みなさん、こんにちは。 レゾナンスリーディング渡邊康弘です。

『たった一つのフレームワークと三つの思考法 創造力を民主化する』永井翔吾著、 BOWBOOKS。

 

 

音声での書評はコチラより!

 

 

この本をご紹介させていただければなと思います。

 

今日ご紹介の一冊は、2022年の3月30日発行のですね。BOWBOOKSさんの『たった一つのフレームワークと三つの思考法、創造力を民主化する』という一冊ですね。

このBOWBOOKSさんはですね、discover出版さんの創業者、干場社長が立ち上げられた出版社ですね。本当にですね、非常に面白い一冊一冊が続々と発刊されていると言うところです。

 

個人的にはね、普通の出版社ではやらないようなマーケット。採算がとれないけれど、世の中にこの価値観、必要だよね。こうした考え方えこれは今求められているぞと、干場社長の感性に基づかれてですねええ作られているなあと言うふうに思っています。

 

今回のこの本は、BOWBOOKSさんの本の中で、一番ピンとくる一冊でした。

ただね、どちらかというとメインテーマにピンはこず、部分のところにピンときました。

 

この本のテーマである、ただ一つのフレームワークって一体何かと言うと、課題解決方法というのがあってですね、その課題を生み出すためにwho,where,when→whyっていうですね。流れですね。誰がどこでいつ?そしてそれを見出すことによってですね。どんな課題があるのか、解決方法としてはwhat何を使ってhowどのようにという、このフレームワークですね。

 

それに加えてですね。三つの思考法ですね。統合思考、アナロジー思考、転換思考というええものを用いまして、それで、アイディアを想像力ですね。クリエイティビティを増していこうじゃないかと、次々と新しい製品を作っていこうじゃないかというふうにですね。

書かれている一冊なんです。

 

私は正直言うとこのメインテーマぶっちゃけどうでもよくてすごいなあと思ったのがですね。私の中でも非常に気付きが多いなと思ったのがですね。実は、ひとつなんです。もうただ一つだけで、この本は価値があるなと。思ったのはええとこの本の中でですね。

 

第二章の三つの思考法統合手法というのが書かれております。 58ページ。

統合思考の中ではですね、課題を抽象的に捉えて複数の課題を一気に解決するというやり方と、トレードオフの課題を見つけて、まとめて解決するという方法ですね。

 

こちら二つが載ってるんですが、個人的にですね、ハマったのが一番のですね。

 

課題を抽象的に捉えて、複数の課題を一気に解決するという手法だったんです。 この複数のですね。課題を一気に解決する。本質的な課題の見つけ方というので、課題の構造化をする方法というのをですねこの本の中ではご紹介しております。

 

この課題をですね、構造化する方法として本源的欲求とニーズのですね。違いを意識するこれをですね。 極めて重要視していると言うところなんですね。。

 

「本源的欲求」×「シーン(具体的な場面)」→「ニーズ」と書いてあるんですね。

本源的欲求がまず何かがあって、そこにシーンですね。シーン、その本源的欲求が。 こうかかわるようなシーンが生まれて、そしてニーズがあると。 いうところで、例えば楽しみたい、楽しい、楽したい、楽したいですね。楽したいという時に、会社員が月末に経費処理業務に追われている時楽したいという感情が生まれると、なるほど。

 

そうするとニーズとしては毎月の経費精算が面倒くさくて、だれかにやってもらいたいというニーズが生まれるわけですね。

 

これね、実際のところ、これを私的にビジネスうまいなあって感じる人ってこのですね、シーンが具体的だなあと思うんですよ。例えばクライアントがどういうふうにお困りですか?という風にですね。私のコンサルティングしておりますクライアント、非常に極めて優秀な社長さんというのはですね。そのクライアントが何に困っているのか、どういうふうになってるのかっていうのが分かるんですね。

もちろん社長さんがオーナーであればですね。その現場のマネジャークラスがですね。非常に極めて明確な具体的シーンということですね。 思い浮かべることができている。

 

そのため、私の中ではこれは非常に重要だなと言うので、わたくしの中ではですね。セールスコピーコンセプトキャンパスというのを通じてですね。一日のシーン、これをですね。見ながらええ、一体クライアントと言うのはどういうシーン、根源的欲求ですね。こうしたあしたいというのが。 痛みとして出てくるだろうかっていうふうに考えていたんですが、なるほどな。

