はいどん楽遊会 その九鈴木 秀美とその仲間たち:雑司谷拝鈍亭 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~実際…のが一番~

今朝は大阪で早起き。ぐっすり スッキリの朝。
ゆっくりお風呂に入って 時間を調整。
朝食は難波の天丼屋。それに大たこ。
その後 新世界まで行って、スマートボール。今日は100円で大阪土産を獲得。年末の分を取り返した感じでした。
そして 並びのお店で、またまたたこ焼き。大たことはソースの味が異なっているから、飽きずに食べちゃいました。

あとは天王寺公園を抜けて、あべの橋からバスで大阪国際空港~伊丹へ。

連休中日なのにやたら混んでいる、それもどうみても 旅行者やビジネスマンではない人たち。その中を駆け抜け、ほとんど待たずに搭乗。767-300の中央席は乗っていない程度の混みかた。私は 左側、富士山側の窓際。

滑走路に移動しはじめた瞬間、目を疑った。
なんとANAのジャンボ機、3月末引退、が駐機場にいるじゃないですか。
離陸時にちょっと目にした、ターミナル向かいの公園は、いつも誰一人いないのに、黒山の人でした。特別なイベントだったのでしょう。空港の混雑の理由もわかりました。

羽田に定刻 13時半に到着。
そのまま出発ロビーで、テレビの番組をNHKに合わせて、都道府県対抗女子駅伝の観戦。
本当は 今日、京都に行き、金閣寺近くで応援する予定だったのです。再来週は大阪国際女子マラソンと 関西のロードはイベントが目白押しですが、この冬はすべて外してしまった感になっています。

神奈川の健闘を確認してから 羽田空港を出て、向かった先は 有楽町線の護国寺。
わざわざ関西から戻った理由は


はいどん楽遊会 その九
鈴木 秀美とその仲間たち 

17時~
雑司谷拝鈍亭


恒例の、ハイドン弦楽四重奏曲シリーズ

本日の演し物は
🎵ハイドン:弦楽四重奏曲ト長調 作品1-4
初期の5楽章からなる作品。
2つのメヌエットにはさまれたゆっくりした第3楽章が絶品。第1ヴァイオリンのエコーの役割の第2ヴァイオリンには、弱音器をつけて その効果をあげていました。持参したオイレンブルクのスコアには、そこで弱音器の指定はありませんでした。
速い終楽章はABAの3部形式で、規模も拡大され 簡単な形式からの脱却がみられるのがいい。
珍しい初期の曲を楽しめました

🎵ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ短調 作品9-4
ハイドン最初の短調の四重奏曲。
しっとりとした味わいが良く出ている演奏でした。
重心の低い第1楽章に続く、仄かに暗いメヌエット。そのトリオはヴァイオリン2つだけの曲。第1ヴァイオリンは終始重奏で、エキゾチックな雰囲気を醸し出していました。
そして一番美しかったのは、ゆっくりな第3楽章。旋律がそれぞれのパートに繋がりながら 織り上げられていきました。
第2ヴァイオリンが絶品でした

休憩を挟んで
🎵ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調 作品50-6『蛙』
前の2曲に比べると格段に響きが変わってくる。異なる時代の曲を並べると、そこが面白い。
標題になっている、もちろん後年 第三者がつけた、蛙の第4楽章、楽しめました。
ピリオド楽器による落ち着いた音を、80人足らずのホールで聴く贅沢。アットホームな素敵な音楽会になりました。

終演後、ご一緒したお友達と夕食。

帰宅したら、録画した駅伝をちゃんと見なきゃ。