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FD 最終戦も制す

22日、サーパススタジアムなどで3試合を行った。後期優勝を決めている高知FDは香川OGと今季最終戦。初先発の武田(伊野商高出)が、8回を2失点の好投を見せ、6―2で快勝した。武田は公式戦初勝利。


 FDは五回、中村、古卿の連続本塁打などで4点を先制し、九回にも2点を追加した。先発武田は打たせて取る投球がさえ、九回は山隈が抑えた。FDは後期を22勝12敗6分けで終えた。


 連年の盗塁王を狙う山伸は一回に二盗を決め、1位の笠井(香川)と並ぶ41個目。打点と本塁打のトップに立っているカラバイヨは4打数1安打で、打率2位のまま。首位打者には届かなかった。


 福岡RWは徳島ISを4―1で下し、先発森が14勝目でFDの吉川とともにハーラートップに並んだ。長崎St―愛媛MPは4―4で引き分けた。



初心に帰った長距離砲


後期優勝を果たした高知FDは26日から、前期の覇者、長崎Stと年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)を戦う。前期制覇で臨んだ2006年のCSは香川OGに1勝3敗で、年間王者を逃した。4年ぶりの年間王者を目指し、選手たちの意気も上がっている。


 中でもこのところ調子を上げているのが、リーグ1年目の05年リーグ優勝を知る中村だ。後期最大のヤマ場だった8月29日の長崎戦で同点の九回、敵地の佐世保球場バックスクリーンに勝ち越し弾。その後の試合でも勝負強い打撃を見せた。


 9月は5本塁打10打点。ホームランがいずれも勝利につながり、後期優勝に大きく貢献した。

 中村は「野球人生の集大成にしよう」との決意で、今季を迎えたという。しかし、前期はわき腹を痛めて戦列を離脱。調子を落としたチームと歩調を合わせるように、バットは湿っていった。


 そんなどん底の中、中村は初心に帰り、大きい当たりを意識して大振りになっていたスイングを調整。センター方向中心に打ち返す意識を持つことで、鋭い打球がよみがえった。


 今季、中村が打席に入る時のテーマ曲は「GReeeeN」の「歩み」。歌詞にあるように、歯を食いしばってはい上がってきた。チャンピオンシップでも胸を張って打席に入る中村のバットが、勝利という「大輪の花」を咲かせてくれるに違いない。



■香川―高知8回戦(22日・高知4勝3敗1分け、18時、サーパススタジアム、2507人)
 [勝]武田21試合1勝
[敗]八重倉2試合1敗
▽本塁打 中村10号①、古卿4号①(以上高)
▽三塁打 洋輔▽二塁打 中平、飯田、西本、カラバイヨ、国本、オ▽盗塁 山伸、国本▽失策 今中、武田、志佐▽ボーク 武田、山隈
▽試合時間 2時間34分


高知新聞

高知が後期Vへ一気、投打かみ合い3連勝

四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスは、15日の香川とのダブルヘッダーは1勝1敗としたが、18~20日は愛媛、福岡、香川に3連勝し、一気に後期優勝を決めた。2006年前期以来、7期ぶりの王座。投手陣は、この5試合でも8失点と踏ん張り、打撃をもり立てた。


 15日の香川戦。1試合目は先発吉川が9回無失点の安定した投球。打線も二回に中村、六回はカラバイヨがそれぞれ本塁打を放ち快勝した。2試合目は相手投手の前に1点しか奪えず敗れた。


 18日は二回、中村の2点本塁打で先制。投げては山隈、吉川のリレーで無得点に封じた。


 19日の福岡戦は打線が奮闘。一回に先制されたが、三回に西本、カラバイヨの適時打で逆転。七回は梶田の本塁打と敵失などで一挙3得点し突き放した。普段は抑えの伊代野が先発し、9回2失点10奪三振。再三のピンチにも要所を締めた。


 20日は、勝てば優勝が決まる2位香川とのホーム最終戦。両軍無得点の七回、藤嶋が先制打を放つと、流も2点三塁打で続き、この回一挙4点。先発吉川は九回二死満塁のピンチを最少失点で乗り切った。


 前期は投手陣の駒不足で苦戦したが、後期は伊代野、吉川らが安定した投球を見せた。後期を終えると、前期優勝の長崎とリーグチャンピオンシップが控える。勢いに乗り、4年ぶりのリーグ優勝を飾りたい。



2009年9月22日 読売新聞

FD 長崎に敗れる

21日、佐世保球場などで3試合を行った。後期優勝を決めた高知FDは前期優勝の長崎Stと対戦。序盤の失点が響き、2―4で敗れた。 FDは初回、中平(高知高出)の適時打で先制したが、その裏、先発山中(伊野商高出)が5安打を浴び4失点。その後は立ち直ったが、反撃は三回オの適時打による1点のみ。六回終了後に雨が激しくなり、降雨コールドとなった。



 福岡RW―愛媛MPは1―0で愛媛が勝ち、抑えの入野(岡豊高出)は今季7セーブ目。香川OG―徳島ISは香川が8―1で快勝した。



■長崎―高知8回戦(21日・高知5勝3敗、18時15分、佐世保、733人)
 [勝]藤岡24試合9勝6敗
[敗]山中35試合6勝9敗1S
▽二塁打 中平、林、大西、保延▽盗塁 西本、海治▽失策 松原▽捕逸 熊本▽与死球 山中(保延)
▽試合時間 1時間44分(中断1時間14分)



高知新聞