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BLACK-SKY

ひとりごととか、小説だとか。

取るに足らない言葉たちの遊戯会。






僕らの傍らをそっと吹き抜けていった風は、微かに秋の香りを乗せていた。



あんなにも待ち侘びた季節だというのに、夏とはこうまで儚いものか。



間もなく夏休みも終わり、そうすれば、彼女と過ごす最後の夏も終わりを告げる。





「夏ってさぁ」


胸まで伸ばした髪を南風になびかせ、彼女は朗らかに言った。

陽光に透け、その髪はもはや栗色にしか見えない。




「うん」


「もうちょっと待ってくれてもいいのに。って、思う時ない?」


彼女は向日葵か花火でも咲くように、ぱっと笑う。




「うん」



今、そう思ってるところ。



……とは言えずに、僕は目を伏せた。






今や秋色に染まりゆく、僅かに冷たさを孕んだ風が、そっと僕らを追い越していった。














*☆*:;;;:*☆*:;;;:゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*☆*:;;;:*☆*:;;;:



創作意欲を持て余したので

何だかよく分かんないショートショートを書いてみました←



イメージ的には「100%」のパクリ?



女の子が夏休み明けにでも引っ越すのかな。自分でもわかりませんが((オイ



まぁ、ただ夏って儚いねうん、てことを書きたかっただけです。


そんな深い意味はありません。




暇潰しに巻き込んでしまって申し訳ない←









はぁーーやっと終わった o(・_・= ・_・)o




というのが正直な感想です←






慣れない恋愛モノを書くのはむつかしい (´・ω・`)



何だろう、こういうのって恥ずかしいな←





終章辺りでちょっと支離滅裂になったかもしれませんが、



取りあえず最後の一文で何を言わんとしてるか・・・

伝わったかな~? (´・ω・`)




今回は

「物語の中で明確な答えは出ないけど、絶対的なハッピーエンド」


を描きたくて。




伝わったかな~? (´・ω・`)←




敢えて解説はしませんが

分からなかったらバシバシ突っ込んでくださいませ ゚・゚*・(゚O゚(☆○=(`◇´*)o




個人的には柚季がお気に入りです←






コメよろ!




んじゃっノシ












時が止まったような気がした。




先程までは状況を把握し切れていなかったらしい純乃も今はもう、

あの頃の名残を濃く残した顔に困惑の表情を宿していた。



「誰だよ、こいつ」


純乃の隣で、制服を着崩した金髪ピアスの男が僕に一瞥をくれた。



「純乃、だよね」


ゲームセンターの喧騒に負けないように、僕は声を張り上げる。






だがその声も、耳には届いているのだろうが、純乃の心に響くには不十分だった模様。


純乃はきつく口を閉ざし、ゆるゆると首を振るばかりだ。







「ねえ、突然会いに来てごめん」



純乃が円らな瞳で僕を見上げた。


そんなことどうでもいいけど。でも、何で蓮都がいるの?


そう瞳は語っていた。





「急に会いたくなっただけだから。手紙も年賀状も届かなくなって、それで」


そんなの理由になってないでしょ。





「……本当はただ、決着がつけたかった」


何の。





「百パーセントの」


え?





「好きだった。ずっと」


今度は読み取れなかった。


でも、純乃の瞳が微かに揺らいだのは見て取れた。






「何言ってんだよてめえ。純乃、こいつ誰だよ」


金髪の彼氏が食って掛かった。



純乃が僕の方を虚ろに見ながら、何か呟いた。


金髪が安心したように頷いた所を見ると僕は、

昔近所に住んでた子、とでも紹介されたのだろう。




それもそうだ。


僕は今も昔も、単なる知り合いでしか、単なる年下の男の子でしか、ない。






「ご近所さんが今更何の用だよ、あ?」


金髪が凄む。




それにも構わずに、僕は声を張り上げ続けた。


「ごめん。それだけ言いに来た」


それだけ?







