~宇治茶の産地って~
今日は昨日の京都に引き続き、関西小さな旅。
今日はまず 京都府南部、和束町を歩きました。
ここは 宇治茶の本当の産地のひとつ。山が複雑に入り組む丘陵地帯に、山の上まで茶畑が広がります。
しかし 和束茶という名前はほとんど聞かない。なぜって 宇治に出荷して、宇治茶として売り出した方が 高く売れるから。
和束町には『宇治茶の産地』って看板を良くみかけます。
宇治茶は さぞかし暖かい 条件の良い畑で栽培されていると思っていると、大間違い。山の斜面に雪をかぶって 震えてました。もしかして お茶は 厳しい環境の方が強くなって良いのかな、と思ってしまう。
宇治茶って 宇治で加工したもの すべてが宇治茶ですからね。
その後、お茶繋がりで 宇治の観光と思ったのですが、突然ひらめいた。
確か木津川に 時代劇のロケに使われる、洪水で沈む橋があるはず。
橋と場所を検索。
住所を頼りに どうにか行き着きました(久御山町と八幡市に架かる橋)。名前は上津屋橋、別名 ながれ橋。
そこは やっぱり時代劇で見た風景。
子連れ狼のバラック小屋が 橋の下にありそう。
頭の中で背景を変えれば、江戸時代になってしまいそうな風景でした。
しかしこの橋、渡し船のあとにできた、昭和28年生まれの戦後派。全長が356mの長い橋。
欄干もない、木の板を並べただけの(もちろん留めてはありますが…)橋です。
自転車やバイクが平気に走り抜けて行きました。
落ちる事故って 無いのかな~
今日は私好みの場所に行くことができました。
日が暮れる前に電車に乗って、帰宅の方向に向かっています。