【映画】時をかける少女(1983):日本の詫び寂びとミステリーを融合させた最強アイドル映画 | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
趣味の話、 最近の出来事など。。

大林宣彦監督、尾道映画3部作の2作目

 

原田知世映画主演1作目。もはや伝説のアイドル映画

 

 

それでは皆さまご唱和ください

 

 

 

土曜日のー!

 

 

実験室ーっ!!

 

 

 

「時をかける少女」

 

 

 

1983年公開 / 104分 / 日本 (米題:The Little Girl Who Conquered Time)

 

監督/潤色/編集: 大林宣彦
脚本: 剣持亘
原作: 筒井康隆
製作: 角川春樹/山田順彦/大林恭子
音楽: 松任谷正隆
主題歌: 原田知世「時をかける少女」
撮影: 阪本善尚
製作会社: 角川春樹事務所
配給: 東映洋画

キャスト
原田知世/高柳良一/尾美としのり/上原謙/内藤誠/津田ゆかり/岸部一徳/根岸季衣/入江たか子/松任谷正隆/入江若葉他
 

高校生の芳山和子はある日、同じ情景を何度も体験していることに気付く。彼女はタイムトラベラーになってしまったのだ。やがてその能力は、かつて理科実験室でかいだラベンダーの香りに秘密があることが判明するが……。筒井康隆原作のジュブナイル「時をかける少女」の映像化。

(allcinemaより抜粋)

 

Spotify

 

 

 

 

Wikipedia:時をかける少女

 

*****

 

 

えー、Spotifyに

 

サントラがあって聞いております。

 

これ、中学の頃ずっとリピートしてて

 

冒頭のセリフを覚えてしまったのは私だけじゃないはず(汗

 

 

とまあ、

 

正直言いまして個人的思い出映画の筆頭と言える作品であります。

 

そして春の映画と言えばこの作品を思い出します。

 

 

 

丁度今、Youtubeのほうで限定で観れるようになっていて久々に鑑賞したところですね

 

画質が何しろメチャクソ向上している

 

 

 

 

 

 

尾道と竹原市の風情溢れるロケーションもさることながら

 

知世さんの表情も非常に分かりやすく

 

そして大林監督の女優を撮るテクニックもやはり素晴らしい

 

これは憶測でしかありませんが

 

角川春樹からこの時点「今」の原田知世を逃さず撮ってほしいと

 

監督に要望があったのかもしれません

 

この映画の当時の製作費は角川氏のポケットマネーで賄ったという噂もあるくらいです

 

監督ご自身もコメンタリーに残していますが角川氏は相当知世さんに思い入れがあったようですね

 

 

本当に可愛くきれいに撮っておられます

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと瞳に光が入るように撮っており

 

そしてCG?と思ってしまうほどの肌の透明感

 

だいぶ画質よいです。

 

 

てことで今回は写真も多めにやっていきましょう

 

 

 

 

※今回もネタバレです。ご了承をば。

 

 

 

 

まずは雪山のスキー場のシーンからスタート

 

 

明るくお母さん気質の高校生芳山和子=原田知世

 

そして幼馴染の同級生で醤油屋の倅、ゴロちゃんこと堀川吾朗=尾美としのり

 

その2人のところに深町クン=高柳良一が現れる

 

 

 

 

 

 

ぶつかるシーン、

 

ラストにも同じシーンがある

 

 

 

 

 

3人が顔を合わせる

 

 

結末を知ってから深町に顔を合わすシーンを見ていると

 

一瞬間が空いてるのがわかる

 

 

芳山さんはぶつかり顔を見上げたとき「・・・深町・・クン?」

 

吾郎は一言目は「誰?」・・で1拍間が空いて「・・なんだ深町か」

 

 

 

 

深町一夫。

 

3人は幼馴染であった。

 

 

先生たちのところへ向かうと

 

深町のスキー板がない

 

しかし誰も何の疑問も持たずに雪山を降りる

 

 

 

 