「……蓮都」


もういいよ、というように、柚季が僕の名を呼ぶ。



「……うん」


でも、最後に、一つだけ。



僕は柚季と選んだネックレスが入った袋を純乃へ放り投げた。

涙型にカットされたオレンジの石がトップで輝くネックレス。




袋は弧を描き、差し出した純乃の掌に吸い込まれるように着地する。












純乃が最後に僕に向けた悲しげな視線は、

何を伝えようとしたものなのかはわからない。



純乃が最後に開きかけた唇は

何を語ろうとしたのか、今となってはもう確かめようもない。



ただ、これだけは確かだった。



あの日始まった僕の百パーセントの夏が、ようやく今、終わったのだ。





















「もう、日暮れちゃったよ」


あの日の純乃と同じように、オレンジジュースの缶を傾けながら、柚季は呟いた。



「うん」


僕らは淡い光の中にいて、同じ時を共有していた。



「……いいの?」


「うん?」


「あれで」


「ああ」


僕は缶に口をつけ、やけに枯渇した喉を潤す。



「あれでいいんだ」


「答えも聞いてないのに?」


「うん」


「よく割り切れるな」


そう言って柚季は心から憤慨するようにふんと鼻を鳴らした。



「当人がいいと言ってるんだからいいんだ」


「へぇ?」





甘美なだけの思い出で終わらなくてもいい。



甘くて酸っぱくて、それで百パーセントなのだから。






「……けどやっぱ、あたしには理解不能」


「いいよ、そのうち分かる」


僕は笑いながらもう一口ジュースを飲んだ。








あの時は酸っぱくて尻込みしたジュースも、今飲めばなんてこともない。


それだけ時が経ったということなのだろう。



その間に僕は百パーセントの初恋をようやく終結させた。



これであの日のまま止まっていた僕の夏も、もう一度動き出すことができる。




新たな一歩を踏み出すことを恐れることはない。



結果はどうあれ、それが百パーセントであることに変わりはないのだから。








だから。




だから僕は精一杯、甘酸っぱい今日を生きよう。












「――柚季」






「ん?」







――新たな百パーセントの夏が今、確実に始まろうとしている。












                                      




















「ねぇ、本当にこのへんでいいの?」


柚季が心配そうにそう呟くのも無理はない。



三十分で着くはずだと踏んでいたのだが、僕の予想はどうやら甘かったようだ。


現在十七時。このままで、果たして純乃に会えるのだろうか。




「確か、このへんのはずなんだけどな」


幾度も眺めた年賀状に新たな何かを見つけるように、僕はなおも食い入るようにそれを見つめる。



「年賀状だけが手がかりってユルすぎ。やっぱ作戦とか練らなきゃねっ」


「作戦?」


「十八歳、青春真っ盛りの女子が、五時なんかに家で大人しく勉強してると思う?」















確かに十八歳の女子が家に大人しく籠もっているとも思わないが、

だからと言って、ゲームセンターというのはどうなのだ。


そう言うにも言えず、僕はただ、異様にはしゃぎ回る柚季に圧倒されるばかりだった。



「あっねぇ見てこのマスコット可愛い! あっ、知ってるこのプリクラ? つけまもらえるのっ」


「つけまなんてどこで付けんだよ! それよりほら、例の」



僕はそれとなく煽ってみたが、もはや柚季の脳内はプリクラで占められてしまっている様子。






やがてとうとうプリクラに僕を引きずり込もうとし始めた柚季に、僕は諭してみた。


「目的間違えてないか? なぁ」


「ちぇ」


「ちぇ、って」


「年代的に言えば、あの辺? あの人とか、それっぽくない?」


「それっぽくないって、おいおい」



柚季が示す高校生カップルを見やって、僕は内心溜め息を吐いた。



あんな金髪でピアスした奴と、純乃が一緒にいる訳ないじゃないか。






確かに純乃はオレンジが好きでその子もオレンジのアクセに身を固めているけれど、


マスコットもシュシュも全部オレンジで統一されているけれど、


確かに華奢で顔も小さくて白い歯並びを見せつけるように笑っているけれど、



そしてほら、茶に染めたベリーショートはどうしようもなく癖っ毛だけれど――
















――って、













え?













「純乃……?」










呼びかけるように発したその声に、茶髪の彼女はごく自然に振り向いた。





何、蓮都? 



純乃じゃないでしょ。お姉さんでしょ。






そんな声が聞こえてくるようだった。





















゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆




次回最終回です!



コメよろです ( ・(ェ)・)/









雨だなぁ (´・ω・`)




ストレイヤーズ買いに行こうと思ってたのになう←








案の定昨夜は勉強が全くもって出来ませんでしたw



at Home一番好きかも! 



表現技法ではMOMENTが一番だけど、ストーリーでは断然at Home目




何かもう夏休み本多漬けだ←



勉強もしねぇとなぁー ( ´(ェ)`)あぅあぅあぅ