京都~暖かな庭園と障壁画:曼殊院 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~虎、とら、トラ、ヒョウ?~ 

昨日から18切符を利用して 旅行中。

今日は朝から京都です。
午前中は晴れたり、小雨の舞う 変わりやすい天気の中、北山辺りを散歩。
小さなお寺を訪ねました。

そんな中、素晴らしいお寺に出会いました。修学院のそばの、東山の北に位置する、曼殊院。
落ち着いた枯山水の広い庭に、広々とした書院。
緋毛氈の上で のんびり日向ぼっこは、最高でした。



↑年輪にあたるやさしい光:冬の柔らかな暖かい陽が 年輪を優しく温めていました

花や紅葉の季節なら、さぞかしきれいだろうと想像される風景でした。
障壁画にも狩野派の秀作がみられましたが、特に印象的だったのは、金箔に描かれた竹虎図。桃山時代の虎の絵の特長、雄と雌の描き分けや、猫と同じ柔和な表情など、一目惚れ。ただ その状態と展示が見にくいのが難なのが残念。

↑書院の床の間の冬の風景。うしろの壁の褪せた絵は 狩野探幽の作品だとか。原作をそのままにする日本的美学。日本の美を追求できる 素敵なお寺です。

再訪すべき最上位のお寺になりました。

そこからの帰り道、住宅のなかにひっそりとあった 無農薬野菜のお店。ちょっぴりお昼には遅い時間だったのですが、日替わりランチが間に合いました。サラダがめちゃ美味しく、そして健康的。850円とリーズナブル。


素敵なお店に出会えました。こちらも再訪したくなりました。

その後はお土産でも買って サッサと帰るつもりで繁華街へ行こうとしたのですが、クリスマスイヴの祇園から四条~五条河原町界隈はすごい混雑。観光客に加えて、さらに強力な地元の方々のお出かけですから…
人混み苦手な私は近づけません!

ということで 次にフラッと寄ったところは、北山の 京都コンサートホール。チラシを見て、近くで食事をして、そのまま早く帰宅する予定でした。
ところが今日、私の拘りの
『ハレルヤで立つ』
メサイアがあるみたいなんです❗

続きます。