列車内、山を下りるとめっきり春めいている

 

そして徐々にモノクロからカラーに変り、、

 

 

 

 

タイトルへ

 

音楽も変調する

 

サントラのちょっとクラシック調の音楽は松任谷正孝

 

荘厳な弦楽と日本の格式のある風情がマッチする

 

 

障子の格子越しのシルエットに続き、

 

竹原市の瓦屋根

 

 

 

 

 

「この映画は尾道で撮ってほしい」

 

これも角川氏たってのお願いだったらしい

 

 

そして春

 

 

 

新学期を迎える

 

 

 

 

担任の先生は根岸季衣

 

この作品が大林監督作品初出演

 

それ以後最多の出演数を誇る

 

 

 

 

そして国語教師のこれも常連の岸部一徳さん

 

 

 

掃除当番に理科室のカギを渡す

 

 

この日は土曜日で半ドンのため

 

午前で学校は終わり、掃除を済ませて帰宅であった

 

 

この理科室の掃除中に実験室から物音がし、

 

 

 

 

フラスコの臭いを嗅いだ瞬間に気を失ってしまう

 

 

 

 

ゴロちゃんと深町が理科室に戻ってきて気絶している芳山さんを見つける

 

 

 

 

発見シーン

 

不自然に深町はポケットに手を入れている

 

この手はいつポケットに入れたのか、、

 

 

それは実験室に吾郎と入る瞬間に手を入れるのだ

 

うしろめたさ、抑えきれない動揺を隠すために無意識にポケットに手を入れている

 

このような何回か観ないと気付かないような描写が冒頭から幾度となく組み込まれている

 

 

保健室で気がつく芳山

 

ラベンダーの匂いを嗅いだ瞬間ふわっとした感覚になり気を失ったのだと言う

 

 

そして3人で帰宅中、

 

自転車が急に通り抜け深町とぶつかりそうになるシーン、

 

 

 

ここでも芳山は少し違和感を感じる。

 

もしかすると潜在的な予知的なことも開花していたのかもしれない

 

この深町とぶつかった場所は

 

後にゴロちゃんを落ちてくる屋根の瓦から助ける場所なのだ。

 

そして、この時に高校2年の芳山に恋心の芽生えた瞬間だったのかもしれない

 

この思春期の揺れ動く恋心と、不安定な超能力の塩梅が見事だ

 

 

そしてこの時の吾郎の言葉が実は名言であり、

 

ゴロちゃんの優しさが垣間見えるのだ

 

自転車にぶつかりそうになった芳山に向けゴロちゃんはこういう

 

 

「芳山くん今日は厄日だね。でも、こういう後っていっぱいいい事あるからさ」

 

いつも冗談ばかりの彼なりの精いっぱいの優しさだったんだと思う。

 

 

そしてゴロちゃんの家の前で吾郎と別れる

 

その時も吾郎の母に会うが、

 

深町君に挨拶するときは1拍遅れている

 

また、五郎の醤油屋はとても情緒あふれる場所にあり、

 

この時も母は店前で打ち水を打っていた

 

 

それから坂を上がり無言で家へ向かう二人

 

 

 

 

 

 

この詫び寂び、

 

日本的な風情にあふれている

 

 

 

深町宅に着き、温室にラベンダーがあることが判る

 

 

 

 

 

芳山は深町の家を出て、さらに上にある自宅へ坂を上る

 

そしてその時にはもう陽が落ちかけている・・・

 

 

 

猫の声が聞こえ、

 

ふと芳山は振り返り夕陽を見る。

 

この猫の声も後に同じところで聞こえる。

 

 

 

土曜が終わり日曜

 

 

芳山さんは吾郎の家に借りてたハンカチを返しに行く

 

 

 

 

はい。下駄です。

 

かわいい。

 

 

監督は映画にただのジュブナイルなSF物にするだけでは無く

 

大正ロマンを織り込んだと後に言っている

 

だから言葉使いも少し古いし、

 

