梅干しの仕込み | レジン作家 kumaさんのWeblog

レジン作家 kumaさんのWeblog

アメージングレジンブログ

今朝、奈良の梅農家さんから有機栽培の小梅が届いた。

 

先月、予約を入れたのだけれど、とても人気があるので、あっという間に予約がいっぱいになってしまい、今年も残念ながらあきらめていたところに、「30キロほど多く収穫できましたので、ご連絡いたしました。いかがでしょうか?」とのメールをいただき、速攻で注文したら受注が確定して、今朝クール便で届いた。

あきらめていただけにうれしかったよ。

 

完熟梅はすぐに傷んでしまうので、届いてすぐに仕込んだ。

私は小梅しか漬けない。

小梅の方が食べやすいからね。

 

梅干しを作るようになって、もう30年くらいになるから、3キロくらいの梅なら1時間もかからずに仕込みが完了する。

甘い梅の実の芳香に包まれての仕込み作業はとても楽しい。

 

 

 

 

 

 

重しは、厚手のビニールに入れた水。

重石のように固く梅を傷めることがないし

梅に均一に圧がかかるし

なによりしまう場所を取らないのが一番いい。

 

 

暑くなってきて夏野菜がおいしくなると、しば漬けが食べたくなる。

去年、小梅を漬けた時の赤紫蘇と赤梅酢をとってあるから、食べたくなったらすぐに漬けることができる。

 

 

 

自分で作るものは、食材から自分で選べるし、調味料もヘンなものが入らないから安心だし、そしてなにより自分で作った方がおいしい。

 

 

実は、私が考案したドライフラワー製法の中で、水分を速く抜く方法は漬物がヒントになっている。

 

漬物は、野菜の細胞内部の水と、塩(塩水)との浸透圧の差によって、水と塩水が置換されることで漬かる。

「それなら花の細胞内部と外との浸透圧バランスを崩せばいいのでは?・・・・  あっ!!」って感じで思いついた。

 

だから手作りはなんでも同じだし、なんでも楽しい。

 

 

 

当ブログで一番閲覧数の多い記事

「そろそろレジンの流行もピークかな」