バッハへの旅~ケーテンとカフェ ツィンマーマン~:名古屋音楽大学めいおんホール | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~カフェじゃないけど~

昨夜は仕事からそのまま 静岡県の焼津へ。
私のお気に入りの健康ランド、というか 宿泊できる温泉施設、焼津黒潮温泉まで。
食塩泉のこの温泉は 温まる。そして 宿泊しても2000円は魅力。だから レストランで飲み食いしても 安心。昨夜は マグロのたたき丼に鍋焼うどんをペロッと食べちゃいました。

今日は前回、焼津に泊まったあとに行った 牧之原台地散策の後半、小夜の中山を歩こうと思ったのですが 雪の予報。そして 朝、空一面の雲を見て、簡単に予定変更。

浜松楽器博物館も考えたのですが、浜名湖に寄ってみようと 弁天島へ。
ところが、浜名湖ってめぼしい何かがあるわけでもなく、あるのは庶民には高すぎる 観光地価格の 鰻屋さんくらい。ここに入れるハズもなく、寒さの中、駅に逆戻り。次は豊橋から豊川稲荷に行って いなり寿司、とも考えるも 寒さで途中下車の元気はなく 名古屋まで。
味噌煮込みうどんの予定も 電車で暖まり 温かさより量。結局、久しぶりの矢場トン、味噌かつ、でお昼。
そのあとは 今日は温泉のあるホテル泊なので、15時にチェックイン。温泉でのんびり温まって、お出かけ。


バッハへの旅~ケーテンとカフェ ツィンマーマン~ 

18時~
名古屋音楽大学めいおんホール

名古屋音楽大学の学生オケ、といっても2-2-2-2-1の小さな編成。
チェンバロと指揮:中野 振一郎


今日は全てJ.S.バッハプログラム
🎵J.S.バッハ:オーボエとヴァイオリンの協奏曲 ハ短調 BWV.1060
ソロは学部生と卒業生。
通奏低音に中野さん。

🎵J.S.バッハ:ブランデンブルグ協奏曲5番 ニ長調
チェンバロに中野さん。フルートとヴァイオリンは学部生と卒業生。

華やかな2曲の協奏曲を楽しく聴けました。もちろんモダン楽器を使っての演奏。オケのパートはしっかりまとまっていて、チェロの安定感により、安心して聴けました。
ソロは2曲のヴァイオリンソロを弾いた卒業生が ちょっぴり能面的演奏だったのが残念でした。
それに対して 管楽器は表情豊かな演奏でした。

休憩後
🎵J.S.バッハ:2台のチェンバロの協奏曲 ハ短調 BWV.1062
第2チェンバロに中野さん。第1チェンバロは院生。

🎵J.S.バッハ:3台のチェンバロの協奏曲 ハ長調 BWV.1064
第1チェンバロが中野さん。第2チェンバロに学部生。第3チェンバロに院生。

どちらも中野さんの躍動感溢れるチェンバロに引っ張られた好演。
3台の協奏曲ではハラハラしましたが、それもまた ほほえましい若葉マークのソロを聴かせてくれた2人でした。


今日は無料の学内演奏会って感じで出かけました。300人程度の小さなホール。そのような学生の発表会的音楽会なのに、配置替えや後半の開演前に、丁寧な中野さんのお話がつきました。本当に楽しい音楽会になりました。