これからエンボスヒーターを購入するのに、ヒートガンは大丈夫ですか?という質問をいただきましたのでお応えします。
清原のエンボスヒーター。
もともとエンボスヒーターは、スタンプインクにエンボスパウダーをかけ、熱を与えることでパウダーがとけて盛り上がる形状にするためのものです。
(例)
後ろの真ん中の鍵やフレーム部分がエンボス加工した所です。
粉をとかすための高温が出ますので、ドライヤーの熱では対応できません。
今はレジンの気泡抜きとしての方が知られてますね。
熱を加えると粘度が低くなり空気が抜けていきます。
エンボスヒーターを販売しているところ(当初からエンボス加工用に販売されてた)
温度調節が2段階に使い分けできること、可倒式スタンドがついているので、置いたままの作業、プラバンなどにも使えて便利です。
ヒートガンも乾燥、塩ビ管の曲げ、シュリンク包装の収縮などに使われるようです。
ヒートガンとの違いですが、エンボスヒーターは最大250℃、ヒートガンは550℃。
エンボスヒーターは吹き出し口が小さいので、繊細な作業に向いてます。
550℃だとシリコンモールドが傷んだり、レジンの収縮も気になりますね。
個人的にはレジンの会社が実験して出しているものか、上記のものがお勧めです。
関連記事
当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。
ご了承ください。