中野振一郎・チェコ演奏旅行帰国記念演奏会 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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京都の癒しの庭園から 高槻へ。

中野振一郎・チェコ演奏旅行帰国記念演奏会

高槻現代劇場 レセプションルーム
16時~

指揮とチェンバロ:中野 振一郎
コレギウム・ムジクム・テレマン(古楽器の各パート1名)


最初の曲は
🎵J.A.ベンダ:シンフォニア ト長調
前古典派の 小型の管弦楽曲。強弱の対比が鮮やかな曲。チェンバロの軽妙な伴奏が彩りを華やかに加えてました。

🎵F.ベンダ:フルートとチェンバロのトリオソナタ ト長調
これはフルラウトトラヴェルソの出口かな子さんと中野振一郎さんの2人。トリオという名称は楽譜が3段だから。バロックの香りの残るこの曲、もしかして初めて聴くかも… なかなか素敵な曲。
フリードリヒ大王のためのこの曲、長いチェンバロの伴奏のあと、フレーズの途中からフルートが入るなどちょっとした工夫も。
楽しめました。

🎵フォルクレ:クラブサン組曲第5番~4曲
表題つきの描写的音楽はバロックそのもの。
フランスの薫りがいっぱいに。

そのあとの休憩時間にはレモンティーがサービス。そして チェンバロのまわりには たくさん人が集まり撮影会。


休憩時間のほのぼのとした空気は サロンコンサートならでは。

後半は
🎵グレトリー:シンフォニー ニ長調
古典派様式の管弦楽曲。
フレーズが突然切れたりと、驚きが新鮮。
旋律はモーツァルト風で、聴きやすい音楽は私好み。

🎵A.L.クープラン:クラブサン曲集~3曲
有名なクープランの甥のA.L.クープランは、なんとモーツァルトの時代の作曲家。作風はバロックそっくりと思いきや、中野さんいわく ショパン風のチェンバロ曲。それもうなずける、時に無重力感覚を伴う音楽。バロックとロマン派を足して2で割った感じ。それは古典派?って言われると、まったく正反対でした。

最後に
🎵J.A.ベンダ:チェンバロ協奏曲 ロ短調
熱い古典派の佳曲。
強弱の幅広さや、効果的なピチカート、鮮やかな転調など、聴きどころ満載。
調は短調だけど、大半は長調で聴きやすい曲でした。

今回は中野さんの『チェコへの演奏会の帰国報告会』と銘打ってあり、おしゃべり満載。
今回は音楽とおしゃべりでお腹いっぱい。

やっぱりサロンコンサートはいいですね。

その後、久し振りに難波へお出かけ。

夕食は、これも久し振りに、自由軒の(インディアン)カレー。カレールーがご飯にまざった 中央に卵が落としてあるだけのシンプルなもの。知らない間に大盛りまでできていました。


そして、大だこ(たこ焼き)食べて、帰ってきた食いだおれ人形に挨拶して、三宮の健康ランドに入りました。


やっぱり大きなお風呂は旅の夜には重要です。