RB1880 願い叶うなら、もう一度逢いたい | REGULAR BONUS

REGULAR BONUS

31歳のダウナーな人による、 日々のREGULAR BONUSな瞬間…というかヤだなぁと思った瞬間とかを綴るブログ。

こんばんは、れすとです。

今回は予定を変更して、珍しく昨日今日の出来事を書きます。

先に断っておきますが、今回はTwitterの方々向け記事であり、

普段のアメブロの方々には意味不明かと思いますが、

申し訳ございません、今日は許してください。

普段に輪をかけて長文になった為遠征編のような解説も殆ど入れてないです。




昨日(6/24)、そして今日(6/25)、二つの音ゲーが終焉しました。

クロスビーツ(以下ビーツ)という音楽ゲームです。

アーケードゲーム・crossbeats REV。 (以下、REV)

iOSアプリゲーム・CROSS × BEATS。 (以下、iOS版)


2013年12月。 iOS版が配信開始。

NAOKI尊師を中心に、SLAKE、RAM、SIMON、ヒラショー、Togoシェフ等

KONAMIに呼ばれなくなった面々が揃ってる音ゲーという事もあり、

当時ガラケーだった俺は指をくわえてTwitterを見てました。

そしてそのガラケーが6年11ヶ月で限界を迎え、iPhoneにしたのが14年2月。


始めて見ると、無料チケットで2曲しかできない、100分で1曲分回復という事もあり、

割と消極的なプレイが続いてたと記憶してます。

ミッションクリアなどである程度プレミアムチケットも貯まりましたが、

イベント走ったりして底をつき、あれだけ否定的だったソシャゲへの課金を開始。


Twitterでよく見かけた 「 曲はいいけど… 」 の 「 けど… 」 の部分がよく分かりました。

とにかく重い。

楽曲を得るにはイベントで1000位以内に入らなければならない、

強い人、チームに当たると累積稼がない限り絶望的、

更に得られた新曲もロックされており、そのアンロックをするために

何度もアンロックチャレンジをしなくてはならない、

更にもう一つのイベント・ランダムセレクト祭りに至っては

新曲出現率が俺の取った統計では1/300前後。

その他こぼした新曲もかなり低確率で、更には当時はULC無しで出現する場合があり、

プレイできるけど楽曲獲得できないというケースもあり、

来るたびに発狂してたのを覚えてます。


とにかく楽曲はよく、最近の音ゲーにはあまり入らないような

曲調、ジャンルの曲がバンバン入って来るので、

文句垂れる事は多々あったにしろ、ずっと続けてきましたね。



そして15年7月、アーケード版となるREVが稼働開始。

溜まらないREV CHIP、溜まらないスタンプ、

そして何よりiOS版より見づらいのではないかと思える視野性に欠けたノーツ。

ノーツに関してはアップデートで修正が加えられました。

個人的な感想ですが、あの初期ノーツや初期の解禁の重さで

「 もういいや 」 って客飛ばしたんじゃないかなーって思います。

更にデモ画面でデモンストレーションで譜面が流れるのですが、

一見客がそれを押した瞬間爆音とともにゲーム始まるのも良くなかったかと。

絶対、あのデモ画面のデモンストレーションでプレイできた方が

良かったと思うんですがねー。

びっくりしてやっちゃった感出して逃げていく人を何人も見かけましたし。

結局それは最後まで修正加えられませんでしたが。

バージョンアップで、ノーツ出現個所を事前に知らせる機能も増えましたが、

あれが最初からあればまだ違っていたのかなーと。

あの機能を大々的に告知してた記憶もあまりないですが、

あの時期になるとどれだけ一度触って去った人が戻って来れるのかな、と。


そしてもう一つ。

このゲーム、低難易度が致命的につまらない。

大体の音ゲーに言えるかもしれませんが、

このゲームは特別低難易度に魅力を感じませんでした。

譜面が悪いとかじゃなくて、ゲーム性の持つ宿命だと思うんですよね。

何かを模してるわけではなく、

リズムに合わせて机引っ叩くのをシミュレーションしてるようなもんなので、

リズムに合わせて画面ポチポチ押してても、あんま楽しさが伝わらないんですよね。

俺自身、当初はこれアーケード化する意味あるのかなと

疑問に思いながらプレイしてましたし。

それが、ある程度難しい譜面が出来るようになると、

「 これがやりたかったのか! 」 と分かってきて、そこから一気にハマりましたね。

大画面で両手を使い、時には片手、時にはクロス、

いろんな取り方が出来て、ちゃんと叩けると実に気持ちいい。

逆を言えば、低難易度で魅力を見出せなかった人が

どんどん離れて行っちゃったという節もあったのかなーと。

 

