ラゾーナには ぴょんびょん舎が入っているので 1年ぶりに盛岡冷麺を食べに行くと、メニューに じゃじゃ麺がある価格が許されない範囲だったのですが、チータンもつくので、お試しってことで
フードコートの中って場所柄 テーブルで調味料を加えることもなかなかできず、自分好みにまで到達させられなかったのが 残念。お昼の時間帯を外せば もう少し注文ができたのかな?
川崎でじゃじゃができることがわ嬉しかったのですが、1000円はやっぱり無理かもじゃじゃは庶民のお昼なんだから。この数年、白龍はじめ盛岡をご無沙汰していますが、ブームで価格上昇になっているのか ちょっぴり不安。白龍もカワトクの地下はちょっぴり高い価格設定だったし…
そしてお腹を満たして向かったのは
フェスタサマーミューザ
今日は読売日本交響楽団
『燃える!夏のチャイコフスキー』
と 題されたコンサート
15:00開演のお昼の音楽会
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240614/08/repun-berg/8e/d1/j/o0810108015451257619.jpg?caw=800)
①ラヴェル:「クープランの墓」(木管五重奏版)より
②モーツァルト:ディヴェルディメント K.136 から第1、3楽章
管楽器と弦楽器のアンサンブル。
前座はクールダウン的なことと構えていた私に 強烈パンチ
弦楽のモーツァルト、3-3-2-2-1でヴィオラまでは立ったまま演奏したのですが、そのしなやかさにメロメロ
フレーズひとつひとつにフワリとした柔らかさが漂い、フレーズの最後を軽く整えていく。このままこのアンサンブルを聴いていたい、って思いました。
アンサンブルを率いたのは コンミスの日下さん。私が定期会員で聴いていた頃(80~90年あたり)とは雲泥の差を感じました。
さて本プログラムは
指揮:ダレル・アン
ヴァイオリン:松山 冴花
もちろん私のお目当ては ヴァイオリンの松山さん。久しぶりの実演それも協奏曲だからなおさら。
で、座席がオケの真後ろの真ん中の2列目。松山さん目的でこの席は ちょっと、というよりは 大きなミスチケットを一気に複数公演取ったので、ヴァイオリンなら後ろでも大丈夫、って 曲で判断してしまった。失敗
タイトル通りのオール・チャイコフスキー・プログラム
まず最初は
🎵チャイコフスキー:バレエ音楽「眠りの森の美女」より ワルツ
シンガポール出身の若手指揮者。良くも悪くもきっちりと枠を固めていく感じの第一印象。
そして旋律を長く長くレガートに。
ちょっぴり金管強めは座席のせいがかなり影響。
1曲だけなんて、ちょっぴり消化不良
続いて
🎵チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
松山さんの熱い演奏。第3楽章もテンポを煽るとかは一切なく、落ち着いた中に熱いものがフツフツと来る感じ。ヴァイオリンの低い弦の潤いと弾力ある音がチャイコフスキーにピッタリ。1つ1つの音を丁寧に奏でていきました。
後ろの席でも十分に満足しちゃいました。
松山さんの協奏曲は10月のせんくらで もう1回聴けそうです
最後に
🎵チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
こちらも楷書的な演奏。弱音を追求することなく、ppのところでも しっかりとした音を作っていました。テンポも最低限の変化しか求めない姿勢でした。
また、金管を強奏させることもなく、弦楽器を朗々と鳴らしていきました。
そう書いていくと あっさり系かと思われそうですが、最終的な感想は、なぜか熱い演奏を聴いた感じがしました。
最後、pで終わったあと 拍手は指揮者が完全に脱力するまで、15秒くらいの余韻を待つことができました。音楽会初心者も多かったようでしたが 聴衆のマナーは熟達者なみでした。
この演奏会、今日の席は2000円。絶対にお得なのですが、平日のマチネのためか 入りが7割はちょっぴり残念でした。