『ブレーメンの女楽師たち』~着物で装うクラシックコンサート~ | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
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午後はどこに…
もう一度大阪フィルとも考えたのですが、昨夜 音楽会を検索したら出てきた

『ブレーメンの女楽師たち』
~着物で装うクラシックコンサート~

京都文化博物館 別館
15時~

ソプラノ:足立 恵美
ヴァイオリン:星野 えり子
ピアノ:大宅 はるな


に することに。
京阪坂本から烏丸御池へ移動。
意外と早いのにビックリ!

こちらを選んだのは、曲がめっちゃ良かったため。
会場は 博物館の別館で、旧 日本銀行という歴史的な洋館の空間でした。



まずは
🎵テレマン:6つの道徳的カンタータ~「音の芸術」
聴きたかった曲集ですが、まさかピアノで初めて聴くとは!

🎵モーツァルト:ヴァイオリンソナタ ト長調 K.301
聴いて、あの曲だ!と思う ちょっぴり知っている曲。

次がモーツァルトの歌曲から
🎵モーツァルト:「さびしく暗い森で」「ルイーゼが不実な恋人の手紙を燃やした時」「静かさはほほえみつつ」「魔法使い」「すみれ」「喜びに躍りて」
最後の「喜びに躍りて」はもしかして…と思うも、やはり『フィガロの結婚』の挿入アリア。中学生の時に県立音楽堂での『ハイドンアンサンブル』の演奏会で 何度か嶺貞子先生で聴いたことのある懐かしい曲。
ピアノだけでなく、ピアノの右手をヴァイオリンがなぞりました。それもなかなか乙なもの。


休憩のあとは
🎵ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番 ハ短調
これも聴いたことのある曲。第2楽章の美しい旋律がいい。

最後に
🎵ハイドン:スコットランド歌曲集~「愛しいジョッキー」「ジョン・アンダーソン」「僕の彼女は可愛い娘」「スコットランドの釣鐘草」「古き昔」
この曲を選んだのは もしかして朝ドラ!って感じのお話からスタート。朝ドラの影響から ハイドン(やベートーヴェン)の民謡編曲版が聴けるようになるといいなぁ。
収穫は「釣鐘草」が反戦歌って初めて知ったこと。最後の曲は 有名な蛍の光の原曲。歌の前にウィスキーが出てくるあたり 朝ドラを上手く利用した演出で締めていました。

音楽教室の先生の模範演奏って感じですから、コメントは差し控えますが、残響豊かな歴史的建物での演奏会はいいものです。

そのまま超満員の地下鉄で京都に。新幹線の改札の混雑を見て、新幹線 止まっているの?と思ったくらい。
夕食は改札内の売店で買おうと思えば、長蛇の列で断念。
のぞみの自由席はもちろん大変な混雑。博多からののぞみを狙うも、今日は新大阪からかなりの立ち客がいてそれも無理。30分ホームで待って「ひかり」にすることで 座って横浜に向かうことができました。すると、米原と岐阜羽島で通路までいっぱい。絶食での帰宅になりそう!