~コンセプト~
世の誰しもが当たり前のように使い、すぐ捨てられがちなパッケージ(紙箱)。
実は、簡単に作られているようで、消費者にはほぼ気付かれる事のない沢山の苦労があるのです…。
このような「細かすぎて伝わらない」情報を通じて、製造準備にかかった”お宝”を有効活用するサービスの重要性を感じて頂ければと思っています!
〜第3回目は「紙厚」かみあつです〜
読んで字のごとく紙の厚さです。
紙の中でも箱に使われる紙は厚手です。また、100分の1ミリ単位で様々な種類の紙が世界中にあるんですよ。
箱はそもそも商品を無事に消費者の手に送り届けるための目的がありますので、強度が必要となるので厚紙になるわけですが、その紙に含まれる材料の量などによってコストが決まるので、メーカーは強度に耐えうる低コストの紙を選ぶんです。
そこで紙厚の話ですが、みなさん、縦横高さが10センチの箱を描いてみてください!
簡単に描くとこんな感じのを広げた感じになりますよね。
でしたら、お手元に厚手の紙があればカッターで切って作ってみてください!
え?やりませんかね笑
作れば分かるのですが、10センチ四方で形を作ると、折りたたんだり組み立てたりした時に…どうなりますか?
そうです!重なってしまって箱が閉じないんですよ!
それに糊しろのところは紙が完全に重なるので真四角にならない!!
じゃあ、縦横高さが10センチの箱を作るならばどうすればいいのか!?
答えは、ところどころ重なり部分を紙の厚さ分小さくすること。厳密に言えば多くは紙の厚さの半分くらいなんですが。
そうすれば隙間なくぴったりです。
例えば、紙の厚さが0.5ミリですと、0.25ミリ重なり部分に対して小さくするとか。
0.25ミリですよ!1ミリの4分の1ですよ笑
下の写真のように少しずつ展開図を変えるんです。
めちゃくちゃ細かいでしょ!?
他にもデザイン性を重視するなどで選択した紙の性質によっては展開図を細かく仕様変更したりしなければいけなかったり、結構神経使うんですよ、この作業。
グラフィックデザインでアッと驚くものも沢山ありますが、私は展開図を作る構造デザインにアッと驚く事が多いんです!
変でしょ!?笑












