『那谷寺』と『深田久弥山の文化館』+片山津温泉 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

生憎の雨。今日は飛行機からの車窓を楽しみにしていたのに…

朝イチ?で羽田から小松へ。羽田の搭乗口は、あんなに広いのに、伊丹行き101便と同じいつもの15番。
767の後方右座席。千葉マリンスタジアムのあとは、金沢市上空で兼六園が見えるまで、雲の上(中)。航空機滞在1時間未満という短いフライトでした。

小松空港では なんと恐竜がお出迎えしてくれました。小松空港は石川県ですが、福井県の窓口としての役割もあるみたいですね。



小松空港でバスを待っているうちに、雲がどんどん薄くなってきたので予定変更。
キャンバス(加賀温泉郷周遊バス)の2日券を買ってまずは加賀温泉駅へ。来たバスはなんとシートの模様にマリンタワーやベイブリッジ等がプリントされた横浜市営バスからの転属車でした。

加賀温泉駅から那谷寺へ。この便も小松からのバスと車掌さんと同じ(ちなみに那谷寺~加賀温泉駅便まで!)。キャンバスの車掌さんの丁寧でわかりやすい解説と案内はもっと他の施設も観たくなるお話しでした。ただ午後に乗った2便の車掌さんはそこまでではなかったのでその人によるのかも…

那谷寺は、前回は雪がある季節に行き、崖の中腹の道を恐る恐る登った記憶があったので「今日はサバサバと登るぞー」と意気込んで行けば、立入禁止措置が取られていました。そりゃあ 崖を少し削っただけともいえるトラバース道は足元がしっかりしてなきゃ危険ですもの!
那谷寺は『奇岩遊仙境』言われる山肌に岩が剥き出した景観を利用した庭園が素敵なお寺。私としては、兼六園の庭より那谷寺の庭の方が好みです。

雪が無い季節に来たのは初めてなので、山門を抜けてビックリ。


参道の両脇の庭に 苔がビッシリと敷き詰められていて、その緑に圧倒されました。


堂内をぐるりと一周。
奇岩遊仙境~浮蛇落山を想わせる岩に 仏像が彫られ安直されている 那谷寺の代表的景観。


大悲閣~崖を背にした『懸造り』のお堂があり、本尊の背後の崖には胎内くぐりが設えてありました。


三重塔~1642年建立の塔


鎮守堂~ここからの奇岩遊仙境の景色が一番。


護摩堂~女性的なお堂。
鐘楼~鐘が見えない入母屋造のしっかりした建物。


そして山門脇の宝物館で終了。

出てきて気づいた。那谷寺のユルキャラ?
『なたちゃん』って…


那谷寺から加賀温泉駅へ移動。駅隣のスーパーのフードコートで昼食。

午後は 今朝情報を仕入れて計画に組み込んだ
『深田久弥 山の文化館』
深田久弥の資料館が加賀(大聖寺)にあったとは 迂闊でした。

旧絹問屋の事務所という明治建築を利用した記念館。


山が好きな方ならハマりそう。私は隣の喫茶店も含めて90分程度の時間を取っていたのですが、展示室の隣にあった『山と溪谷』『岳人』『アルプ』に集中。


特に山溪は70年代の小中学時代に買った巻があり、懐かしいのなんの… 90分じゃあ足りない! ここは一人で来なきゃダメな施設でしょう。また映像資料も NHKの最初の日本百名山のビデオもあったりと、自分を虜にさせられる場所となりました。

あとはバスで今日の温泉へ。
片山津温泉の柴山潟の畔の、西日本各地で2食とも食べ放題メニューで安価を打ち出しているホテル。平日だからかお部屋のグレードアップがあり、一番端の柴山潟の見える2方向に窓のあるめちゃ広い部屋となりました。



明るい時間に入れてラッキー。柴山潟の大噴水も見れたし、温泉は露天風呂も広くてのんびり入れました。
夕食も九州の料理フェアがおかわりで活躍。お腹いっぱい食べたあと、別腹が本当に別腹になりました。あまおうのプリンはおかわり2回でした。
寝たいけど このまま寝たら 明日の朝、満腹のままで大変なことになりそう。3回目の温泉に行こうかな♨