瀬戸内国際芸術祭2016~犬島 と さぬき高松まつり~花火大会『どんどん高松』 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

夏の青春18きっぷの旅、2日目後半(昨日のコンサート)のレポートは(↓)こちら📝

  


昨夜はいつもの天王寺の旅館で1泊。

朝食を食べて、8時前にスタート。

JRを大阪で乗り換えて姫路、相生で列車を乗り継ぎ 岡山まで。
改札からやたら離れたホームに到着して 焦りながら駅前に出て、バスに乗り換え。

臨時の両備バス、西宝伝行き直行バスに乗り、今日は 瀬戸内国際芸術祭 2016、犬島会場を目指しました。

西宝伝で13:00発の船に乗り換え。



10分足らずで犬島へ。

昔、精練所があったと言う犬島。今は登録上は50人、実際は29人とかという人口の、小さな島。
最初に案内所を兼ねている、チケットセンターに寄れば、船からの下船が遅かったのと荷物を預けていたので、最後尾。島の時間で受付をしていて、私がチケットを購入できたのは、船が着いてから30分近く経っていました。

最初はチケットセンター内にある作品から。島の至るところに見られる銅の製錬で発生するスラグ(砂)を暗黒の部屋に敷き詰めた中に光を投影するもの。瀬戸内の島に当たる光を連想させ、私好み。最初からテンションが上がります。

チケットセンターから犬島精練所美術館へ。
ここもテンション上がりまくり!
なにしろ廃れた施設を利用したわけですから、産業遺産という名のものというより、廃なるものに異常に興味を示す私には、これ以上の施設はありません。
坑道を思わせる最初の作品は、何度も折れ曲がったトンネルの折れ曲がった箇所に鏡を置き、反対側の出口が見えるようにしたもの。と、思って入っていけば…

続いては、鉱石採掘跡の空間に三島由紀夫の家から、様々なパーツを持ってきた作品。主に扉を上から吊るしたり…と、イメージがぶっ飛びます。
続いては 映像を使っての作品。合わせ鏡を利用しての不気味さの漂うもの。

そして外に出ると、やはり三島の作品の文が吊るされた作品。軍国主義思想に対する何かを訴えているかの様でした。が、私の三島に対する無知は それにまったくついていけませんでした。

その後は美術館内に 精練所の遺跡があるので、遊歩道を歩きながら、産業遺産の見学ができました。



ただ、美術館としての管理のため、産業遺産的な解説がされておらず、私的にはかなり不満かつ、もったいない感じが強かったです。





数本ある煙突や煉瓦作りの建物など、見所、充実度はかなりの高さでした。







美術館を出てからは、集落の中を散歩。そこにも建築物としての作品が数点。
「家プロジェクト」というので、古い建築物をそのまま生かした作品かと思いきや、新たに建築したもの、もしくは元の建築の様式が見えないくらいの改変がされており、それが残念。





板壁の文化の残る地域だけに、なおさらでした。

ゆっくりと町中を歩いて港に戻ると。ちょうど乗船予定の前の船が出航するところ!暑くてバテバテになりそうなのてわ、前の船に乗ってしまいました。最終の船が満員で バスに乗り損なったら、笑えないですからね。

10分間の船旅のあとは、バスで西大寺駅へ。接続も良く、赤穂線から瀬戸大橋線を乗り継いで、高松へ。

岡山駅で浴衣の人が目についていて、瀬戸大橋線に乗って来るなぁ~と思っていたら、坂出に着くと たくさんの浴衣姿の人が乗ってきた!高松駅に着くや凄い人。花火大会があるらしい。
まずは夕食。もちろん地元のうどん屋さん。入って思い出した。以前ここに入った記憶があった!



お腹をいっぱいにして、人をかき分けホテル、高松でお決まりにしているホテルが取れず 今日だけ大手のビジネスホテルチェーン、に行き、汗を流そうとすると、なんとお風呂は男女入れ替えで、男性の時間が終了したところ。うどんを後にすれば良かった。次は22時~。

仕方がないので着替えて 高松築港へ。
桟橋から公園に移動しながら 花火大会を楽しみました。
1時間を4部形式に分けての大会。それぞれの部の締めの大きな花火はなかなか派手。最後の盛り上がりは、近年行った中では最高でした。



22時にホテルに戻って、やっと汗が流せてホッ!

オリンピックで陸上が始まったので、これからは睡眠不足に注意しなきゃ!