躊躇。
毎回、訝しがらずにはいられない
心持になってしまったらしい。
自分の存在を承認してくれる存在を失うことの恐れ。
新しく預ける先ができればそれで
恐れは解消されてしまう。
そんなことが一瞬垣間見えたことが
嬉しくもあり、寂しくもあった。
あの瞬間、思いとどまれたのは、
臆病のせいか、決意の表れか。
答えはまだ、見えない。
脱線。
必要だったのは、
階段を一人で数歩、
上るだけの勇気。
日常からほんの数ミリ
脱線してみる勇気。
数々の巡りあわせがもたらしてくれた恩恵から
どれだけの果実を得るかは
またもう一つ、きっと、
違った形の勇気。
延命。
残念なほど、何もする気にならない。
延命措置でしかないんだと分かってはいても
どうしても、まだ復活の見込みがあるんだと
願わずにはいられなくて。
こんな不自然なバランスのとり方しかできないこと自体
不健全であることの証左にしかならない。
はるか昔、5年も前から、何も変わってない。