思い起こす一節「緑の丘がいかに豊かに見えたかを憶えていること」 | おしゃれダマシイ

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GW最終日。

帰省していた名古屋から戻りました。

 

訪れた義父宅では、こどもの日ということで柏餅&ちまきをご馳走になりましたカブト

 

袋の中を覗き込むと……

甘〜い香りがピンクハート

 

 

最新の持続可能性分析結果で消滅可能性自治体に名を連ねることとなった愛知県津島市……に結構昔からある和菓子屋さんで買ったものです。

 

地元ではよく知られたお店のようで、昼下がりに買いに行ってみると、ひっきりなしにお客さんがやって来ていました!

実際とても美味しいです♪

 

 

町全体としては活気に乏しいと言わざるを得ず、消滅可能性自治体の仲間入りにもさほど驚かなかったというのが正直なところなのですが、「かつては栄えていたんだな」と思わされるのが市内の各所にある老舗。

かつて津島市は繊維産業でおおいに栄えていました

 

前述のような美味しい老舗和菓子屋さんとか、それこそ江戸の昔から続く鰻屋さんとか、私も大好きなお店があちこちにデレデレ

 

義父が住まうのは津島市内ではありませんが、ざっくり言うと津島エリアなので、津島市内のお店にもよく出向きます。

 

昔日の賑わいが目に浮かぶ町が消滅してしまうのだとしたら…… 寂しいのひと言に尽きますね泣

 

 

人口減少時代に突入し、いろいろと思いを致すところも多いこの頃。

 

とはいえ、寂しさを受け止める機会が増えているのは、時代云々以前に私自身が人生の下り坂に差し掛かっているから、つまり年を重ねた者の誰もが通る道筋なのかもしれません。

 

しんみり……

 

(前略)

今やわたしは、若さよ帰ってこい、と願うこともできるし

若さにこう言ってやることもできるのだから。

老年とは、雨が降らなくても

緑の丘がいかに豊かに見えたかを憶えていること

それ以外の何ものでもないのだと。

(『今日は死ぬのにもってこいの日』ナンシー・ウッド著)

 

 

 

 

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