2007年度音楽会ベスト10 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

2007年度の音楽会のまとめ

熱狂の日音楽祭を含めて日記をしっかり書いたので、それを読み返しながら…

2007年度ベストコンサート!

まず印象に残った音楽会が25公演ありました。

その演奏会を10程度に絞ろうとして 外したのが以下の10公演。

4/24、畑儀文 シューベルト:明日館
6/8、藝大 ペールギュント(井上道義):奏楽堂
6/29、OLC定期:浜離宮朝日H
6/30、ザ バロック バンド:開港記念会館
8/18、テレマン協会:高槻現代劇場
12/5、井上道義×日比谷公会堂 ショスタコーヴィチ交響曲全曲~名古屋フィル
12/24、同志社メサイア:京都コンサートホール
1/27、オーケストラ シンポシオン:東京文化小
2/ 16昼、再現演奏会:旧東京音楽学校奏楽堂
3/12、小倉貴久子:都美術館講堂

これで 15公演が残りました。

その演奏会をさらに絞ってベスト10をと思ったのですが…

5/31のテレマン協会 マンスリー:大阪倶楽部

7/17のオーケストラ シンポシオンのホルンの競演:北とぴあ

8/11の金聖響+神奈川フィル:フェスタ サマー ミューザ

9/23の井上さんとオーケストラアンサンブル金沢:シンフォニーホール

10/22のテレマン協会の天地創造:いずみホール

11/11のテレマン協会東京定期:東京文化小

12/9のショスタコ 井上さん+新日フィル:日比谷公会堂

12/22の古楽のメサイア:みなとみらい小

2/22の金聖響+神奈川フィル定期:みなとみらい

以上の9公演が外れて6つになりました。
ですから無理してベスト10を作らず 今年度はベスト6とします。


残った6つは どれも素晴らしい公演でした。まずは日にち順にひとことを加えて…

6/17
❇神戸市室内合奏団の松方ホールの演奏会。
J.HAYDNの交響曲86番が素晴らしかった。このため6/29に同じ86番をやったリベラクラシカや2/24の同じ神戸の組み合わせでの再公演が完全に色褪せてしまったのです。

7/22
❇トロヴァトーレ レヴァンディの横須賀公演(ヨコスカ ベイサイド ボケット)
なにしろ弥勒さんのカウンターテナーのビロードのような声と楽しい舞台は秀逸。

11/25
❇井上さんと東京アカデミッシェカペレの森の歌
日比谷公会堂のショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会の一環のオマケ公演のはずが、前半のジャズ組曲から最高のワクワク続き。本編を凌駕しちゃいました。

1/25
❇またまた井上さんで、京都市響定期(京都コンサートホール)
J.HAYDNの『朝・昼・晩』
室内合奏の妙技を存分に発揮。
服装から魅せた井上さんにも脱帽。
アンコールの告別の考えられた引き上げ方まで 見事のひとこと。

2/21
❇オーケストラ リベラクラシカ第20回定期
モーツァルトのクラリネット協奏曲を筆頭に、ハイドンの交響曲とモーツァルトのジュピター交響曲ともに、素晴らしいのひとこと。
これ程素晴らしい古楽器オーケストラの演奏会は、一昨年度の熱狂の日のベルリン古楽アカデミーやリチェルカーレ コンソート以来。
いや それを凌駕する程。
素晴らしい空間を共有できた幸せは忘れられません。

そして昨日
3/30
❇ひまわりの郷の川田さんと中野さんのデュオ。
現代楽器と復元古楽器との見事な調和は忘れられません。


この中から1番は…

演奏会全体での質ならば 2月のオーケストラリベラクラシカでしょう。
全体的な印象からすれば1月の京響。

また1曲を選ぶならば 6月の神戸市室内合奏団のJ.HAYDNの交響曲86番が比類なしです。

他にはベスト6から外れましたが 11月のテレマン協会のエランド。
3月(昨日)の川田さんのヘンデルとルクレ ール。
そしてベスト6から外れた9月のOEKのアンコール。六甲おろし!

今年度も素晴らしい演奏会に感謝です。