ネガティブな事ばかり書きましたが、

コレ書いてるという事は稼働初期から稼働終了まで

ずっと続けてたって事なんでお察し頂ければと。

惰性だけで続けてたゲームならわざわざ振り返り記事書きません。

稼働期間中も、ずっと弐寺がメインで

ビーツがサブ機種という立ち位置は変わりませんでしたが、

ここまで弐寺の牙城を崩してきたのは初めてですしね。




雲行きが怪しくなったのは、はっきりいつというのは覚えてないですが、

徐々に感じてはいましたよね。

iOS版は気付けば個人戦のハイスコアバトルしかなくなり、

プレチケセールがなくなり、ヤバいかなとは思ってました。


楽曲面で言えば、REVが特にNAOKI尊師が抜けた影響が大きかった気がします。

別ゲーで流行ってる界隈の曲入れた辺りで、

あーそっちの方でアプローチするのねーといった、

ちょっとした裏切られた気分になったり。被害妄想なんですがね。

iOS版は偏る事はありましたが、まだビーツらしさを貫いてたような。


頻度は減ったものの、新曲は入るし、

このまま個人戦もランダムセレクト祭りもアンロックチャレンジ祭りも

だらだらループして続いていくんだろうなと思ってました。




その時は突然訪れました。

2018年4月16日。

会社の休憩中、Twitter見てたら言葉を失うツイートが。

iOS版サービス終了、REVはオンラインサービス終了。

前述の事もあり、もしかしたらどっちかが終わるかもしれないというのは

どっかで思ってましたが、両方同時に終わるとは。

しかも、REVはオフラインで稼働するのに対し、

iOS版は買い切りもなくプレイ不可になるという。


完全なお別れまであと2ヶ月。

今思えば、この2ヶ月が一番後悔してます。

もっとやっておけばよかったなって。

REVについては、やってなかった紫譜面全曲プレイしたり、

それによりRPをこの2ヶ月で30以上上げる事が出来たり、

未クリア曲をラスト1曲(KOTOBUKI)まで減らせたりしたんですが、

iOS版はプレチケ使いきれなかったり、

録画も後回しにしてたら全然できなかったりでした。




さて、ここからは昨日(6/24)のREV最終日について。

主にプレイした3店舗を回ろうと思い立ち、行脚してきました。

まずは万代ビルボードプレイスゲームコーナー。

ファッションビルの中にあるゲーセンで、殆どがプライズ系なんですが、

奥の方にひっそりと音ゲーが置いてあります。

この日の1クレ目は初期のハードロック曲から。

CHiLDはデフォルトだとこの曲にカーソルが合ってたので、

「 通り過ぎてった少年は何処かずっと悲しそうで」 の部分を親の声より

聴くわけなので、選曲しなくてもお腹いっぱい感ありましたね。

死ぬほど聞いてるんで死ぬほど選曲してる気がしますが、全然やってないと思います。


以後、BPM128曲6曲とか、特定アーティストで3曲縛りとか、

RP伸ばせる曲が無いかとか、計16クレプレイ。



続いて2店舗目、ドンキ2階こと、ナムコシルクドガリバー。

相変わらずここは動物園でして、音ゲーコーナーはまだマシなんですが

その他のレースゲーやらパンチングマシーンとかが世紀末でして

居心地が良くないからはなから数クレで辞めるつもりでした。

Heartstringsの紫譜面新たに出して一応クリアできたくらいでしょうか。

ここは3クレで終了。



この後、夕飯…というか一応昼飯を19時過ぎに食い、

20時過ぎにようやく最終目的地、ラウンドワンへ。

ちょうど、知り合いの方がいらっしゃったので、

ローカルマッチングで4人同時プレイ。

最終日にロカマチ、しかも4人で出来るとは思わなかったですね。

最早4台残ってる場所自体がある程度貴重であり、

これを最終日に出来るというのはビーツ勢冥利に尽きますね。

1名は帰りましたが、その後3人は閉店ギリギリまでプレイ。

当初は今回のイベントは走るつもりはなく、ある程度は指定曲プレイしましたが、

最後1ヶ月くらいはほぼ指定曲無視して、紫譜面未プレイ譜面埋めたりに

費やしてたんで、大して進めてなかったんですよね。

それが、この日だけで30クレ近くやってたら、

本当に、楽曲(PRIZM)が取れるか微妙なラインまで来れましたし、

楽曲獲得後1クレやればイベント完走となったので、

最後は出来もしない曲ULTやって、半分捨てゲーみたいにしてスタンプ取って解禁。

PRIZMプレイして、歌詞的にSilbury Signやって、

同じく歌詞的にLet Me Give You My Heartプレイ。

このプレイで閉店時間となり、次クレジットは受け付けられませんでした。

結果的に最後の曲となったLet Give You My Heartの歌詞通りになっちゃったなと。

「 ほんの少しだけ時間を戻す事が出来るのなら 」 。


34クレ目、今作593クレ目、REV通算958クレで終了。

最終RPは1677.07。 新潟県33位で終了。


後半は全然話したりしてませんでしたが、

一応誰かと一緒にプレイしてたんで泣きはしなかったですね。

あと想定してた最終プレイが出来なかった事もあって、若干消化不良感が。

34クレもやっておいて。

最後の新曲(未解禁曲)解禁できてプレイ出来ましたし、

最後のプレイで最終イベント完走出来たのは、よくできてると思いましたけど。


結局、そのあと立ち話を経て午前3時近くに夕飯食いました。

ここまで1日のスケジュールをビーツに割いたのは最初で最後かと。



そして翌日(6/25)。 iOS版最終日。

ぼちぼち始めますかと思ってたら、教祖様ことNAOKI尊師による

クロスビーツ勢に向けた、直接的なツイートが2件。

氏がゲーム名を出して直接そのことをツイートするのは大変珍しい…

というか退社してる手前露骨に書けない面もあるんでしょうけど。

「 ごめんなさい」 という文字と、その次にツイートされた

「 SAYONARA DEMO 」 という楽曲。 教祖様からの新曲…!

