No.61 パートナーシップと成長のプロセス~自立の段階 | 毎日が極上ハネムーン気分♪

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二度と失うことのない、“至福・喜び・エクスタシーの泉”のような恋愛を成就するため至る方法、情報を、この地球という星に生まれてきた多くの女性に味わっていただくために、惜しみなく、本音全開でご紹介していきたいと思います。

今日は「自立の段階」について書きます。

「自立」といっても、「あの人は経済的にも精神的にも自立していて立派だ」とか、「早く自立したい」とかいう、ポジティブな意味での「自立」とはちょっと違って・・・
その前の「依存の段階」からの反動としての「自立」であり、あまり健全なものとはいえないです。

「自立の段階」は、一人で頑張る、という段階です。
一切の依存(甘さや弱さ)を禁止し、自分の感情を切り離します。周囲の人の感情にも気づかないようにし、コミットメントを恐れます。

他人に所有されたくない、自分のやりたいようにやる、という態度がこの自立の段階の生き方になります。

自立の段階の初期は、「期待のステージ」から始まります。
依存時代に失敗した経験から、「もう被害者になるのはやめよう」、「もう二度と傷つかない」「相手の承認を得るために犠牲になるのは懲り懲り」、ということで、自分だけを頼りにし、個人としての成功・完璧さを目指します。自分自身を無理させてどんどん追い込んでいきます。

この段階にいる人は、誰とも付き合っていないか、付き合っていてもコミットしない、相手に与えるばかりで受け取ろうとしない、中には複数の人と同時に付き合う人もいます。

この段階に入って「いかに傷つかないように」ということにこだわってやってきた結果、さらに傷が深くなり、心は、「もっと傷つかないように」という方向に向かいます。

そして、自分をコントロールし、相手をコントロールしようとします。

ここでは、相手に振り回されてさらに傷つかないように・・・「自分のやり方」にこだわります。
だから、けんかがよく起きます。このステージを「パワーストラグル(主導権争い)のステージ」と呼びます。

いかに自分が正しいかを、相手にわからせようとしますが、結局相手を変えることはできないし、争いにも疲れるし、勝っても幸せじゃない、ということに気づきます。

ここで、「もうどうでもいいわ~」ってなり、何をやっても無駄だ、という感覚に襲われます。
これが自立の最終段階、「デッドゾーンのステージ」です。

デッドゾーンでは、感情的にも、性的にも、または精神的にも死んだような感じをもたらします。カップルとしては感情面ではそれぞれいろいろ感じているのに、お互いにつながっていこうとしない状態になります。倦怠期とか仮面夫婦という言葉がぴったりくるかもしれません。お父さん、お母さんの役割、給料をもってくる人、家事をする人という義務にはまってしまったり、惰性で過ごしたり、燃えつきたような感覚に陥ったりして、失敗感、失望や情熱・愛へのあきらめを感じるようになります。

ほとんど多くの人が、このデッドゾーンのステージに居続けるか、結婚・恋愛だと「もうこの人とは終わりだな」と思って関係を終わらせます。

両親や祖父母の世代だと、デッドゾーンのステージで諦めた状態でいつづける場合がほとんどかもしれませんね。「結婚なんてこんなものだろう」と。

デッドゾーンやそれまでのステージで関係を終わらせた人は、また新しいお相手と心機一転でロマンスのステージからやり直します。が、今度こそと思って新しい彼・彼女と関係を始めても、同じプロセスを通ってやはりデッドゾーンに行き着くようになっています(一回目でいろいろ乗り越えた分、2回目以降は当然早く行き着きます)。

多くの人が諦めてしまうこのデッドゾーンを見事クリアすると、その先に「相互依存」という成長過程があります。

ここは、今までの段階をクリアした“ご褒美の段階”だって♡
パートナーシップの黄金時代到来。

ロマンスのステージの何十倍ものロマンスや親密感が感じられる段階。
イエース!まさに、毎日が極上ハネムーンなのです。

といっても、まだまだ癒すこと・課題はたくさんあります。
ただ、それぞれのハートを充分修復してきたので、根底に安堵感や安全な感じ、パワーがあります。

この相互依存の段階の説明はまた後でするとして、
次回は、どうやって各ステージを乗り越えるか、をまとめていきたいと思います。