依存の段階
「私なりの愛される秘訣を学ぶ段階」

◎自立の段階
「いかに傷つかないかを学ぶ段階」

◎相互依存の段階
「自立時代に禁止した『依存』をもう一度受け入れ直す段階」

となります。

まず、依存の段階。
☆男女関係では、最初にロマンスのステージというのがあります。
このステージでは、理想の自分像を相手に投影します。
「この人こそが私の欠けている部分を埋めてくれる!」「この人こそが真のソウルメイト!」と思える、最初のハネムーン状態ですね。お互いの違いが大きければ大きいほど、正反対であればあるほど、相手にときめきや情熱を感じます。
後のステップで物事がうまくいかなくなると、「あ~あのころはよかったのになあ」となつかしく振り返るステージです(笑)。

このロマンスのステージでは、まだ愛(成熟した感情でのつながり)はありません。
前に書いた、下心(肉体)で惹かれあう時期です。

☆最初のロマンスの幻想が徐々に薄れてきて、次にくるのがハートブレイクのステージです。
最初にしてくれたように、彼が構ってくれない、優しくしてくれない、一緒にいても楽しくない、相手が自分のニーズを満たしてくれないから傷つく、というステージです。
ここでは、浮気(三角関係)、対立、競争、心を閉ざす、ということが起こります。

☆次にくるのが、犠牲のステージです。
自分はそのままでは愛されない、私って魅力ないんだという誤解から、「こうすれば嫌われない」「こうしなければ、愛される」という犠牲・我慢のパターンを使って、相手から愛されようとします。この、あなたなりの愛されるための秘訣(パターン)は、子供の頃親との関係で学んだものです。しかし残念ながら、「自分はそのままでは愛されない」という無価値観・罪悪感を埋めるためのパターンは、相手との間に溝を作ることにしかなりません。

彼に愛されるようにと、尽くして尽くして、与えまくったところで、逆に彼にうっとおしがられたり、距離を置かれたりして、「いかに愛されるか」を頑張った分だけ、傷つく経験も多く味わいます。
すると今度は、「いかに愛されるか」から「いかに傷つかないか」にシフトしていきます。
「依存の段階」から「自立の段階」へと入って行きます。

つづく。