いろんな思い出が蘇り、自然と涙が頬を伝いました。


クロスビーツが終わる。


ここ2ヶ月くらい、ずっと目の当たりにしてきた事ですが、

改めて現実味を帯びてきたな、と。

楽しい事ばかりではありませんでした。

譜面が理解できずクリアが出来ない、アンロックが解除できない、

回せど回せど曲が出せない、

孤立無援でアクティブ2人のチームに累積バトルに挑まなくてはならない、

遠征でなかなか起動できず帰ってきてから死ぬほど回さなくてはいけない、

iOSのバージョンが上がるごとに分からなくなる判定、増える無反応…

本当に、本当につらいゲームでした。

だからこそ、終わると聞いたとき、絶望の気持ちもあったんですが、

ホント何割でもないですが心のどこかには

もうイベントに追われなくて済むという安堵感がありました。僅かにですがね。

末期になると、闇イベにおける新曲出現率が大分緩和され、

イベントも累積貯めれば曲は解禁できるようになった為、

昔ほどつらいと感じる事はなくなりましたが、それでも重荷になる事はありました。

それでも起動し続けるんです、音ゲーマーは。


多分、大声出してブチギレた回数はCS弐寺より多いかもです。

「 あーーー!! 今押したねっか!何で切れるがーや!! 」 っつって

中越弁で深夜にiPadにブチギレてる

当時アラサー男性は傍から見てヤバいと思います。

まぁ30代に入ってからも普通にブチギレてましたが。


そんな私生活と近所からの評判を犠牲にしてもプレイし続けたクロスビーツ。

2014年2月15日にダウンロードして約4年4か月。

前述のREVは一応オフラインプレイが可能ですが、

このiOS版は起動自体不可となる。 本当の意味でお別れとなる。


ラスト1時間。

選曲画面一通り録画したり、アナログ録音できていない曲を録音したり

してたんですが、どうにもロード時間が長い。

これは間に合わないと思い、飛ばし飛ばしやろうとしたんですが、

時すでに遅し。 遂にはリザルト画面から動けなくなり、

一度結果を破棄してタイトル画面に戻ったのが最後でした。

タイトル画面→通信エラー、再度やり直してくださいのループ。

ラスト30分でサーバー落ち。

さよならプレイしてたらフライングでサーバーがさよならされたでござるの巻。


あーこれこれ! これがイノベーション、これがクロスビーツだよ!

ホントどうしてこうなのかしらこのゲーム!(ニッコリ)


最後までクロスビーツはクロスビーツでした。

そのまま14時、サービス終了時間を迎え、

最後20分はタイトルバック曲を聴き続けるという想定しなかった幕引き。

想定出来てたまるか。


最終RP1909.11。 歴代最高RP1916.92。

計18回課金、59520円、11746枚購入。

こうして俺の4年4か月に渡るクロスビーツは終わりました。



その後歯医者へ行き、昨日も行ったゲーセンへ行き、

オフライン化されたREVを3クレほどプレイ。 まだ足りねぇのか。

昨日出来なかった最終プレイ予定だった曲と、

iOS版の初期曲3曲をやって帰りました。

これだけビーツ漬けだった2日間は最初で最後だと思います。




前々から、最終日はなんか書こうと思ってましたが特にメモは取ってなく、

いざ最期を見届けて書こうとすると、何を書いていいか浮かばないもんですね。

すごいとっ散らかったと思います。

6時間くらいかかってやっとここまで書きました。遅筆過ぎ。


この先も底辺音ゲーマーとして生きていきます。

きっと、クロスビーツの記憶は遠のいていくと思います。

それでも、このゲームと出会った事はボケるまで忘れないと思います。

ベタで申し訳ないですが、きっと、5鍵のように振り返り続けると思います。

弐寺とは違う、狭いコミュニティだからこそ生まれた繋がりも多くあります。

どれだけが 「 元ビーツ勢 」 として残るか分かりませんが、

自分もその一人になれたら…と。

俺はビーツ自体上手くないし、絵も描けないし、曲も作れないし、

けど、ビーツについては思うところあるんだよ、

というのをどうにか形に残したくて、乱文ですが書いてみました。


本当につらかった。本当にきつかった。

けど、それ以上に、本当に、本当に、楽しかった。

全てのコンポーザー、スタッフ、そしてユーザーにありがとう。

クロスビーツをありがとう。

さよなら、クロスビーツ…。