シド・アンド・ナンシー(1986) | Bokuと映画  Chackn'sBlog

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パンクバンド「セックス・ピストルズ」の21歳の若さで亡くなった伝説のべーシスト、シド・ヴィシャスと、

 

その彼女ナンシー・スパンゲンのパンクな愛の物語。またフィクション含む伝記映画。

 

 

久々に観返すも、評価がかなり変わりました。

 

 

「シド・アンド・ナンシー」

 

 

 

 

1988年日本公開 / 112分 / イギリス (原題:Sid And Nancy)

 

監督    アレックス・コックス
脚本    アベイ・ウール/アレックス・コックス
製作    エリック・フェルナー
音楽    ジョー・ストラマー
撮影    ロジャー・ディーキンス
編集    デヴィッド・マーティン
製作会社    イニシャル・ピクチャーズ/U.K.プロダクションズ・エンティティー/ゼニス・エンターテインメント
配給    パレス・ピクチャーズ/ザ・サミュエル・ゴールドウィン・カンパニー/ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画(1988年時)

 

キャスト

ゲイリー・オールドマン/クロエ・ウェッブ/ドリュー・スコフィールド/トニー・ロンドン/ペリー・ベンソン/デヴィッド・ヘイマン/ビフ・イェーガー/イギー・ポップ/ザンダー・バークレイ他

 

伝説のパンクロッカーで、セックスピストルズのベーシストとして有名なシド・ビシャスとその恋人のナンシーの破滅に至る恋愛を描いた実話に基づく作品。ふとしたことで知り合った二人が、互いのつながりを深めれば深めるほど周囲とのズレが広がっていき、そして傷つく二人が救いを求めれば求めるほどドラッグに溺れ、“死”に近づいていく。この世で純粋なモノというのは、限りなく死に近いモノなのだと思えてくる。ストーリーが破滅的であるにも関わらず観終わった後に暗い気分にならないのは、その二人の純粋さに救われているからかもしれない。多感な10代が観たら、人生を変えさせてしまう程のパワフルさがある。特にナンシー役のクロエ・ウェッブ、さすがアメリカ映画批評家協会で主演女優賞をとっただけのことはある。美人ではないし場末の三流ホステスといったルックスなのに(たぶん本当のナンシーもそうだった)、シドが彼女に魅かれた理由が分かる気がしてくるから、彼女の鬼気迫る演技はホンモノである。

(allcinemaより抜粋)

 

 

*****

 

ゆうべ、

 

高校の同級生にウン十年ぶりに再会しました。

 

彼はもう東京で30年以上根を張り仕事されていて

 

前々から会おうとSNS上で約束していたんですが、

 

やっと、約束から1年くらい経ち一緒に食事することになりました。

 

 

彼は高校の頃、パンクバンドを組んでいまして

 

そのころ僕は彼らの練習を見に行ったり、ライブに行ったり、

 

時にはライブ後、こっそり生バンで歌わしてもらったりしていました。

 

もうメンバーも決まっていたし仲間に入れてなんて言えないけど

 

彼等のことを羨ましく見ていました。

 

パンクのことが好きになったのも彼らの音楽活動のおかげでした。

 

もちろんのロン、

 

セックスピストルズは外せないわけで

 

シドヴィシャスの生涯は伝説となり、昔の映像と写真でしか観てない僕らでも

 

なんてかっこいいんだと思っていた物でした。

 

 

なにしろ当時はその容姿にホレてました

 

 

そんな頃、

 

シドヴィシャスと恋人ナンシーの映画が日本にもやってきた

 

当時映画があったのは覚えているが、とてもとても観たいなんて思わなかった

 

だって映画はシドの偽物が出ているわけだもの

 

若かりし偏屈ものだった私は全く観る気はしなかった

 

 

日本公開の1988年の3月、

 

当時の映画のラインナップを観てみると

 

映画館へ行ってたのは「フルメタルジャケット」だった

 

これはこれでまた書き込みしましょう

 

 

結局、ビデオが初鑑賞となるのだが

 

やはり鑑賞しても感じたのは

 

シドはシドなわけで

 

伝説化していた彼を

 

誰が演じても納得いくわけないのであった

 

今観たら

 

ゲイリーオールドマンはすげえなと

 

そんなことも思えるようになったけどね。

 

 

 

「MY WAY」のシーンも非常によいでしたね。

 

 

 

と、まあ、

 

そんなわけで

 

その旧友に会うことでこの映画を思いだして

 

ちょっと前に観直したのです。

 

 

シドヴィシャスはゲイリーオールドマン

 

ナンシースパンゲンはクロエウェップ

 

 

 

 

監督はアレックスコックス

 

彼のデビュー作「レポマン」は大好きな作品です

 

 

「シドアンドナンシー」は

 

今回観返して感じることは

 

かなりシドとナンシーに対しての愛が詰めこんである作品だなと感じた

 

かなり考察して作品も仕上げたことだと思える

 

 

そして2人の世界とクスリに溺れていき

 

ニューヨークのチェルシーホテルに住む頃は廃人のようになっていた彼

 

ゲイリーがシドに見えてくる

 

当時気づかなかった彼(ゲイリー)の凄さが解るようになっていた

 

演出的にも

 

当時のピンナップや残っている映像から再現しているのも多く

 

それも一つの楽しみになるのかもしれない

 

 

 

 

 

でもやっぱり

 

 

実物のほうがかっこいいんだよなあ。。

 

 

 

 

というわけで、

 

これと、「SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー」、

 

 

 

それからアランパーカー監督の「WHO KILLED NANCY?(フー・キルド・ナンシー)」

 

 

の2本のドキュメンタリーも

 

観るのもお勧めします。

 

 

 

ナンシーは20歳で

 

シドは21歳で逝っちゃったけど

 

ゆうべ出会った私たちは

 

十代から二十代をとっくに通り越して

 

この東京で50過ぎてから会うなんてね

 

感慨深いものがありましたが

 

お互いに出た言葉は

 

「変わらないね」だったのが

 

嬉しく感じました(^^)

 

 

次は彼の家のほうにお酒でも持って遊びに行きます

 

 

 

 

なんか、、

 

 

とりとめのない感じになりましたが

 

 

今回はこれでおしまい。

 

 

 

次回は上に出てきましたキューブリック作品をば!

 

 

 

では。