瀬戸内国際芸術祭~8日目前編:男木島 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

今日は高松の大浴場つき、そして、朝食がしっかりとれる、四国で一番おすすめのビジネスホテルから、満腹でゆっくりとスタート。

今日は高松港まわりから。まず、案内所でちょっぴり情報を集めたあと、北浜の展示場に行くと…

警備員さんが、
「今日は15時からだよ~」

15時ってあり得ない😲

同じ方向に歩く人がパラパラいたので安心してあとについて行ったので、同じような方 多数。みんなビックリでした。

仕方がないので、高松港(駅)に戻れば、昨日パスした本島へ行くのはもう無理。あとは夏に 無理せず残した男木島だけ。

10時の船が出たばかりなので、女木島までは11時があるものの、男木島は12時なので、前回観ている高松港のまわりの4つの展示をまわりながら待ちました(こちらのレポートは省略)。

12時の船は超満員。一番前の席にギリギリ座れました。
男木島は2016:年の夏会期(真夏の8月)以来。

今回もテキパキ回ろうとするも(女木島で降りた人と同じくらい乗ってきた!)フェリー1艘分の人が降りたのですから、もう大変!

空いているところから
og04:サラ・ヴェストファル~うちの海 うちの見
廃屋の2部屋、手前に水を張り、奥の部屋のひとつに海底の映像を投影。


映像にタコのクネクネする場面があったり、水中の生活を思いながらが コンセプト?
ゆっくりする暇もなく、2分後には外に人がいっぱい並んでいる模様…
退散💨

og07:川島猛とドリームブレンズ~宇宙華・舞・環
室内に緻密なデザインを施し、それに投影、鏡を使った視覚の油断を突いた作品。


↑この写真内にいるのは1名です!

デザイン的には 私の好みではありませんでしたが、その力には圧倒されました。
入った時は数人だったのに、すぐに人でいっぱい。ゆっくり観たい系の展示なのに…

次は自由に観れる作品
og09:グレゴール・シュナイダー~未知の作品2019
家屋と畑?空き地を炭色に統一した作品。焼いたのか?
まるで火事のあとみたい。



大規模で、豪快なインスタレーションでした。
これは意味もなく、驚きのある作品でした。

og08:秋本秋則~アキノリウム
20分ほど待って入りました。
前回の男木島や、他の現代美術展でも観た作品。
棒などが竹に当たる音が心地好い空間。5分入れ替えが、残念。



これは私の感性にピッタリ。ゆっくりしたかった~

og10:高橋 治希~SEA VINE・波打ち際にて-
陶器で作られた植物がワイヤーに吊るされ、部屋一面に浮かんでいる。背景の窓からは海が見える。


作品は繊細で、すぐに壊れるとのこと。
観るところも限定され、作品とともに過ごすことのできない展示は残念でした。


og11:遠藤 利克~Trieb-家
廃屋を使ったインスタレーション。
家の中に滝がある!


「すげー」
それだけ!

og12:リン・ティェンミャオ~自転-公転
前回も観た作品。
ガラクタをぐるぐるまわして。アートに変身?


うちわが回るのは、香川県だから?←丸亀が日本のうちわのほとんどを生産している。


意味など考えず、子どものように、見てはしゃげる作品。

og13:栗 真由美~記憶のボトル
前回も観た作品。
混雑の真っ只中に入ってしまった。



でも、前回ほぼスルーだったはずですが、今回、まわりの人の言葉を聞いて、いろいろな発見がありました。

og14:漆の家プロジェクト~漆の家
これも前回 入った記憶がありました。
現存の民家の別棟の部屋を漆で塗って、ピカピカに変身させた作品。

↑ドット柄の漆の壁は鏡のように反射して…

ここは、カフェ併設でしたが、パス。

og15:大岩 オスカール~部屋の中の部屋
廃屋を使った作品で、前回、男木島で最もウケたインスタレーション。
部屋が90°傾いているんですけど…

↑90°回転するのを忘れたわけではございません!

無条件で、めちゃ面白い 作品。一部屋だけでは勿体ない。
2人で来れば、トリック写真が撮れるから、遊園地並みにはしゃげるに違いない!
・ベストショットは2016年のレポートを最後に貼ったので、そちらをご覧ください。

一番奥まで来たので、ここで折り返し。混雑していてパスしたところをチェックしながら下りる。

og06:オンバ・ファクトリー~オンバ・ファクトリー
前回も観た作品。
男木島でお年寄り中心に使われている、手押し車、オンバを楽しく変身させる取り組み。



受注生産で作っているので、展示品はもちろん 前回とは異なり、過去の作品は、村の中の民家に普通に置いてありました。 
私たちのオーダーで作る、服や鞄と同じ感覚。男木島独自だから、アートなのか?

og03:村山 悟郎~生成するウォールドローイング・日本家屋のために
民家の1階と2階の壁に絵を描いていくもの。
まだ2階は描きかけ。


細かいタッチの作品ですが、民家の壁ではなく、新しいベニヤに描いているところなどは、どうにもチグハグで、素人っぽさが目につきました。
このままなら、次回は無い!

港に戻って
og02:TEAM男気~タコツボル
蛸壺を模した作品。中に入れば、タコになった気分になれそう…
と、思いましたが、後の便で来た人でごった返していて、待とうかとも思いましたが、15:00の乗船がそろそろ終わるところだったので、海岸の2作品は前回と同じだからパス。預けた荷物を取って、そのまま 船に乗りました。
で、船から写真を撮りました。

前回、男木島に入った時のレポートは↓です。写真、動画もあるので参考にしてください。

『瀬戸内国際芸術祭2016:大島と男木島』 https://ameblo.jp/repun-berg/entry-12190664613.html 

後編に続く!