芳山邸も和洋が入り組んだ家になっている

 

 

 

ハンカチを返すが

 

吾郎は少し素っ気なかった

 

 

芳山は吾郎にも話をしたかったが

 

吾郎に「話しかけないで」と仕事していると言われてしまう

 

 

 

寂しく帰る芳山。

 

 

そしてお待ちかねのここから吾郎ターンです

 

 

 

屋上で伸びをする吾郎

 

 

 

 

そして返してもらったハンカチを顔に当てる

 

 

 

 

口にはださないが芳山に好意があるのがわかるシーン

 

ゴロちゃんファンの方はここを推す人多いと思われます(^^

 

 

 

そして、ついに4月18日月曜日を迎える。

 

芳山はこの月曜日のループが起こってしまうのだ。

 

 

ちなみに私が観返したのも偶然にも4月18日でしたw

 

 

 

月曜日の始まり始まり。

 

 

 

有名な白ブルマ

 

 

ありがてえ、ありがてえ。

 

 

 

部活の弓道

 

矢が先に刺さるのが見える気がして射るのを止める

 

「どーしたんだ芳山」という先生の声も無視w

 

この棒読みの「どーしたんだ」は

 

異国の映画で聞く日本語のように違和感がある

 

これもわざとであろう。

 

 

 

そして夜、

 

 

地震が起きる

 

 

 

 

日本人形と

 

 

 

 

目をパチクリする芳山さん

 

 

地震はすぐ止んだが吾郎の家の方に炎が上がる

 

心配で駆けだす

 

吾郎の家まで行くが火事は裏の家の方だった

 

深町も来てくれていた

 

 

2人でまた坂の上に帰る

 

 

 

 

夜道の下駄でちょっと不安定に歩く芳山

 

2人は無言のままである

 

 

おそらく夜道の二人の気恥ずかしさ

 

好意が芽生えたのもあり話せない二人

 

深町の家の前でやっと話す

 

「じゃ、明日学校で」

 

 

深町は明日は植物採集で学校休むとのこと

 

そんな花が好きな深町に気が安らぐ芳山

 

「深町クン、私・・」

 

「なあに」

 

優しい深町に心が傾く

 

「なんでもない」

 

「風邪ひきますよ」

 

 

 

エリを立ててくれる芳山からの、、

 

 

 

 

去り際のバイバイw

 

 

なにこのカワイイ生きものw

 

 

まったくこりゃあ、中ボーの私が見て虜になったはずだなと

 

思ってしまいますわな(^^;

 

 

 

しかし、ここでひとり帰るシーン、

 

誰かにつけられ口をふさがれ襲われそうになったところで目が覚める。

 

 

 

 

 

あの暗闇で追われるシーンの犯人、

 

深町と言う声もあるがあまりにも辻褄があわない

 

 

あの時、ネコの声がする

 

ネコの声は土曜の夕方、おそらく同じ場所で聞こえている

 

あそこでも芳山は夕陽に振り返り無意識にその場で立ち止まるのだ

 

つまりあの夕陽のシーンでも予知があったのかもしれない

 

 

そして追ってくる足音、

 

これは芳山と同じ下駄である

 

後ろの人は超能力が不安定な芳山自身がループしてしまっているのではないか

 

つまりは芳山が芳山を追って歩いているようになってしまっている。

 

同じ時間で同じ自分は会うことが出来ない為、「見えざる手」が会わないように闇に引きずろうとしたのではないか

 

芳山はその危機にタイムループを発動し

 

布団から起きて夢のように見せたのかもしれない

 

この布団から起きた日は19日の火曜日になる

 

 

 

 

そして通学途中に

 

屋根の瓦が落ちそうになり、五郎を助ける為身を挺し、

 

自身の危機にまたタイムリープ発動

 

 

 

 

また布団で目が覚めるも、

 

 

起きた日は18日の月曜日になっている。

 

 

 

 

 

まる一日、一度経験したことが起きている

 

 

 

