みなさん、こんにちは、レゾナンスリーディング、渡邊康弘です。

本日の1冊は藤あやさんの『ファンは少ない方が稼げます』という1冊ですね。

 

 

 

 

タイトルにひかれたのと、2009年、青山学院大学を卒業って、大学ですれ違っていたんでしょうかね。田中みなみさんがミスコンの代なわけですけどね^^;;

 

本書はすでにマーケティングを学べている人にとっては、当たり前の話ですが、

このタイトルに惹かれた人やマーケティングに弱いという人にとってはわかりやすいという一冊です。

 

ネットではいかに検索されるかが重要なので、多くの人が知りたくアクセスやいいね、再生回数が高いものがこの数年フューチャーされていく傾向にありました。

しかし、もうひとつの側面はそれはそれで稼げるのですが、それが本書で書かれているファンは少ない方が稼げますという話ですね。

(個人的には「ファンは少なくても稼げます」なんですけどね)

 

コアなファンが24名いたとして、年間40万円払ったとすると、年収960万円。

もう少しくだくと、24名が月額約3万円ちょいを年間払ってくれると、年収960万円。稼げるというものですね。

 

そのファンに出会うためには、

・オンリーワンの肩書き

・魅了するブログを描け

 

という手法を紹介しています。

 

単純にアクセス数が数万とか、あったとしても、お金を払ってくれるような人やエンゲージメントが高い人がいなければ稼げないというもので、もっとコアなファン層に届くようにというものです。

 

正直なところ、すでに自己啓発や過去のマーケティングで語られている当たり前の話なので、目新しさはないのですが、よくまとまっていて、また女性書いた一冊なので、女性の方には読みやすいのでよいと思います。

 

どうしても、わかりやすいアクセス数や、フォロー数、いいね数に注目してしまいがちですが、ユーチューブでもどんどんコア層へとシフトしていますね。単純にアクセス数や、フォロー数がある場合には、広告収益という収益モデルが成り立つとうまくいくわけですけど、コアファン型は一見すると全く逆なんですね。

 

コアになれば、なるほど、尖れば尖るほど、ある一定領域まで、眼がでなかったり、オンリーワンが築かれなかったりしますが、本書で書いているように、半年ないし、個人的には二年続けることができるとそれなりに目がでると思います。

 

全体としては既出感たっぷりだったので、もうすこし、この人のネタとしての、オンリーワン、なぜコアファンに届くかをみたかったのですが、それなりに楽しめる一冊なのではないかと思います。