こんにちは (´▽`) ばん子です。
日常生活の全方位リゾート化プロジェクト推進中!
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「クリスマスイブだし〜♪」なんて浮かれて暴飲暴食、食後すぐに胃腸薬のお世話になって猛省中のばん子による、今シーズン最後のシュトレン・レポートです。。。
(久しぶりにやってしまいました……。ほんとお腹苦しかった)
最後にご紹介するにふさわしい格調の高さ、シュトレンの本場ドレスデンの老舗店(パン屋さん?お菓子屋さん?カフェ?括りがはっっきりとわからないですが……)エミール・ライマンの「プレミアムシュトレン」です。
ドーーーーン!!!
とにかくここまで風格あるシュトレンは初めて!
どっかりと750gあるシュトレンが(これでもまだ小さい方のサイズ!)、専用のリネンの収納袋に収められています。
高級革製品以外で収納袋がついてくるものがあるなんて知らなかった……。
というか、食べてなくなるものなのに収納? ま、その辺は深く追及することはしませんが。
赤い袋に入った粉砂糖が別添されています。
黒い缶が、迫力あるを通り越してほとんどものものしい……
缶の側面に描かれているのは、マイセン磁器タイルを使った大壁画「君主の行列(Fürstenzug)」の図柄。
ドレスデン城の武芸競技場外壁に制作された100m以上におよぶこの大作は、大戦中の大空襲をくぐり抜けて奇跡的に残った、ドレスデンを代表する観光資源とのこと。ザクセン代々の選帝侯や国王が描かれています。
この黒缶のプレミアムシュトレンは赤いパッケージの普及品よりもランクが上のプレミアム版ということもありますが、見掛け倒しではありません、その味わいにも「格」を感じます!
華やかさは一切狙っていないということがひと口目でわかります。
質実剛健、甘さもどちらかといえば控えめ、それでいて熟成された風味は圧倒的です。
硬過ぎず柔らか過ぎずの「パンとお菓子の中間」な歯ごたえも、甘やか過ぎず素朴過ぎずの風味も(私にとっては)理想的!
シュトレンの基準、あるべき姿を具現しているともいえるのではないでしょうか。
本場の意地というか凄みみたいなものも感じられます。
本家ウェブサイトの解説によれば(ドイツ語なので少々苦労しましたが……)、普及品は粉末状のアーモンドを使っているところを細切りのアーモンドにしていたり、バニラがブルボン産のものだったり、手作業率が高かったりといったようなところがプレミアムの所以のようです。
あ、もちろんお値段もそれなりにプレミアムです(笑)
伝統的なレシピには忠実に、しかし素材には現在手に入る中で最高級のものをといったコンセプトかと思われます。
長年お世話になっているamitieさんよりリクエスト頂きましたので(ありがとうございます!)、原材料表示を追加してみました↓
私的にはケチのつけようのない内容のシュトレンで熱烈リピート希望ですが、ただひとつお財布にやさしくないという点がネックということもあり、来シーズンは普及品の赤いパッケージの方を試してみたいと考えています
今シーズンもシュトレンレポートにおつきあい頂き、ありがとうございました……!