静かな庵、賑わう庵 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~静かな庵 賑わう庵~

今日は六甲に上るつもりが、調べてみると 乗り換えやらなんやかんやで 面倒みたい 。歩くなら地図も必要だし、準備不足と判断。今年は断念。

ということで、阪急電車で長岡京まで逆戻り、長岡京市の光明寺に行きました。
この頃 紅葉で有名になってしまい、なんと昨日から期間限定、入場料金500円!
正面から脇の参道に紅葉の回廊。しかし 平地に近いここは本格的な紅葉にはまだ10日くらい早い感じ。500円は高いかなぁ~


その後 阪急電車で嵐山へ。嵐山線はラッシュ並み混雑。 はき出されるように改札の外に出ると、紅葉まつりで、たいそうな賑わい。そこに見つけたのは 阪急グッズの出店。子どものおもちゃに並んで見つけたものは、古くなったダイヤや、運転手の時刻表。思わず神戸線のダイヤを買ってしまいました。

「何をしているんだ?」 と 反省(喜び?)つつ、車道まで人がいっぱいの渡月橋を渡れば、嵯峨野の北の端。
今日は直指庵に行きました。ここは のんびり、ゆっくり、時間が止まったような空間。さすがに 他にも人はいましたが、数えられる程度で静か。竹と紅葉の美しい庵は、『想い出草(ノート)」でも有名ですね。


今日は道場が開かれていて、今までの『想い出草ノート』のすべてが閲覧可能。昭和43年などの日付のものも目にとまりました。


2時間あまりのんびりしたあと、嵯峨野を散歩。嵐山に近づくに従って人が多くなりました。
途中1つだけの寄り道を決めて、テクテク。

今日は祇王寺に寄りました。
日が山に隠れそう時間に訪れました。小さな庵に 苔の絨毯が 寂しそうな雰囲気を醸し出していたのですが、ひっきりなしの観光客は、どうにもシックリこない 慌ただしさ。短時間勝負の方々たちは 何を見ているのだろう。

↑祇王寺庭園 夕方の風景:山麓の深い緑に色づいた紅葉が映えてました。一面に広がる苔も見事。

庵の控えの間の、丸い吉野窓の素敵なモザイクなどは、みんな気づかず、通り過ぎていました。

その後、恋人どうしで乗ると別れるという、嵐山のボートのところまでテクテク。

今日はお財布が寂しいから、お土産カット。そしてJRの駅へ。そこで、横浜までの切符代が『200円足らない』ことが発覚!買う前に調べておいて良かった。急いで銀行へ飛び込み~

今回、25000円では やっぱり厳しかったみたい。夜行バスと関西私鉄のプリペイドカードは購入済みだったけど。

「それならば」と、嵯峨野のメインストリートに逆戻り。一気に減った観光客で、最後は『ぶらり散歩』が楽しめました。

今日は先月と違い、あっという間に京都駅から新幹線。先月はヒヤヒヤの最終の直前でしたが、今日は21時半には帰宅できそう。この差は何だ?