新鮮 な 組 みあわせ | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

先週の四国と九州の旅で、18切符を3枚使う予定でしたが、2枚で収まったため、残り3枚。

そこで昨夜、かなりギリギリまで考えた末、ムーンライトながら に 乗りました。もちろん、先週と同じく 23時すぎに指定席を取るという技❗

今日の目的地は京都。
先週、京都に映画で寄った時に『京の夏の旅』の特別公開に気になる場所があったので 行くことにしちゃいました。

朝8時に京都に到着。
時間調整と朝食を駅前でとり、9時半に500円のバスの1日乗車券を買ってスタート。
行き先は鷹峯の
「しょうざん」峰玉亭
京都駅からバスに乗ったのは失敗💦 円町まで山陰線にすれば良かった。京都の勘が鈍ってきたかも😱
約1時間かけて「しょうざん」に到着。
バス通りとは反対側の正面まで歩いて、峰玉亭に入りました。

正面の門を入ってびっくりしたのは 庭園の豪華さ。
スギゴケの敷き詰められた中に北山杉の「台杉」が 大きな庭石とともに それは見事に、多数の配置されていました。
その庭の先に『峰玉亭』がありました。

この『峰玉亭』は しょうざんの北庭にある 昭和30年代に ウールの着物の創始者といわれる、松山 政雄によって建てられた数寄屋造の迎賓館。得意先の接待や商談のためにも利用された、贅の限りを尽くした日本建築。
私は10年近く前に テーマを決めて京都をまわっていた時、茶室の中に『酒樽で作られた茶室』があることを知り、それからずーっとここは訪問したいと思っていた施設。
ところが今回は庭園よりも 芸術の粋を極めた峰玉亭も公開とあり、早速 訪問を決めた次第。

詳しい解説とともに邸内を一周。そのあとはゆっくり 写真を撮りながら自分のペースで一周。
さまざまな竹をふんだんに使った天井が それは素敵でした。



また障壁画の多くの作者は不詳ですが、狩野派と考えられる美しい絵画ばかり。



それに円山応挙の絵画(現、襖絵)や竹内栖鳳の掛軸もあり、それを間近で観ることができました。
邸内のあとは 庭園を散歩。そこには 私の見たかった かわいい酒樽の茶室が2つありました。



ただ、こちらはメインとされていないため、中が観れなかったのが残念でした。

その後、ここまで来たなら、と 私の好きな源光庵まで ゆっくり歩いて向かいました。。
迷いの窓と悟りの窓、それに血天井が有名な鷹峯の小さな禅寺です。

しょうざんも源光庵も訪問者は少なく、ゆっくり観ることができたのが 幸いでした。

それから ちょっぴり遅いお昼は 先週、食べたくて仕方なかったものの、時間の関係で行けなかった 北山のカレー屋さんに🚌

その後、もうひとつ『京の夏の旅』に間に合いそうなので、北山から地下鉄で四条に行き🚃バスに乗り換えて 島原へ

今回の公開は花街の置屋と揚屋があります。舞妓さん系に興味の無い私には 今までまったく興味がわかなかったので、今回は 逆に 新鮮な気分で訪問できそうと思い、リーフレットで派手目だった揚屋の「角屋」の方を選びました。

ただ しょうざんを観た後だったので、その落差を大きく感じたのが残念でした。

しかし、奥にあった 臥龍松の庭の力強さや その松を観る 松の間の華麗な障壁画などは圧巻でした。



また入口の柱には新鮮組の刀傷も残り、歴史を感じるあたりに ちょっぴり感動しました。

今日は💡閃きで京都までお出かけしちゃいましたが、新鮮な気分で訪問できた施設が2箇所と 充実感ひとしおで、もうひとつ欲張ることも可能でしたが、早めに京都 夏の旅を終わらせました。

昨夜から今朝にかけて今夜の宿泊施設を探すも、京都は予想通りですが、驚くべきことに 大阪市内も 全て 満室🈵 先週の神戸の温泉の健康ランドとも考えたのですが 明日、できる限り18切符で帰ることを優先に考えれば 西への移動はリスクが大きいので、思いきって名古屋を検索。すると 温泉大浴場つきの いつものホテルが取れました。
と いうことで、京都からゆっくり移動して、今夜は温泉気分の名古屋泊になりました🙆

写真は
・峰玉亭、作者不詳の絵画、天井つき
・しょうざん、酒樽茶室
・角屋、松の間のし作者不詳の障壁画