あいちトリエンナーレ:4日目後半~名古屋市美術館 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

4日目前半からの続き。名古屋市美術館から。
↓前半の日記
 



名古屋市美術館は、2日目に来ているので、ここも再訪。
↓その時の日記
  



まずは、入口でゴミ箱チェック。
N12:バルテレミ・トグォ
アフリカの国の旗のゴミ袋。


前回、お友だちとこれを観た際、帰りがけに ゴミが入っていないこの袋に、私がゴミを入れようとしたら、お友だちが
「作品に何をしているの!」
と怒られました。今日はどのゴミ袋にも、ゴミがいっぱい入っていました。私が間違いをしたのではないことが証明されました👅

荷物をロッカーに入れて、有料ゾーンへ。
2日目に見学した際、じっくり観ている印象があるので、ここは 気になる作品のみ、観るつもりでした。

N03:藤井光
日本統治下の台南国民道場の様子の映像に合わせて、それと同じ動きをさせる「再演」パフォーマンスを撮り、まとめた作品。今日はしっかり、元の映像だけを見たあと、パフォーマンスを比較しながら観ました。
S11との関連をどうしても考えてしまう。お隣の国と違い、統治により 教育水準が向上したり(中国から独立できたり)と 台湾での日本の評価が高い映像なのは、意図的編集だけではなさそう。

N04:モニカ・メイヤー
セクハラ関係の問題を扱った作品。今回は、セクハラについての生の声を来場者から書いてもらうという展示でした(2日目の日記参照)。私の訪れた日(2日目)の次の日、『表現の不自由展』の問題の抗議のため、本来の展示を中止。書かれた紙も回収。そして 元々意見を書いてもらうために準備した紙を破り、下に撒くというものに変えての展示になりました。





N05:桝本佳子
茶道で用いられる、実用に供さない器を揶揄したようなユニークな作品。


前回、この会場で最もインパクトのあったのが、これ。

↑右の船から左の魚を釣っています!



N07:青木美紅
「ぜひ、動画で撮影してください」と書いてある、とっても温かみのある作品。


生きることについて考えさせられるテーマ。


↑最初にあったクローン羊についての展示



作者の部屋をイメージしたという、作者のTwitterにその部屋の映像があります、そこは まるでベビーベッドからの眺めを思わせる。

N08:タニア・ペレス・コルドヴァ
前回は「つまらない」と言って、ほぼ素通りしちゃった作品。
今回、空いていたので、解説を読んだことで その意図が伝わって、ひとつひとつをしっかり観ることができました。


人の髪を三つ編みにして 吊るして、バケツの洗浄液の中に垂らしたのは、秀逸。


大理石の円柱の上にコンタクトレンズを1つ置いたり…
ここで驚いたのは、壺の解説で
「もしこの壺と同じデザインの服装の人がいたら…」
とあり、
「そんなことがあったら面白いなぁ~」
と思っていたら、ちょうど同じ模様の服を着た方がおり、さかんに写真を撮っていました。思わず、作者か?と思うくらいの驚きでした。

↑壺と同じデザインの服の女性
↑手前の大理石の円柱の上にコンタクトレンズが1つ

N09:Sholin
不思議な映像作品がスマホ画面などに映し出された作品。ただ、映像の内容は、ちょっぴり古くさいトリックアートの範疇かも、でした。


↑ここで その映像が見られるみたいです

今日はここで終了。
名古屋市美術館から伏見の駅へ。
せっかくだから、6年前の伏見駅地下の作品を観ることに。
↓その時の日記は(↓)こちら😉
 


地下街への入口(これも作品!)に行くと閉鎖されているではないですか! 


地下街、閉鎖したのか と残念に思っていたら、東山線のホームに入ると、日曜・祝日は営業休止とのこと。ちょっぴりホッとしたものの、せっかくなので、過去のトリエンナーレで展示された作品で現在でも観れる作品については、その案内をすれば良いのに…と思いました。

当初の予定は、ブランチにあんかけスパゲッティ、夕食に味噌カツ丼。ところが カツカレーサンドが強力すぎて 食べる状態ではないので、伏見から名古屋へ。そして、切符の都合から、今日は東海道本線で豊橋へ。そこから新幹線『こだま』で帰りました。

豊橋駅で夕食のお稲荷さんを買おうとすると、新幹線構内の壺屋(駅弁屋さん)はなんと すべて完売。在来線の売場には、秘境駅弁当もあわせて いくつも残っていたのに… 店舗間の協力体制、組んで無いの?

結局、静岡駅での停車時間で、東海軒の『鯛めし』を手に入れることができました。でも小田原駅の東華軒の半分の大きさ…


『こだま』でゆっくり帰るのも いいかも。と思いました。『こだま』に乗った記憶って、ない。もしかして大阪万博以来かも!