ゲッベルスと私 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

今日は 先日、梅田で映画館まで遠くて時間に間に合わなくて諦めた映画を、映画の日を利用して 観に行ってきました。

🎥ゲッベルスと私


ナチのナンバー2、ゲッベルスのもとで働いていた、取材当時103歳の女性の、戦争前後までの記憶の記録。

完全ドキュメンタリー。
モノクロのインタビュー映像に、当時のニュースフィルムの映像や音声が織り込まれる、それだけで構成された約2時間の映画。

土曜日に観た『ヒトラーを欺いた黄色い星』では、再現映像が組み込まれていましたが、この作品では それは一切ありませんでした。

『…黄色い星』でも 強制収容所で何があったのかが 当時は知らなかった とありましたが、ここでも同様のことが語られ、かつ ドイツ敗戦の直後のドイツ国民向けのニュース映像で 収容所で行われていたことが語られ(映し出され)ていました。

最後の方で「すべてのドイツ人に罪はあるのか…」と問いかける場面は印象的。
めちゃ、重たい内容でした。

公開から1ヶ月をこえているので、もう終了間近。ガラガラだろうと思っていたら、今日の岩波、7割くらいの入場があったのには 驚きました。


映画のチケットを購入したあと、古本屋と中古ディスク屋に寄って、戦前の千島と樺太の地誌の本と声明と伊福部さんの(アイヌ系)音楽が一緒に入っているDVDをみつけたのですが、とちらもちょっぴり躊躇したのは 単なる偶然か?


重たい ドキュメンタリー系のナチ映画を2つも観たので、今週末は気分転換←まだ観るつもりです…
北朝鮮の変な国を浮き彫りにしたドキュメンタリー映画とも思ったのですが、こうなったら、ドキュメンタリーを離れて、今週末公開の めちゃ軽い 恐怖政治の独裁者を揶揄したおバカ映画で頭の清掃しようかな…