チャツボミゴケ公園 と 西の河原露天風呂 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

爽やかな草津温泉の朝♨️
朝湯で肌を引き締めて、軽い朝食のあと、今日は前から行きたかった、チャツボミゴケ公園へ。実は昨年、白根火山から芳ヶ平湿原をまわって行こうと歩き出すも、雨と霧で途中で断念して引き返してきたことがあり、それの再挑戦。ただ、白根山の入山規制の影響で、上から芳ヶ平湿原に入ることができないので、今日は草津温泉からの往復。

宿で地図のアプリで距離を調べると、ちょうど10km。歩いて2時間。これならさっさと歩けば1時間半で着けそうなので、歩いて行くことに。
ところがこれが大きな誤算。ナビの道の起伏の激しいこと。


車が進入禁止のゲートのある怪しげな林道歩きは 私好みで苦にならないのですが、谷をこえるたびに一気に下って 一気に上がるのには閉口しました。
後半は舗装路。そこから再度脇道に入った、チャツボミゴケ公園まで2.5kmの尾根の上に位置する畑では、蕎麦が満開。


真っ白でとても綺麗でした。その一本道の脇に、江戸時代の左右に分ける道標が崩れかかっていました。


行きの予定、90分のつもりが しっかり120分の予定通りになってしまいました。

チャツボミゴケ公園に到着。入山料を払って奥に入ると、川のまわりの石に緑の苔がたくさんついている。


これがチャツボミゴケというものらしい。パンフレットにはこの苔がミネラルを固定する力があるので、この苔から鉄鉱石がつくられる…←本当か? とある。植物から石は無理でしょう。

公園の一番奥、穴地獄というところ。


ここは自然にできた地形ではなく、鉄鉱石の採石場のあとらしい。そこに温泉が湧き、その強酸性のミネラル豊富な水に適した植物により そこに群落を形成したとのこと。


つまり人工的に水が帯水しやすい地形を残した(廃坑になったあと)のが幸いしたということ。それが天然記念物になるのだから面白い。

私的にはここから掘り出された鉄鉱石が、旧長野原線の太子駅まで運ばれていた、ということの方に関心が高く、その昭和46年に廃止になった太子駅を近年復元したとのことに、ひかれました。

本当はここから上に登ったいくつかの池と湿原に行きたいのですが、それらを登ってなんて、無理! 早く白根山までバスで行けるようになって欲しいです。その時は、下りで再度ここまで歩きたいです。

ここでアイスクリームでクールダウン。六合村特産のとうふアイスは、しっかり豆腐の風味が味わえました。


帰りはヒッチハイクを予定していたのですが、乗れる車がまったく来ない。
蕎麦畑の脇道を通り、あとは草津まで7km。アップダウンの激しい林道は止めて、天狗山への舗装路の1本道を選択。ここなら車がつかまえられる…と歩くも、車がまったく来ない。
車が来たのは、音楽の森コンサートホール近くになってから。残り2kmになって来ても、ヒッチハイクなんてできないよ~。それも連続で何台も来るって!
橋の上からは通ってきた方向が見渡せました。


ということで往復20km、箱根駅伝の1区間分、しっかり歩きました👣

天狗山のレストランでお昼を食べ、その下の西の河原露天風呂♨️へ。
汗を流し、着替えをして さっぱり。

このあとは『草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル』に 近くのバス停からシャトルバスで移動します。
続く🖊️