読売日本交響楽団 第566回定期演奏会 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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昨日から花粉が来たようで、鼻が重たい。昨夜は苦しくて 落ち着いて眠れなかった。
そんな酸欠気味の今日は 仕事を早めに上げて

読売日本交響楽団 第566回定期演奏会

19時~
サントリーホール

指揮:シルヴァン・カンブルラン


今日のチケットはお友だちからのいただきもの。自分では絶対に行かない演奏会。だからこそ、ワクワク度は今年度一番。
なんで行かないかっていえば…
・メシアン1曲って無理無理 有名なトンカツゴリラ交響曲?とかいうのも放送で何度かチャレンジするも、半時間持たずに撃沈。私の好きな指揮者も2枚組のCDを出していて「新しい分野にチャレンジ」と買うも、最後まで持たず 撃沈。棚の端に埃を被っている状態。
だからこそ、実演で集中して聴いてみたいわけです。
それにもうひとつ…
指揮のカンブルラン。ハイドンの交響曲のCD発売直後(このCDは可もなく不可もない出来)読響でハイドンの交響曲を聴いたら、それは緩くて 手抜き?としか思えない演奏を聴かせられて、一気に怒り爆発 絶対に聴きたくない指揮者の筆頭になったから。ちなみに聴きたくない2番に君臨するKK氏はハイドンは酷いがチャイコフスキーでは比類ないわけで、ハイドンじゃないプログラムを聴いてみたいが、わざわざチケット買ってまで…と思う反面、読響が常任指揮者に置くカンブルラン、本当の実力を客観的に聴いてみたいけどどうしようか…と思っていたので、まさに『渡りに船』

今日は1階20列目の中央で聴きました。
それより、この演奏会が完売だってことに驚きました! 読響の定期って ガラガラって印象なんですが…(82~92年に定期会員でした)

今日のプログラムは
メシアン:彼方の閃光
ただ1曲。もちろん聴いたこと、タイトルすら、ありません。
全11楽章で すべてが遅いテンポ。ハイドンの十字架上を遥かに超える修行のように聴く作品。

解説には鳥の囀りの模倣が多くの楽章に入っているという、メシアンらしい作品。

最初、管楽器のアンサンブルで始まった瞬間、この無表情でコンピュータから出てくるような音は何? と、感じたのは カンブルランさんの解釈でしょうか?
前半はパッとしない楽章が続いた印象でしたが、第4楽章から徐々にアップ?が終わり(それは私かもしれない)、第6楽章になると、打楽器のそれは絶妙なアンサンブルに目が覚めました。
そして第9楽章の木管のアンサンブルの美しさは素敵でした。
後半は曲そのものの魅力に併せて、オケの張りのある音が生まれ 集中させられました。

普段、まったく聴かない領域ですが、テンポが遅いこともあり、初めて聴く耳にもしっかりと対応できました。
今日のこの演奏会、テレビ録りをしていました。放送日未定ですが聴く(見る)ことができそう。でもその時はきっと途中でダウンしそう。私には実演だからこそ聴ける作品でした。
カンブルランさんの評価は この作品ではちょっぴり無理。次回に持ち越しです。

年に1回くらい 現代音楽もいいじゃん、と再認識。チケットを譲っていただいたお友だちに 大感謝です!

今夜は素早く帰宅して、カーリングの日本選手権の中継。第7エンドに間に合った! それにしても凄い競技日程(時間:8:30競技開始で4試合目が20:00~)だ!

そして横浜から乗った京急の各駅停車、デハ800の823編成(先日初期塗装にお召し変えした編成)~KEIKYU LOVE TRAIN~に当たりました。ちょうど乗った所にハートのつり革(各車両1つ)がありました❤