昼どきクラシック:みなとみらいホール | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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~ドイツバロックのランチ~

『昼どきクラシック』

今日はみなとみらい(大)ホール
12時10分と14時30分の2回

オーボエ:古部賢一
チェンバロ:クリスティーネ・ショルンスハイム


今日は『ドイツ バロックファンタジーの世界』と題されたプログラム
料金は各回800円で、連続だと1400円。

1回目の曲は
🎵ヘンデル:オーボエソナタ ヘ長調
🎵C.P.E.バッハ:オーボエソナタ ト短調<無伴奏オーボエ作品>
🎵J.Seb.BACHのソナタ ト短調 BWV1020の3曲

2回目は
🎵ウィリアム ベイベル:ソナタ1番 変ロ長調
🎵J.Seb.BACH:イタリア協奏曲
🎵J.Seb.BACHのソナタ 変ホ長調 BWV1031

なんと 家から徒歩20分のところで、ショルンスハイムさんが演奏会。それも格安。

今日のオーボエはモダン楽器。古楽器ではないので音は安定。安心して聴けました。

優しく温かいヘンデルに始まり、モダンに通じるC.P.E.バッハの、ちょっぴり過激な無伴奏作品。 

そして、J.Seb.BACHのソナタは、古部さんのお話では、父が息子に課題を出しながら(俺が出だし書くから続けて書いてみろ…みたいな)作った、親子の合作とのこと。初めて聴いたのですが、即座に気に入ってしまいました。私はバッハ家の息子の香りに魅了されるタイプみたい。


1時間半の休憩のあと 2回目。
ベイベルという 初耳の明るい作品のあと、ショルンスハイムさんのイタリア協奏曲。 14日の大阪では アンコールで、第2、第3楽章を聴いたので、今回はめちゃ期待。もちろん第2楽章が極めつきの素晴らしい演奏でした。美しさの極みのバッハが聴けました。

最後のソナタは、やはり息子たちとの練習帳的作品。初めて聴く曲かなと思っていたら、これは知ってました。先日引退したFMさんが、よく演奏していたような… とっても人懐こい美しい曲。笑顔いっぱいになりそう。

アンコールでは、J.Seb.BACHのお気に入りの曲(転用してるからいれいろなところで出会える)が聴けて嬉しかったです。

演奏終了後、サイン会があったので、大阪では混雑で遠慮した、持参のCDにサインしていただきました。
会場を出ると早くも大きなクリスマスツリーが!

今日は財布に優しい最高級のランチでした。