ラ・フォル・ジュルネ2018~マスタークラス:E.シュトロッセ | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018


ゴールデンウィークのクラシック音楽の祭典。
今年も来ちゃいました。
ただ、プログラム重視で音楽会を決める私にとって、今年は まったくと言っていい 外れのプログラム。そして 次のポイント、演奏家の顔ぶれも、お気に入りの常連さんが ことごとく来られないという、私にとってのダブルパンチ。なので 今年のチケット取りは少な目。実際、普通の音楽会の半分のプログラムでの価格として判断するならば、決して安くないところまで入場料金が上がってしまい、開拓精神で行くという、数年前とはこちらの心構えも変わってしまった。
昨年、一昨年まで開催していた、地方の ラ・フォル・ジュルネの価格なら、プログラムだ演奏家だと言わずに積極的に参加したのですが…
まぁ、今年はプログラムを見て 独自開催に変わった金沢に行くつもりが、宿泊代が観光地GW価格で跳ね返されたので、東京にしたのもありますが…

と、いうことで、横浜から乗った京急の羽田空港行き電車でそのまま羽田空港に行って 北海道にでも行きたい気分になったのを 押し留め、テンション低めで有楽町へ。

10:30~
G402
マスタークラス

講師:エマニュエル・シュトロッセ

課題曲
🎵ベートーヴェン:ピアノソナタ第22番 ヘ長調 作品54
私の好きな短いベートーヴェンのソナタ。評価の低い作品で、なかなか実演を耳にする機会のない曲。
音楽、そして指導ともに、明快でわかりやすいもので、あっという間の60分間でした。

シュトロッセさんの受講生への的確な指導のポイントは
・休符をしっかり聴くこと。
・オケの楽器の音をイメージしてひとつひとつの音を作っていくこと。
・アクセントで表情づくりをしないこと。
・必ずブレスをすること。ブレスを意識しながら弾くこと。
・フランス語のHは発音しないけど書かれるようなことも、楽譜から見いだし、表現すること。ことができてほしい。
等々、技術ではなく表現に力点を置いた指導でした。
シュトロッセさんも 積極的に鍵盤に触れて音を出しながらの指導はとてもわかりやすいものでした。

今年は最初にマスタークラスからスタート。

有楽町駅前の どさんこプラザで夕張メロンソフトクリームとガラナで元気を補給して、午後のコンサートに出発します!