【映画】唐獅子仮面(2024):カルト!永井豪原案の任侠ヒロインムービー! | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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永井豪愛にあふれるエロとバイオレンス満載の任侠ヒロイン映画

 

監督は「カラテキル」「マニアックドライバー」の光武蔵人監督

 

 

 

池袋シネマ・ロサにて鑑賞してきました!

 

 

「唐獅子仮面」!

 

 

 

2024年日本公開 / 121分 / 日本 (米題:LION-GIRL)

 

監督/脚本/編集: 光武蔵人
原案/キャラクター: 永井豪
エグゼクティブプロデューサー: 與田尚志/加藤和夫
撮影: 今井俊之
音楽: マット・エイカーズ/ディーン・ハラダ/川口泰広/ジェームス・スミス
美術: カルダー・グリーンウッド
編集: 山中心平
配給: エクストリーム
製作会社: 東映ビデオ(制作プロダクション:フラッグ)

キャスト
トリ・グリフィス/ダミアン・T・レイベン/デヴィッド・サクライ/シェルビー・パークス/マット・スタンリー/木村知貴/岩永丞威/デレク・ミアーズ他
 

『デビルマン』『キューティーハニー』などの傑作で知られる漫画界のレジェンド・永井豪が新たに創造したエロス満載のスーパーヒロイン・アクション・ムービー。人類滅亡の危機に瀕した世界に、唐獅子仮面とスーパーハイレグ・パワーを身に着けた女性が颯爽と登場し、人々の希望の星になっていく。撮影は全編アメリカで行われ、セリフもすべて英語、ハリウッド映画を中心に活躍するキャスト&スタッフが結集した。監督は「サムライ・アベンジャー/復讐剣 盲狼」「女体銃 ガン・ウーマン」など、ロサンゼルスをベースに活躍する光武蔵人。主人公の緋色牡丹を「ボルケーノ 2023」「デイ・アフター・トゥモロー2023」のトリ・グリフィス、ヒロインの前に立ちはだかる鬼死魁星を「13日の金曜日」のデレク・ミアーズ。日本からは「はこぶね」の木村知貴、「ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー」の岩永丞威らが参加。また、内田真礼、関智一ほかの人気声優陣が担当した吹き替え版も公開。

(moviewalkerより抜粋)

 

公式サイト

 

 

 

*****

 

どもです。

 

最近は休みのシフトが早めに組まれるためなかなか都合よくイベント等に合わせる休みが取れませんで、

 

こちらの先行上映も行きたかったのですが休みが合わず断念

 

先日、時間あれば池袋の上映に間に合うとわかり、滑り込みました

 

池袋の「池袋シネマロサ」は昔ながらの映画館で非常に雰囲気が良い

 

昔ながらの幕が横についたスクリーン(さすがに開閉はしませんでしたが)に禁煙ランプ

 

タイムスリップしたかのようでございました

 

 

本題です

 

 

本作は永井豪先生がオリジナルキャラクターデザインと原案を担当しており

 

それを永井豪のファンと公言している光武監督が自ら脚本を書き永井豪の世界観を映画化している

 

 

アニメはともかく先生の作品の映像化は非常に難しく

 

私の中では井口昇監督の「おいら女蛮」(2006)くらいしか良かったと思える作品に出会えていませんでした

 

 

なにしろあの世界観とスケール感、またエロとバイオレンスにアナーキズム

 

特に規制の多い現在では難しいのではと思われます

 

 

今回の「唐獅子仮面」はオリジナルの原作があるわけではないのですが

 

じつに永井先生の世界観を上手く表現しておりました。

 

 

 

まあなんと言ってもこの主人公、緋色牡丹を演じたトリ・グリフィスさん

 

 

この仮面を付けててもかわいいというお顔立ち

 

それにちゃんとお脱ぎになられておる。

 

しかもまるで永井豪の描いたかのようなグラマラスで肉厚な裸体

 

出演されてる女優さんはほぼ肉厚でグラマーです

 

 

 

 

そしてエロとくればバイオレンス

 

 

 

 

もう永井豪と言えば鬼!

 

 

 

そしてスラムキングのような藤永将軍

 

 

 

個性豊かなキャラ達

 

「ベイビーわるきゅーれ2」の岩永丞威がいる!

 

 

それからアフロサムライのような剣さん!

 

 

 

 

剣さんとデレク・ミアーズ演じる鬼死魁星の対決は

 

 

 

 

ダースベイダーとオビワンのようにも見えます!

 

このお二人の怪演が素晴らしかった

 

 

 

今回は東映ビデオの制作とあり、

 

出資者を募ればまだ大規模なお金をかけた作品も作れたのだが

 

そうなると制約も増え、自分らしい作品、

 

つまりは永井豪らしい作品が作れなくなるので

 

あえて監督は製作委員会方式を取らなかったとのこと

 

 

そういうことでほぼセットはなく砂漠での撮影となっており

 

設定上は地球の90%が水没し

 

関東地方だけが地球上に残った世界で

 

東京はほぼ砂漠化している世界となっている

 

「バイオレンスジャック」の関東地獄地震では東京が水没してしまった世界でしたね

 

 

いつかセットなどを作って金を掛けた「バイオレンスジャック」あたりを光武監督に撮っていただきたいが

 

あの作品を映画化するのは不可能だと思いますので

 

「あばしり一家」の神回、人間天ぷらのエピあたりをば(^^;

 

 

 

 

いつか映像化したものを観たいものですw

 

多分無理でしょうが(^^;

 

 

監督の作品はやはり荒野が似合っていると思います(^^)

 

 

 

唐獅子仮面を見て感じたのは

 

永井先生の作品(漫画)を

 

昔のようにハマって読みたくなる衝動にかられました。

 

 

 

 

いつかこの作品もコミカライズになればいいのにね(^^)

 

 

石川県の永井豪記念館は建物は焼けてしまいましたが

 

フィギュアや原画などは奇跡的に焼けてなかったとのことです

 

こちらも復旧できればいいですね

 

 

復旧した際には

 

足を運びたいななんて思っております

 

 

 

想えば

 

 

私らが幼い頃に

 

 

一番最初に女の人からのエロスを感じさせられたのは

 

永井豪の描いた漫画からでございました。

 

記憶が正しければ「イヤハヤ南友」だったと思いますw

 

 

そして

 

 

人間に対しての不信感や恐怖心を

 

感じさせてくれたのも

 

「デビルマン」や「バイオレンスジャック」だったかもしれません

 

 

そういったことも思いださせてくれた作品でございました。

 

そしてこれを機に

 

富司純子さんの任侠ものも行きたいかなと思います

 

 

この世知辛い現在だからこそ

 

任侠ものが響くところあるよね。

 

 

 

んなところでとりとめなくなりましたが終わります

 

 

 

では。