間取りの収納計画で見落としがちなポイント10 | こころにきく*暮らしとインテリア*リフォーム

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こんにちは、住空間収納プランナー・インテリアコーディネーターの


Rerasiku(リラシク)西川麻美です。




苦手な人ほどやっておきたい。新築やリフォームの際、自宅の間取りを考える時に、見落としがちな、収納計画のポイントをまとめてみました。ニコニコ




①床下収納や、ロフトが有効だと思っている




 自分がその場所に何を収納するのか、どうやって収納するのか、よく考えてみましょう。


年に一度しか使わないような物をロフトにしまったら、ロフトへの出入り、物を出したりしまったりが大変だと思いませんか?




キッチンの床下収納も同様です。以外と出し入れが大変で、ほとんど使っていないと言う方も結構いらっしゃいます。




たとえ年に一度しか使わないようなものでも、使う場所の近くに収納を設けることが出し入れしやすくするコツです。




②収納率だけで判断している




 よく、チラシなどで収納率○○%という文字をみかけると思いますが、あの定義自体があいまいで、不動産会社によって、計算方法がちがったりします。




また、そこに計画されている収納スペースが使いやすいかどうかまでは、その数字からはわかりません。




③家族の身長のことを忘れている


 


 意外と忘れがちなのが、家族の身長。


背の低い方は上に収納スペースがあると使いにくいのはわかりますが、背の高い方は、下の方にある収納スペースは体に負担がかかり使いにくいようです。


また、高齢者の方は、上の方、下の方の両方が使いにくいと考えた方が良いでしょう。




④掃除機の収納場所を考えていない


 


 掃除機の種類が多様化していますが、家が出来てから、収納場所を考えようとすると、棚の高さや、収納場所などなかなか良いスペースがみつからないことも・・・


事前に計画し、使いやすい場所に収納できるようにしておくことが、掃除しやすい家をつくるコツです。


 


⑤家族のくつの量を考えていない


住まいが出来上がってから、くつの収納スペースが足りずに、家具を買い足しするケースを多々みかけます。また、小さいお子さんがいる場合は、今後増えることも想定しましょう。(特に女の子)くつ以外にも、スポーツ用具や外で使うものの収納スペースもとれる空間を確保できると、さらに使いやすくなります。




⑥家族の服の量を考えていない


 クローゼットハンガーに服がかかりきらないケースがよくあります。


収納のお悩み場所NO1はクローゼットだそうです。


バックの収納場所のお悩みも多いです。


最低限、買い足しているものを含めて今どれくらいの長さのハンガーを使っているのか、計ってみてください。




⑦リビングに収納を設けていない


 リビングでくつろぐ際に、使っているものは、細かい物が多くないですか?


つめきり、耳かき、雑誌、文房具。


他には、家族の書類(郵便物や、幼稚園や学校からの書類)もあります。


DVDやスマホ、パソコンやプリンターなどの関連の収納場所も必要でしょうか。


事前に間取りに組み込むことで、スッキリしたリビングに!


家具を購入する場合でも、設置場所のスペースを考えておくことが重要です。




⑧洗濯する場所と、干す、しまう場所がバラバラ


 この動線がまとまっていないと、お洗濯がとっても面倒で大変な作業に


なってしまいまい、片付かない住まいに・・・。




⑨宅配便の荷物の対応方法を考えていない


 ネットショッピングや、食材の宅配などのサービスが増えていますが、梱包材の処分方法。


保管場所を検討しておくとダンボールに囲まれなくてすみます。




⑩ライフスタイルの変化を予想していない


 そのお住まいに何年住みますか?ライフスタイルの変化に対応しやすい間取りと一緒に、


収納する物、場所、量を検討しておくことも大切です。





いかがでしたでしょうか。今までとブログのキャラがブレているかもしれません(笑)


気まぐれですが、また何かまとめてみたいと思います。チューリップピンク