 

こういうふうに、本営的欲求と言うことをですね。まず最初に持って行って、そして、シーンが変われば、ニーズが生まれてくると言うことがあるわけですね。

 

本源的欲求はシーンに依存せず、常に存在しています。他方、ニーズはシーンが変われば、それに合わせて変わっていくもんです。逆に言うと、シーンが変わった際に変わらず存在できる欲求は本源的欲求と言いますと言うですね。

 

このフレーズでですね、あ、なるほどなと、これはいいなと言うところですね。で、これ結構ですごっちゃにしてる人も多いわけですよね。ニーズと実際の本源的欲求というのをごっちゃにしているということもあるし、ニーズと言うのは個人的にはシーンが変わればですね。 それは変わるだろうと言うところですね。

 

結構成り立ってないのが、会社が売りたい商品。 例えば、ここでは何しましょう?経費精算プログラムを売ると経費精算のやり方、請求書を出しやすい経費精算が楽ですよ。営業マンですかね。営業マンの悩みでええあると交換した時に、例えば、経費精算といった時にですね。

 

何でしょう?営業マンであるかどうか、経費精算と言えば、営業マンっていうものが連想できるかどうかですよね。普通の一般社員の方が経費計算することっていうのはほぼないですよね。

 

そうすると営業マンが多いだろうとで経費計算をしたりとか、接待交際費。 誰と一緒にごはんに行ったの?部下、同僚とご飯に行ったのか、それが会議費として認められるのか、それとも、接待交際費で落とせるのか、誰と行ったのか。そういうことが明確に書いてないと決して生産というのは落とせないわけですよね。

 

そのときにこの経費精算というのが、実際経費処理業務に追われている時という表現、この書き方をするとですね、経理になるわけですよね。経費処理業務に追われている時というのは、「業務」と言った時には、経理になっちゃうわけですね。

 

そうすると経理が毎月の経費精算が面倒くさくて、誰かによってもらいたい。 っていう表現が本当に適切なのかどうかっていうことですね。私、考えるわけですよね。これが本当に上手い人だとこのですね。

 

微妙なニュアンスですね。そうすると会社員というよりも少し具体化を入れて具体的に行くと営業マンがっていうふうに言ったほうがいいですよね。もし経理じゃなくて営業マンの場合、営業マンが。 月末に経費処理業、経費処理。「業務」よりも「雑務」といった方がいいですね。業務と言うと、本当にそれが業務なのかというと。 微妙ですよね。営業マンというのは1秒に秒あったらお客さんに連絡を取ってですね。会社にとって売り上げプラスの売上を上げたいというのが基本ですから。そうすると。 経費処理業務というよりかは、経費処理の雑務に追われている時と言った方がいい。

 

そして、毎月の経費精算雑務が面倒くさくて、だれかにやってもらいたいと言うと、成り立つわけですよね。こういうふうにですね、作っていくわけなんですけど、ここがですね。紹介されている本はほとんどないんですね。

 

これは、マーケティング、セールスレター、営業セールストーク。 磨いていく時にですね、これが一番重要なレッスンなんですけど、ここがですね。分かってない。 ええわたくし、もう本当にです。クライアントにですね。

 

一緒になってこのコピーを考えるわけですけど、本当にこれがうまくできているっていうのはないんですね。なので、このたったですね。58頁、59頁、60頁、61頁、そして62ページですね。ここだけでもお腹いっぱいですね。

 

この後で、より抽象、具体のやり方が載っているわけなんですけど、この4頁だけみてもいい一冊ですし、

 

三つの思考法通じてですね。どういうふうに課題を見出し、解決策を描けるかっていうのはあるんですけど、正直言うとですね。ビジネスパーソンがそんなすごいアイディアをいきなりじゃ本書いて本読んでできるかというとできないわけですよね。

 

そうするとじゃあ、どうトレーニングするかというと、ひたすらですね。 ええ、どういうシーンで人が困っているんだろうか?どういうシーンのとき、本源的欲求や、もしくはニーズが生まれているんだろうか?

 

ニーズから見た時にどういうシーンで、そして本源的欲求はどういうものなのかっていうのを考えていくという力ですね。

 

この『たった一つのフレームワークと三つの思考法 創造力を民主化する』には、他にも優れた視点というのを書かれておりますので、是非、この一冊をですね。手に取っていただけると嬉しいなと思います。