昨日の旅の記録は(↓)こちらから😉
2度寝して起きたら7時半!
朝風呂に行って、何を食べるか迷うくらいの朝食~だから時間がかかる~が終われば9時。9時20分の送迎バスで和倉温泉駅へ。
「花嫁のれん」がお迎え。とても綺麗。
JR七尾線の終点の和倉温泉駅はどう見ても、のと鉄道の中間駅。電化の関係?でこんな中途半端な分割? まぁ、のと鉄道も 先端の方を大きく廃止しちゃったから、中途半端に思える分割民営化になってしまった感じがひしひし。
今回の能登訪問は 次回への予習的なもの。次回はレンタカーを利用して、半島の先まで行きたくなりました。廃線あともいっぱいあるのが、危険ですが…
ということで、和倉温泉から七尾へ。
それにしても、この時期の雪のない北陸にはビックリ。白の彩りは たんぼに降りた白鳥くらいでした。
京都からは地下鉄で北山へ。
18時~
京都コンサートホール 大ホール
第51回全同志社メサイア演奏会
🎵G.F.ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
指揮:鈴木 秀美
ソプラノ:松下 悦子
アルト:福原 寿美枝
テノール:小貫 岩夫バス:井原 秀人
チェンバロ:井幡 万友美
オルガン:高橋 聖子
合唱:同志社メサイアコアー、同志社大学女声合唱団フルール、メサイアシンガーズ、同志社グリークラブ
オーケストラ:同志社交響楽団
昨年、第50回の山下さん指揮の回に行けなかったのが残念。今年は平日だし…と諦めていたら、指揮に鈴木さんとあり、急遽 日にちを調整して行くことにしました。
この公演は、音大ではない大学の公演ですから、教育的要素もあるため、オケに木管が入っていたりと、その辺は~私はかなり違和感を感じるのですが~納得済み。こだわりの強い指揮者には難しいですが、鈴木さんは教育現場でも活躍されているので、どう こだわりを料理していくのかが、聴きどころとなりました。
今日の席は12列目のど真ん中。文句なしに最高の席。
オケはなんと両翼配置。弦は曲によって後ろのプルトを休ませたりと 細かい手を入れていました。
演奏は全体的に速めで、曲間もほとんど続けていくような感じ。
ダカーポアリアでは、積極的に装飾を入れていました。特にソプラノの松下さんが適度な飾りを過度にならず 加えていたのが良かったです。
パストラールシンフォニーは3部形式の版。久しぶりに聴いたような感じ。ビヴラートを掛けない弦がとても綺麗でした。
ビヴラートを掛けないで頑張ったヴァイオリンは、音楽大学ではないことを考えれば、それは素晴らしい取り組みだったと考えられます。
第2部最後のハレルヤは、ここでの恒例、だから私が毎年行きたくなる、プログラムに楽譜が挟み込まれ、立って聴きましょうとあり、そして さらに歌いましょうとある。もちろん、気持ちよくテノールパートを歌いました!ちょっぴり忘れているところもあり、焦りましたが…
第3部のトランペットのアリアでのトランペットは、途中の一部分を第2トランペットに分けたことで、最後までそれほどハラハラせずに聴けました。なお、ソロの奏者を中央の最後列に立たせて演奏させていました。
ソロは松下さん以外は この演奏会以外でも聴いたことのあるメンバー。今日はテノールの小貫さんが絶好調。鈴木さんのダイナミックな表現にピッタリの歌唱が輝いていました。
福原さんは低音の魅力いっぱい。ただ 言葉が不明瞭だったのが残念。
清楚な声の松下さん。
ホール全体を響かせるには至らなかったものの、表情豊かな井原さん。
全体的には十分満足のソロが聴けました。
そして私が印象に残ったのは、通奏低音のソロチェロの安定さ。コントラバスもしっかりとした支えが見事。鈴木さんの指導の賜物なのでしょうか?
鈴木さんの指揮は、速いテンポながら 繊細な表情を要求しつつ、合唱をダイナミックに 言葉を強く聞かせた演奏は 一般の大学のオケと合唱とは思えない深い音楽づくりで見事というほかありませんでした。
行って正解でした。
最後は恒例の『きよしこの夜』のキャンドルサービス。鈴木さんだから 原典版でやったり…と期待したのですが、それはやっぱりありませんでした。
間違いなく私が実演で最も多く聴いている曲。少なくとも年に1度は聴くように…と思うも、この数年 聴かずに終わる年もありましたが、今年はハレルヤに参加できる同志社で聴くことができ、本当に楽しめました。
今日は平安神宮そばのホテルへ駆け込むと 22時過ぎ。
大浴場でゆっくりして寝ま~す。