きょとんとなる芳山

 

 

またもや部活中に帰る。

 

 

 

家に帰る途中、深町君の家へ

 

 

 

この家も風情がある

 

 

遺影に深町の父母が写る

 

父は松任谷正孝さんw

 

 

どうせなら母はユーミンでも良かったのにねww

 

昔の小さい頃の思い出を語り合う

 

 

 

 

 

そして自分の不思議な経験のことも深町に相談する

 

その夜、火事の帰りに深町と会い、超能力の話をする

 

芳山にはタイムリープとレテポーテーションを同時に行う能力がついたと深町は教える

 

芳山はそんな自分は嫌だと言い、

 

「普通の子のまま、あなたに会いたかった」と言う。

 

 

もうこのセリフは完全に角川氏に向け言わせてるセリフだw

 

監督の角川氏にむけたゴマすり演出w

 

 

そして2度目の深町の家の前では

 

1度目でバイバイとかする少女が、

 

恋する乙女のような顔で別れる

 

幼い頃に、お互い手にけがをしてしまった時の傷、

 

思い出の傷は芳山の手にはあるが、深町の手には傷がない

 

だけど一生の思い出だと芳山は言う

 

 

 

そして次の日の朝、

 

またゴロちゃんに屋根の瓦が落ちてくるのを芳山が助ける

 

 

 

 

 

 

 

ゴロちゃんのサムズアップ

 

ゴロちゃんの指に思い出の傷が・・

 

傷の想い出はゴロちゃんとの思い出だったのだ

 

 

 

 

芳山は真相を知りたくて深町のところへ行く

 

 

 

 

 

 

 

 

芳山は土曜日の実験室に戻って真相を知りたいと言う

 

 

深町は「あれは、ちょっとした事故」と言う

 

 

「ちょっとした事故」

 

 

明らかに深町は何かを隠している

 

 

そして「忘れたほうがいい」とも

 

 

「知らないほうが幸せだってこともあるんだよ」

 

 

それでも戻りたいと言う芳山

 

 

ついに折れる深町。

 

 

強く念じるんだ。

 

 

 

「土曜日の実験室」

 

 

 

崖から突き落とす深町!

 

 

 

 

自らも飛び込み、

 

 

 

タイムリープ発動。

 

 

 

 

 

ここからのチープな合成の演出

 

大林オプチカル。

 

 

これが私は大好物でして

 

手描きの光学合成だったり、コマ割りだったり色んな表現でタイムリープを見せてくれている

 

編集は監督がほぼ一人でやっている

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の過去、

 

そして深町くんの過去も経験しながら

 

 

土曜日の実験室へ・・

 

 

 

 

 

そこで待っていたのはやはり深町だった。

 

 

 

 

 

 

 

全てを話し、別れを告げる深町

 

 

 

 

 

深町は2660年からやってきた未来人だった

 

芳山にすべてを話したため帰らなければならなくなった

 

 

芳山はすべてを知ってしまったら、別れがくるのを薄々気づいていたのかもしれない

 

しかし遠くの世界に深町が帰るのであれば芳山はそこへついていこうとしていたんだろう

 

そのために、吾郎にも「ごめんなさい。さようなら」と言っている

 

ついて行ってでも普通の子に戻って、深町といたいと願っていたのだ。

 

 

深町も芳山に好意を抱いていた

 

この日の「ちょっとした間違い」とは

 

芳山にラベンダーのエキスを吸わせて自分を好きになってほしかったのかもしれない

 

その後、自宅のラベンダーを見せながら「男」の香水には欠くことのできない成分と言っている

 

原作もそうだが深町君は少し自意識高めの傾向があり

 

うろ憶えで悪いがたしか原作ではこんな純愛ではなくもっとドライで真相を知ったときに芳山は冷めてしまうんじゃなかったでしょうか。

 

でもこの小説も非常に面白かった記憶があります

 

 

話しは戻すが、

 

その深町の作戦は裏目に出てしまい超能力がついてしまう

 

