頭と骨盤が10㎝ズレてる? | レオン治療院のマニアックブログ

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風が冷たいですね

土曜日に向けてどんどん寒くなるのか

真冬って感じになってきましたね







今回のブログは
頭と骨盤が10㎝ズレてる?


以前に腰部脊柱管狭窄症で手術された患者さんからこんなご相談をいただきました

全身のレントゲンを撮影したら頭と骨盤が10㎝ズレてると言われたのですがどういうことだか解りにくかったんです。


詳しく知りたいので教えてください。


という内容です


まずはアライメント評価から

骨盤
左側方移動+後傾

肩甲骨
右挙上+上方回旋

左下制+下方回旋


左膝関節屈曲拘縮


というアライメントなのですが説明だけでは難しいので画像が↓

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解りやすいように偏位を大きくしていますが、こういったアライメントです

写真の白い線は鉛直線になっていて身体の正中線上にあればアライメント良好となるようになっています


写真では骨盤の左側方移動と肩甲骨の偏位により正中線がかなりズレていますね

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骨盤と脊柱はこのようにS字を描いているので腰椎の5番目と頚椎の1番目では10㎝正中線から偏位しているということになります


骨盤から腰椎とS字になる胸腰椎・上位胸椎では椎間にかかる負担も大きいです


頭は5~6㎏あるので本来脊椎で支えられ、残りを筋肉で支えるのですが、正中線から偏位してしまうと筋肉で支える負担が大きくなってしまいます


腰椎も同様に体幹の右側屈が常に生じているので右と左では筋肉の負担が違っています


これに手術された腰椎の4・5番を考慮すると腰椎3・4番の負担が多くなり、腰椎1番では偏位が大きくなるため左の椎間板への圧縮力が高くなってしまいます


手術される前からこのアライメントならば狭窄の原因にもなっていたかもしれません

推測でしかありませんが、もしそうであれば身体を真っ直ぐにするためのエクササイズが最初は効きにくいかもしれません

長期間伸張されていた筋肉は低下してしまうので真っ直ぐで支えられるようにかなり頑張らないと


それと腰椎の手術では固定させれているのでどれだけ可動性があるのかも重要です

可動性が悪くとも痛みが生じないように注意しながら少しずつ連動して動くように考慮します


腰椎からのアプローチや胸椎からのアプローチで筋力差を戻していければ10㎝のズレを戻していけると思います


現在でも身体の負担は大きいのでエクササイズもキツイかもしれませんが真っ直ぐに戻せるように頑張っていきましょう




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