【映画】カムイのうた (2024) :アイヌの民、知里幸恵さんの人生を綴った叙情詩 | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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おきにいり映画、 地元鹿児島のこと、 70年代、80年代のおもしろかったこと、 
趣味の話、 最近の出来事など。。

明治から大正時代に実在した知里幸恵さんをモデルにした伝記映画

 

主演を務めたのは「あつい胸さわぎ」の吉田美月喜

 

 

そして、パスタ功次郎さんもクレジットされております(^^)

 

 

 

「カムイのうた」

 

 

 

 

 

2024年公開 / 125分 / 日本 (米題:song of kamui)

 

監督/脚本: 菅原浩志
プロデューサー: 作間清子
撮影: 上野彰吾
美術: 長寿恵
編集: 時任賢三
主題歌: 島田歌穂
製作: シネボイス
製作賛助: 写真文化首都「写真の町」北海道東川町
配給: トリプルアップ
宣伝: MUSA

 

キャスト

吉田美月喜/望月歩/島田歌穂/加藤雅也/阿部進之介/清水美砂/天宮良/伊藤洋三郎/菜月/加藤憲史郎/清水伸矢/茅本梨々華/江守沙矢/パスタ功次郎ほか

 

アイヌ民族が口伝えで謡い継いできた叙事詩“ユーカラ”を、文字として後世に残すべく初めての日本語訳に取り組んだ実在のアイヌの女性・知里幸恵の実話を基に描く伝記ドラマ。アイヌ民族に対する壮絶な差別と迫害に苦しみながらも、アイヌ語研究の第一人者である東京の教授との出会いをきっかけに、幼い頃から聞いてきたユーカラの日本語訳に情熱を注いだ女性の運命を描く。主演は「あつい胸さわぎ」の吉田美月喜、共演に望月歩、島田歌穂、清水美砂、加藤雅也。監督は「マグニチュード  明日への架け橋」「写真甲子園 0.5秒の夏」の菅原浩志。

(allcinemaより抜粋)

 

オフィシャルサイト

 

 

 

*****

 

 

どもです

 

 

昨日はこちらの作品

 

渋谷のヒューマントラストシネマまで鑑賞してきました

 

昼からは家のWifiの取り付けで帰らないといけないってことで

 

午前でちょうど時間がはまったのでこれだけ観て帰ることに

 

 

 

出演者のパスタ功次郎さんは

 

アメーバブログのほうでも交流のある方で

 

映画監督としてはダイナマイトボンバーギャル名義でご活躍されています

 

ブログを拝見してとても気になっていた1本です

 

 

ダイナマイトボンバーギャルのブログより

 

 

 

 

主人公の北里テル=吉田美月喜は実在の人物、知里幸恵さんがモデルとなっている

 

彼女はアイヌの叙事詩「ユーカラ」を日本語に訳した人物

 

 

そもそもアイヌには文字で伝える文化がなく

 

歌(詩)で文化を継承していた世界でも類を見ない民族であったのだが

 

明治時代以降の日本人(和人)の蝦夷地開拓で

 

継承が途絶えるのではないかと危惧した言語学者の金田一京助(本作では兼田教授)の助言により

 

日本語の文字に訳し『アイヌ神謡集』として出版させた

 

 

 

作中は冒頭から

 

北海道の素晴らしい自然、生きものたちが

 

ネイチャー番組かと思うほどの高画質で収められている

 

叔母のイヌイェマツに島田歌穂さん

 

 

 

アイヌの女性特有の口の刺青をしている

 

この人の歌うアイヌの歌も印象に残る

 

タトゥーは日本人との同化政策により

 

禁止となる

 

 

またアイヌの狩猟も政策により禁止され

 

彼等は生活源を無くしていってしまう

 

 

少しだけでも

 

彼等の生活

 

食事や猟のシーンも入れていても良かったかなと思ってしまった

 

 

時代的に大正時代からの話となるため迫害を受けていた頃のため

 

オミットされたのかもしれないが

 

アイヌを知る上でちょっと見たかったかもしれない

 

 

 

テルが学校に行くと

 

陰湿ないじめとも言えない、明確な迫害を受ける

 

 

 

 

アイヌ人研究者による墓荒らしも起きる

 

回想シーンでは強制労働させられる男衆

 

極寒の海での漁。

 

 

その中にパスタさんがいらっしゃった

 

しっかりとした役どころだ

 

 

ポスターにはけっこうな位置にクレジットされててビビった(^^

 

 

 

いやー、

 

驚きましたねー

 

おめでたいね(^^)

 

 

 

話しを戻しまして

 

アイヌの青年一三四=望月歩との関係、

 

そして兼田教授=加藤雅也との出会いで大きく運命が変わる

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、心臓病を患うテルは・・・

 

 

 

 

 

お話のほうはここらで終わらせておきましょう

 

 

映画館は私が行った時もほぼ満席に近い状態で

 

盛況でした

 

ご年配の方が多い印象でしたが

 

お若い方たちにも見てもらいたい内容でした

 

 

私の息子の嫁さんは北海道の方でありまして

 

私事でももっとアイヌの事もしりたいなと思った次第でございました

 

 

よい作品でございました

 

 

 

この日は鑑賞後は急いて家へと帰りましたが

 

今日を逃すともしかして近場の映画館で観れなくなりそうな作品が1本あり、

 

まあ、その話は次回やりましょう(^^;

 

 

 

では