恐らく近くに能力者の深町がいたことで感化され、

 

遠い記憶に鮮明に残るラベンダーの香りとが合わさり、

 

ラベンダーのアロマの効力は精神のリラックス効果などがあり

 

一気に芳山の能力が開いたのかと思われる。

 

 

監督がコメンタリーで言っていたのは

 

なんとこの作品は知世さんを売り出すために制作されたのではなく

 

この作品で引退させようと記念に撮った作品だったらしい

 

 

深町のセリフ

 

「君は普通の君にもどり、僕は元の世界へ戻る」

 

これを角川春樹にアテると

 

急に大人ぶり子供に言い聞かせるような口調も腑に落ちる

 

 

監督いわく

 

これは「角川映画」ではなく「角川春樹映画」だと言っている

 

 

最後のエンディングでかけてくるシーン

 

実はあれはカットがかかった後の表情であり

 

普通の少女に戻った知世さんを撮ったんだとのこと

 

しかし、この映画が薬師丸ひろ子の「探偵物語」と同時上映で封切られ

 

瞬く間にトップアイドルになっていく

 

ま、アイドルとしての知世さんの話はここではおいて置こう

 

 

芳山さんも深町も

 

またこの時代で深町に遭ったすべての人の記憶から深町の記憶は消える

 

また会えるかもしれないがその時は違う人で何も知らずに会いに行く。

 

それでも芳山は「私は判る」と言い、二人は別れる

 

ちなみにラベンダーの花言葉は

 

 

 

「あなたを待っています」

 

 

 

だ。

 

 

 

 

 

そしてエピローグの10年後、

 

 

芳山は植物学を学び研究員になっていた

 

 

 

 

 

 

とりあえずゴロちゃんとは恋人通しであるようだw

 

そこでドアを出た瞬間ぶつかる二人

 

 

 

深町と出会うが気付かない

 

深町も記憶の操作などをしていないところを見ると忘れてしまっているのだ

 

 

「実験室はどこですか」

 

深町が話すが思いだすことは無い

 

 

芳山は大人になったことであの時

 

「絶対に判る」と言っていたのに気づかない

 

 

 

 

お互い一度振り返るもすれ違ってしまう

 

 

今の時代では「君の名は」の「あの!」がしっくりくるが

 

この映画は気づかないで終わるのが正解である

 

 

悲しくもあるが大好きなラストシーンだ。

 

 

 

 

しかしここで終わらせなかった監督w

 

 

ボーナストラックでPVのように歌いだす知世さん

 

 

 

 

NGシーンも見せてくれる

 

 

最後に駆け寄ってくる知世さんを見て

 

 

 

アイドル到来を感じたものでした。

 

この80年代らしさ爆発のポップさ

 

知世さんの魅力を詰め込んだアイドル映画でありながら

 

 

そのロケーションの情緒とSF感

 

サスペンスミステリーの要素も入れつつ大林監督の根底にある文学少年のロマンチシズムを入れ込む

 

 

SFジュブナイルと日本の詫び寂びというアンバランスさを融合させる演出

 

これが最大のこの作品の魅力であり

 

後にも先にもそんな映画はこの作品しかない唯一無二さ

 

極めて異質であるがそれを知世さんをきれいに撮る為だけに演出されているのだ

 

サイドストーリーはゴロちゃんのハンカチのシーンと

 

岸部一徳と根岸季衣の先生のロマンスくらいだw

 

深町はまったく謎のままである

 

 

その後、リメイクを繰り返され、

 

オマージュのような作品が生みだされるが

 

この独特な世界観までは継がれることはないし、

 

この監督の個性はちょっと誰にも真似できないんだなと思われます

 

 

 

あともう一本

 

大林監督の作品やろうかななんて思いますが

 

これから観返す予定ですがやらない可能性もありますww

 

私の中では

 

あまり好きになれなかった大林作品。

 

また何年かぶりに観てみようかと思います

 

 

では。

 

 

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