フェスタサマーミューザ:読売日本交響楽団 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

今日は午前中で仕事を終えて、川崎へ󾟟
ラゾーナには ぴょんびょん舎が入っているので 1年ぶりに盛岡冷麺を食べに行くと、メニューに じゃじゃ麺がある󾆐価格が許されない範囲だったのですが、チータンもつくので、お試しってことで󾥫
フードコートの中って場所柄 テーブルで調味料を加えることもなかなかできず、自分好みにまで到達させられなかったのが 残念。お昼の時間帯を外せば もう少し注文ができたのかな?
川崎でじゃじゃができることがわ嬉しかったのですが、1000円󾫴はやっぱり無理かも󾍁じゃじゃは庶民のお昼なんだから。この数年、白龍はじめ盛岡をご無沙汰していますが、ブームで価格上昇になっているのか ちょっぴり不安。白龍もカワトクの地下はちょっぴり高い価格設定だったし…

そしてお腹を満たして向かったのは
フェスタサマーミューザ󾔗
今日は読売日本交響楽団
『燃える!夏のチャイコフスキー』
と 題されたコンサート
15:00開演のお昼の音楽会


その前に、今日はゲネプロ非公開でしたがプレコンサートが14:20から舞台であり
①ラヴェル:「クープランの墓」(木管五重奏版)より
②モーツァルト:ディヴェルディメント K.136 から第1、3楽章
管楽器と弦楽器のアンサンブル。

前座はクールダウン的なことと構えていた私に 強烈パンチ󾮖
弦楽のモーツァルト、3-3-2-2-1でヴィオラまでは立ったまま演奏したのですが、そのしなやかさにメロメロ󾬐
フレーズひとつひとつにフワリとした柔らかさが漂い、フレーズの最後を軽く整えていく。このままこのアンサンブルを聴いていたい、って思いました。
アンサンブルを率いたのは コンミスの日下さん。私が定期会員で聴いていた頃(80~90年あたり)とは雲泥の差を感じました。

さて本プログラムは
指揮:ダレル・アン
ヴァイオリン:松山 冴花

もちろん私のお目当ては ヴァイオリンの松山さん。久しぶりの実演󾌵それも協奏曲だからなおさら。
で、座席がオケの真後ろの真ん中の2列目。松山さん目的でこの席は ちょっと、というよりは 大きなミス󾍁チケットを一気に複数公演取ったので、ヴァイオリンなら後ろでも大丈夫、って 曲で判断してしまった。失敗󾌥

タイトル通りのオール・チャイコフスキー・プログラム󾕆
まず最初は

🎵チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」より ワルツ

シンガポール出身の若手指揮者。
良くも悪くもきっちりと枠を固めていく感じの第一印象。
そして旋律を長く長くレガートに。
ちょっぴり金管強めは座席のせいがかなり影響。
1曲だけなんて、ちょっぴり消化不良󾌽

続いて

🎵チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 

松山さんの熱い演奏。第3楽章もテンポを煽るとかは一切なく、落ち着いた中に熱いものがフツフツと来る感じ。ヴァイオリンの低い弦の潤いと弾力ある音がチャイコフスキーにピッタリ。
1つ1つの音を丁寧に奏でていきました。
後ろの席でも十分に満足しちゃいました。
松山さんの協奏曲は10月のせんくらで もう1回聴けそうです󾌵

最後に

🎵チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」


こちらも楷書的な演奏。弱音を追求することなく、ppのところでも しっかりとした音を作っていました。テンポも最低限の変化しか求めない姿勢でした。
また、金管を強奏させることもなく、弦楽器を朗々と鳴らしていきました。
そう書いていくと あっさり系かと思われそうですが、最終的な感想は、なぜか熱い演奏を聴いた感じがしました。

最後、pで終わったあと 拍手は指揮者が完全に脱力するまで、15秒くらいの余韻を待つことができました。音楽会初心者も多かったようでしたが 聴衆のマナーは熟達者なみでした。


この演奏会、今日の席は2000円。絶対にお得なのですが、平日のマチネのためか 入りが7割はちょっぴり残念でした。