『アルチンボルド展』:国立西洋美術館 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

今日は音楽会のあと(すみだトリフォニーホールから)、上野へ。

国立西洋美術館の
『アルチンボルド展』へ


今日は金曜日なので夜まで開館!土日は勘弁なので こんなにピッタリの日を逃してはいけない。

入ってすぐの 自分顔が野菜になっちゃう、アルチンボルド風の自画像作製コーナー。4~5人待ちだったので まずはそこからスタート。みんな一人だったので 違和感なく並んで楽しめました。


↑自画像2点😄

土日なんかは家族連れで混雑しそう。一人じゃ並べなさそう。
てもこれ、野菜だからいいけど、魚バージョンだったらみんな嫌がるかもね~😣

展示室に入ると 有名な『四季』と『四大元素』の部屋もガラガラ。ゆっくり観れました。でも足を3回も踏まれました💢😠💢みなさん、前後の移動が顕著でした…

途中まで流して観たあとに、18:00~のスライドトークに参加。40分のレクチャーを聞いて大正解!
レクチャーのあと再度 実物を観れる。なんと充実した展覧会!
そこまでしっかり聴いて、観てしまったので、図録を買ってあとで復習…の必要性を感じなくなってしまいました。

展示作品は、もちろんアルチンボルドの作品だけではなく、周辺の画家の作品やハプスブルク家が収集した工芸作品まで。
工芸作品では『宝石が埋め込まれた鉢』の美しさ。
自然描写をテーマにした展示では、16世紀とは思えない博物誌的な緻密な絵画の数々。
そして驚くべきは、アルチンボルドが静物画の先駆者だということ! 静物画の最初の作品がアルチンボルドの『庭師』だと!

空いていたので、疲れ知らずで充実した展覧会でした!